株主・投資家向け情報

平成25年3月期 第3四半期累計期間の連結業績
及び 通期の連結業績予想の説明
1.第3四半期累計期間(2012年4月〜2012年12月)の連結業績の説明(前年同期比較)
当第3四半期累計期間の連結損益計算書について
  前第3四半期
連結累計期間
当第3四半期
連結累計期間
増減率
売上高 5,561億円 5,430億円 (△2.4%)
売上総利益 1,311億円 1,272億円 (△2.9%)
(売上総利益率) (23.6%) (23.4%)  
営業利益 △164億円 △58億円 ( - )
(営業利益率) (△3.0%) (△1.1%)  
経常利益 △660億円 227億円 ( - )
(経常利益率) (△11.9%) (4.2%)  
四半期純利益 △483億円 145億円 ( - )
(四半期純利益率) (△8.7%) (2.7%)  
 
(売上高の主な減少理由)
 売上高の減少は、当期は新たに『Wii U』を発売し、『ニンテンドー3DS』も販売数量を伸ばしたものの、『Wii』と『ニンテンドーDS』の販売数量の減少が大きく、全体の売上高が減少したことによります。また、外貨建売上高を円に換算する場合に使用する当期の期中平均為替レートが前年同期と比較して、ドルは若干の円安となりましたが、ユーロが前期の110円64銭から当期は102円17銭と、8円強の円高となったことなどの影響もありました。
 
(売上総利益率の説明)
 前年同期は『ニンテンドー3DS』ハードウェアなどの値下げや在庫補償等の影響で売上総利益率が大幅に悪化していましたが、当期は『ニンテンドー3DS』ハードウェアの製造原価が下がってきていることで利益率が改善した一方、当期に発売した『Wii U』ハードウェアが逆ざやでの販売となっているために利益率を押し下げた結果、売上総利益率は前年同期とほぼ横ばいの23.4%となりました。
 
(営業損失の理由)
 販管費及び一般管理費が前年同期と比較して減少したものの、売上総利益を上回ったことで、前年同期に引き続き営業損失となりました。
 
(経常利益の理由)
 主に為替相場が当第3四半期末に円安となった影響により発生した為替差益222億円が、営業損失を上回ったことによります。
 
2.平成25年3月期 通期の連結業績予想の修正
 年末商戦の販売動向およびその後の状況を踏まえて、予想販売数量や前提為替レートを見直した結果、平成25年3月期 通期の連結業績予想は、2012年10月24日に開示しました「平成25年3月期 第2四半期決算短信」において発表した業績予想から以下の通り変更いたしました。
通期
  2012/10/24
修正発表
2013/1/30
修正発表
売上高 8,100億円 6,700億円
営業利益 200億円 △200億円
経常利益 100億円 200億円
当期純利益 60億円 140億円

 期末の前提為替レートは、1USドルは80円から90円、1ユーロは100円から120円に変更いたしました。
 
通期の連結販売数量予想
  2012/10/24
修正発表
2013/1/30
修正発表
ニンテンドーDS ハードウェア 250万台 230万台
ニンテンドーDS ソフトウェア 3,700万本 3,300万本
ニンテンドー3DS ハードウェア 1,750万台 1,500万台
ニンテンドー3DS ソフトウェア 7,000万本 5,000万本
Wii ハードウェア 500万台 400万台
Wii ソフトウェア 5,050万本 5,000万本
Wii U ハードウェア 550万台 400万台
Wii U ソフトウェア 2,400万本 1,600万本

※上記予想については「平成25年3月期 第3四半期決算短信」 最終ページもご参照下さい。
 
 年間配当金の予想額に関しては、期初に発表しましたとおり、当期は利益水準にかかわらず、1株当たり年間100円を下限といたします。
 

 当期の業績は、引き続き厳しい結果となる見通しではございますが、来期に向けて数多くの魅力あるゲームソフトを継続して提供する準備を進めておりますので、『Wii U』と『ニンテンドー3DS』の2つのプラットフォームの普及を加速させることで業績の回復に努めてまいります。

当該説明に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。現実の結果(実際の業績及び配当予想額を含みますが、これに限られません。)は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おきくださいますようお願いいたします。




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