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●●●ところで、監督はミュージカルもお好きで、個人的にブロードウェイにも通われているそうですね。
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吉川 アニメーションは非常に広い大衆芸能の一部です。ディズニーなどは、アニメーションと実写の区別をあまりしませんよね。アニメーションがハリウッドの大きな要素として、完全に組みこまれているんです。しかも、最近はディズニー作品がブロードウェイに進出して大成功をしているわけですよ。もともと、アニメとブロードウェイは縁が深いんです。90年代に『リトルマーメイド』以下、ディズニー長編の名曲を多く作ったアラン・メンケンという作曲家は、本来ミュージカルを手がけていた人なんですね。その人を呼んできて、映画を作っているんです。実際に、アニメの中でミュージカルのシーンがありますよね? あれをやるのが、夢なんですよ。
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●●●カービィのアニメにもミュージカルが出てくることもあるかもしれませんね。
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吉川 一度やってみたいねと言っているんです。でも、大変ですよ。音楽に全部動きをあわせなくてはいけないでしょう? 振り付け師は必要ですしね。かなりお金がかかってしまうと思うんですが(笑)。
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●●●ブロードウェイに興味を持ったきっかけは、やはりアニメに役立てようと思われたからなんですか。
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吉川 ミュージカルが好きなのも、オペラが好きなのも、根っこはアニメですね。アニメがおもしろいのは、ハリウッドなんですよ。日本で実写をやろうとすると、昔は「飯モノ、刑事モノ、捕物」といって、本当に限定されたジャンルしか作れなかったんです。でも、アニメにはフランス革命はあるわ、宇宙はあるわ、なんでもありですよね。ジャンルの垣根がメチャメチャに広いんですよ。僕は何度か「実写の脚本も書かないか?」と言われたけれど、全然やる気がないんです。日本でやるんだったら、アニメのほうがおもしろいですよ。
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●●●そうやってアニメにこだわってきた吉川監督にとって、アニメの一番の魅力はなんでしょうか。
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吉川 いい意味での現実逃避じゃないでしょうか。悪いことではないですよね。上質なエンタテインメントは本当にスカッとするし、「いい酒を飲んだなあ」みたいな気持ちになれますよね。
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●●●最後に、これからカービィのアニメを見るファンのかたにひとことお願いします。
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| 吉川 ありきたりですけど、「愛してください」ということですね。 |
 
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●●●今日はお忙しい中、どうもありがとうございました。
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