N.O.M Nintendo Online Magazine  No.129 April 2009
『きみとぼくと立体。』開発スタッフインタビュー
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『Dの食卓』や『エネミー・ゼロ』などを生み出したゲームクリエイター・飯野賢治さんの新作『きみとぼくと立体。』がWiiウェアで登場! 飯野さんご本人に“ゲーム”の魅力をじっくりと語っていただきました。
株式会社フロムイエロートゥオレンジ 企画・ディレクション・サウンド  飯野 賢治さん 任天堂株式会社 プロデューサー  佐藤 浩
未来のおもちゃ きみとぼくと立体の関係 意外にしっかりしたディレクション 最後に 番外編 マジックとゲームの魅力
マジックとゲームの魅力
佐藤 定例ミーティングの帰りの電車の中で、いつも飯野さんと一緒になるんですが、そのときに話すネタを探すことに1週間頑張っていた時期があるんですよ。そんな頃、デビッド・カッパーフィールドのショーを観に行ったことがあるんです、本当にたまたまなんですが、カッパーフィールドが投げたフライングディスクが私に向かって飛んできてステージに上がったんです。これで良いネタができたと思っていたら、飯野さんもそのすぐあとのショーを観に行かれていたらしくて、息子さんがステージに上がったと聞いて悔しい思いをしました(笑)。
飯野 子供を指名して手伝わせるというマジックで、僕の息子がカッパーフィールドから指名を受けたんです。あんなに自分の子供を心配したのは初めてですよ。「うちの子、消されるのかな?」と思いながら見ていました(笑)。
── 息子さんはその後どうなったんですか?
飯野 ある物を見張る係で、重要な役ではあったんですけが、マジックには絡まなかったんです。いろいろあるかと期待していたので残念でした。
── 本当にマジックがお好きなんですね。
飯野 特にカッパーフィールドの公演は毎回観に行って、最後は感動して涙を流すくらい大好きなんですが、観客全員を笑顔にしたり、驚かせたりと、本当にすごい仕事だと思います。映画とは違ってインタラクティブな参加性がありますしね。しかも、演出がうまいので「お前が来い」といつか呼ばれるかもしれないという、ちょっとした緊張感があるんです。僕もゲームクリエイターとして、あれ以上の笑いや驚き、ドキドキする感じを作っていきたいと思うんですよね。ゲームそのものだけでなく、そのゲームを知ったり、買うまでのプロセスや、友達の家に遊びに行ったりなどの、喜びや驚きも大事にして、ゲームを作りたいと思っています。
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N.O.M 2009年4月号