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『ゼルダの伝説』のニュースや制作秘話をお届けします。

6.29

ムジュラの仮面

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド ゼルダの伝説    ブレス オブ ザ ワイルド

こんにちは。プロデューサーの青沼です。
いよいよ配信を明日に控えた追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」、装備紹介のラストは「ムジュラの仮面」です。

ニンテンドウ64で発売されニンテンドー3DSでリメイクされた『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』。タイトルにもなっている大きな呪いを持った恐ろしい仮面です。

ゼルダシリーズにゆかりのある装備を、という話になった時、真っ先に「ムジュラの仮面を入れてほしい」とスタッフにお願いしたのは私です。
「試練の覇者」で装備すると「ボコブリンやモリブリン、スタル系のザコ敵などがリンクを仲間だと思って攻撃してこなくなる」という効果があります(キルトンから「営業妨害だ!」って怒られそうですが……)。敵と戦うのが苦手な人は、是非、試してほしいですね。

仮面のデザインはオリジナルを忠実に再現していますが、その大きさなどは、スタルキッドのイメージをリンクに重ね合わせて、何度も変更してもらいました。夜になると……その不気味さが際立ちます。でも、月が落ちてきたりはしませんので、ご安心を。

さぁ、配信日である明日は追加コンテンツのディレクション担当・冨永が更新します。

青沼 英二

『ゼルダの伝説』シリーズプロデューサー

6.28

チンクルの装備

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サヴァーク! ゲームデザイン担当の白川です。
今作では主に、NPC やフィールドのイベント設計を担当しました。

本日は、追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」の宝探しで見つける「チンクルの装備」についてです。

チンクルはニンテンドウ64『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』を皮切りにさまざまなタイトルに登場し、主役のゲームも発売されるほどの人気(?)キャラクターに成長しました。こんなページもあったんですよ(パソコンからの閲覧推奨です)。

チンクルを初めて見た時、衝撃が走ったのを覚えています。「なんて気持ち悪いキャラなんだろう……でも……なんて愛らしいのだろう……」とその時ふと思いました。そういえば恋愛って「嫌い」が「好き」になることはあるけど、「どうでもいい人」は「好き」にも「嫌い」にもならないなと……

チンクルを嫌いという人もいると思いますが、嫌われているということはつまり、とても「意識されている存在」ということです。これは「化ける存在」になるのではないか……ということで、チンクルが主役のタイトルを作ることになりました。
どうせやるなら、メインをはる任天堂キャラクターでは絶対できない言動やゲーム性を入れよう! ということで、さまざまな挑戦を試みたためにいろいろと……本当に……大変でした……。しかしその結果、リンクがチンクルの姿になるまでに出世(?)することになり、とても誇らしく思っています!
「試練の覇者」で見つかるチンクル装備をフルで着用すると、「夜間スピードアップ」の効果があります。ぜひ夜のハイラルを駆け回ってください。

明日はシリーズプロデューサーの青沼から「ムジュラの仮面」についてです!

白川 真理

ゲームデザイン

6.27

ミドナの冠

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アートディレクターの滝澤です。こんにちは。
追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」では、宝探しで見つける装備として「ミドナの冠」が手に入ります。

ミドナはWii/GC『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』でリンクのパートナーとして活躍します。Wii UでのHDリメイクと同時に発売されたamiibo「ウルフリンク」の背中にも、いかにも彼女らしいポーズでちょこ~んとのっかっています。

常にリンクと一緒に行動し、二人三脚で戦うバディキャラクターはゼルダ史上で初めての挑戦でした。デザインコンペでの膨大なアイデア出しから始まり、フォルムや表情、アクションや演技など試行錯誤を繰り返した思い出深いキャラクターです。開発初期のプロトタイプでは、仮のミドナとして『風のタクト』のキャラクター「テトラ」を乗せたウルフリンクがハイラルの世界を走りまわったりもしていました。

『トワイライトプリンセス』の前に構想されていた「幻」の企画で登場する予定だった「小鬼」というキャラの設定を、ミドナは色濃く引き継いでいます。当時のメモを見ると「モンスターだが子供のような外見」「敵か味方かわからない」「何を考えているかわからない」「ときに傍若無人、ときにかわいらしい素朴さ」といった、まさにミドナの特徴ともいえる設定がメモ書きされています。そのため、初期のアイデアスケッチはデザイン的にもこの小鬼が強く意識されていました。

さて、「ミドナの冠」は異世界の王族に伝わる強大な魔力を持つ呪具でしたが、『ブレス オブ ザ ワイルド』の世界で装備すると「古代兵器耐性アップ」が付加されます。貴重な対ガーディアン装備の選択肢が増えますのでぜひ活用してください。ウルフリンクとあわせて冒険するのもオススメです!

      

明日は妖精になりたかった男(35歳)の装備についてゲームデザイン担当の白川から、熱く? お届けします。

滝澤 智

アートディレクター

6.26

ファントムの装備

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アシスタントディレクターの岩本です。こんにちは。
追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」では「ファントムの装備」が手に入ります。

ファントムはニンテンドーDSで発売された『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計(2007年)』や『ゼルダの伝説 大地の汽笛(2009年)』に登場する、正面からはどんな攻撃も通用しない、強固な鋼の鎧を身にまとった騎士です。

夢幻の砂時計』は「ペンアクションアドベンチャー」というジャンルで、タッチペンをなぞるように動かしてリンクを操作するのが特徴です。このゲームの開発当初に「倒すことができない敵を作って、ダンジョン内を逃げ隠れする鬼ごっこのような遊びをしたい!」という話をしていて、そこからファントムが生まれました。 攻撃も通用せず、攻撃されれば一撃で倒されてしまうので、見つからないよう、ときには仕掛けを利用して、隠れながらダンジョンの奥深くを目指す。そんな遊びの中でファントムは登場します。こう書いてみると、今作に出てくるガーディアンとどことなく通じるものがありますね。

そして『大地の汽笛』でも再び……。今度は魂となったゼルダ姫がファントムに憑依することによって、リンクとファントムが協力してダンジョンの謎を解いていきます。いかつい形相のファントムがお姫様らしい振る舞いをするのも、ちょっとした見所です。

今作のリンクはそんなファントムの装備を着用できるようになります。ゼルダ姫が憑依したデザインですので、女性らしい色味です。この装備には「攻撃力アップ」の効果があるので敵の攻略に役立つはずです! 楽しみにしていてください。 明日はアートディレクターの滝澤から「ミドナの冠」についてです!

岩本 大貴

アシスタントディレクター

6.25

コログのお面

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こんにちは。ディレクターの藤林です。
本日から6月30日(金)の配信まで毎日、追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」に含まれる「宝探しで見つける装備」など、その内容にちなんだBLOGを更新していこうと思います。
初回の今日は「コログのお面」を紹介します。

モチーフとなっているコログ族が登場する『風のタクト』は、ゲームキューブで2002年に発売され、2013年にはWii UでHD版としてリメイクされました。

今作でもハイラルの大地のさまざまなところに隠れています。コログのお面は、この「隠れコログ」に深く関係する装備なんです。

広いハイラルの大地には怪しい地形が山ほどありましたので、開発中「そこに何かをセットしておいて、発見するとうれしいよね。」というのが始まりで、最初は実験的に適当な石のオブジェを使っていたんです。

※この石のオブジェ、元ネタは何かわかりますか? 答えは末尾に。

開発が進んでいくうち、やはり石だと無機質で、ただ見つけるだけなのは面白みに欠けたので、「何か小さな生き物が隠れているのを見つけるのはどうだろう?」と、それまでコログの森にだけ生息していた彼らは、ハイラル各地にいろんな形で隠れることになりました。 さて、今回手に入るコログのお面に話を戻しますが、ただ被ってコログ族の気分を味わえるだけではありません。なんと、着用すると隠れているコログの近くを通った際、揺れて教えてくれる機能を持っているのです! 大勢のコログたちの発見にとても役立つと思いますので、是非活用してもらえるとうれしいです。

※石のオブジェの正体は「Wii『スカイウォードソード』でマスターソードが刺さっていた台」でした。

藤林 秀麿

ディレクター