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『ゼルダの伝説』のニュースや制作秘話をお届けします。

7.28

Japan Expo!

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド ゼルダの伝説    ブレス オブ ザ ワイルド

こんにちは。プロデューサーの青沼英二です。
7月上旬、フランスのパリで開催されたJapan Expoに参加し、「ゼルダの伝説シリーズのアート」についてステージイベントを行いました。

今回はその中で公開した、今冬配信予定の追加コンテンツ第2弾「英傑たちの詩(バラッド)」の新情報をご紹介します。

まずは、開発中のムービーシーンの一部。
ゼルダ姫でプレイできるのかな? と思っちゃう人もいるかもしれませんが、主人公はあくまでもリンクです。

そして、装備品として、『風のタクト』に登場した「エビのTシャツ」を配信します。
当日は私も着てステージに立たせてもらいました(笑)。

この他にもゼルダシリーズゆかりの装備品が追加されるので、どうぞご期待ください。

任天堂フランスから、このJapan Expoのステージイベントの映像が公開されています。今まで公開されたことのなかった開発段階のラフスケッチも紹介されているので、興味のある方はご覧ください。

ちなみに、Japan Expo用にイラストを描きおろしました。フランスにちなんだものもありますね。

青沼 英二

『ゼルダの伝説』シリーズプロデューサー

6.30

「試練の覇者」
本日配信開始!

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド ゼルダの伝説    ブレス オブ ザ ワイルド

こんにちは。ゲームデザイン担当の冨永です。追加コンテンツ「エキスパンション・パス」ではディレクターを務めています。

いよいよ本日、追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」が配信開始です! 『ブレス オブ ザ ワイルド』を絶賛プレイ中の方も、一度クリアしてお休み中の方も、どちらにも楽しんでいただける内容になっておりますので、ぜひニンテンドーeショップからお買い求めください。

「剣の試練」や「足跡モード」など、もちろんすべてがおススメなのですが、私からあえて1つだけ紹介させていただくなら、敵のランクアップなどでやり応えが増している「マスターモード」での2周目プレイです。

「マスターモード」は、ただ難易度が上がっただけではなく、通常モードでは現れない敵が出てくるなど、新たな体験をすることができます。そして「マスターモード」を進めていくには、今までのプレイで培ったテクニックや知識が必ず役に立ちます。自分の経験をフル活用して「マスターモード」を突破していくのが、何ともいえず楽しいんです!

また、一度クリアした後でも、この広いハイラルの世界には、あなたが気づかなかったことや見ていないものがきっとあると思います。街や村などのスポットを訪ねる順番を、1周目のときと変えてみるのも、いろいろと印象が変わって面白いですよ。ハイラルの世界をたっぷり堪能してください。

そして、追加コンテンツ第2弾「英傑たちの詩(バラッド)」も、今年の冬にお届けできるよう、開発の真っ最中です。

「エキスパンション・パス」をお買い求めいただくと、第1弾・第2弾がセットですべてプレイできます。第2弾も、より長~くこの世界を楽しんでいただけるよう鋭意制作中ですので、続報をお待ちください。 それでは、本日配信の「試練の覇者」、ぜひお楽しみください!

冨永 健太郎

ゲームデザイン
エキスパンション・パス ディレクター

6.29

ムジュラの仮面

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こんにちは。プロデューサーの青沼です。
いよいよ配信を明日に控えた追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」、装備紹介のラストは「ムジュラの仮面」です。

ニンテンドウ64で発売されニンテンドー3DSでリメイクされた『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』。タイトルにもなっている大きな呪いを持った恐ろしい仮面です。

ゼルダシリーズにゆかりのある装備を、という話になった時、真っ先に「ムジュラの仮面を入れてほしい」とスタッフにお願いしたのは私です。
「試練の覇者」で装備すると「ボコブリンやモリブリン、スタル系のザコ敵などがリンクを仲間だと思って攻撃してこなくなる」という効果があります(キルトンから「営業妨害だ!」って怒られそうですが……)。敵と戦うのが苦手な人は、是非、試してほしいですね。

仮面のデザインはオリジナルを忠実に再現していますが、その大きさなどは、スタルキッドのイメージをリンクに重ね合わせて、何度も変更してもらいました。夜になると……その不気味さが際立ちます。でも、月が落ちてきたりはしませんので、ご安心を。

さぁ、配信日である明日は追加コンテンツのディレクション担当・冨永が更新します。

青沼 英二

『ゼルダの伝説』シリーズプロデューサー

6.28

チンクルの装備

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サヴァーク! ゲームデザイン担当の白川です。
今作では主に、NPC やフィールドのイベント設計を担当しました。

本日は、追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」の宝探しで見つける「チンクルの装備」についてです。

チンクルはニンテンドウ64『ゼルダの伝説 ムジュラの仮面』を皮切りにさまざまなタイトルに登場し、主役のゲームも発売されるほどの人気(?)キャラクターに成長しました。こんなページもあったんですよ(パソコンからの閲覧推奨です)。

チンクルを初めて見た時、衝撃が走ったのを覚えています。「なんて気持ち悪いキャラなんだろう……でも……なんて愛らしいのだろう……」とその時ふと思いました。そういえば恋愛って「嫌い」が「好き」になることはあるけど、「どうでもいい人」は「好き」にも「嫌い」にもならないなと……

チンクルを嫌いという人もいると思いますが、嫌われているということはつまり、とても「意識されている存在」ということです。これは「化ける存在」になるのではないか……ということで、チンクルが主役のタイトルを作ることになりました。
どうせやるなら、メインをはる任天堂キャラクターでは絶対できない言動やゲーム性を入れよう! ということで、さまざまな挑戦を試みたためにいろいろと……本当に……大変でした……。しかしその結果、リンクがチンクルの姿になるまでに出世(?)することになり、とても誇らしく思っています!
「試練の覇者」で見つかるチンクル装備をフルで着用すると、「夜間スピードアップ」の効果があります。ぜひ夜のハイラルを駆け回ってください。

明日はシリーズプロデューサーの青沼から「ムジュラの仮面」についてです!

白川 真理

ゲームデザイン

6.27

ミドナの冠

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アートディレクターの滝澤です。こんにちは。
追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」では、宝探しで見つける装備として「ミドナの冠」が手に入ります。

ミドナはWii/GC『ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス』でリンクのパートナーとして活躍します。Wii UでのHDリメイクと同時に発売されたamiibo「ウルフリンク」の背中にも、いかにも彼女らしいポーズでちょこ~んとのっかっています。

常にリンクと一緒に行動し、二人三脚で戦うバディキャラクターはゼルダ史上で初めての挑戦でした。デザインコンペでの膨大なアイデア出しから始まり、フォルムや表情、アクションや演技など試行錯誤を繰り返した思い出深いキャラクターです。開発初期のプロトタイプでは、仮のミドナとして『風のタクト』のキャラクター「テトラ」を乗せたウルフリンクがハイラルの世界を走りまわったりもしていました。

『トワイライトプリンセス』の前に構想されていた「幻」の企画で登場する予定だった「小鬼」というキャラの設定を、ミドナは色濃く引き継いでいます。当時のメモを見ると「モンスターだが子供のような外見」「敵か味方かわからない」「何を考えているかわからない」「ときに傍若無人、ときにかわいらしい素朴さ」といった、まさにミドナの特徴ともいえる設定がメモ書きされています。そのため、初期のアイデアスケッチはデザイン的にもこの小鬼が強く意識されていました。

さて、「ミドナの冠」は異世界の王族に伝わる強大な魔力を持つ呪具でしたが、『ブレス オブ ザ ワイルド』の世界で装備すると「古代兵器耐性アップ」が付加されます。貴重な対ガーディアン装備の選択肢が増えますのでぜひ活用してください。ウルフリンクとあわせて冒険するのもオススメです!

      

明日は妖精になりたかった男(35歳)の装備についてゲームデザイン担当の白川から、熱く? お届けします。

滝澤 智

アートディレクター

6.26

ファントムの装備

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アシスタントディレクターの岩本です。こんにちは。
追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」では「ファントムの装備」が手に入ります。

ファントムはニンテンドーDSで発売された『ゼルダの伝説 夢幻の砂時計(2007年)』や『ゼルダの伝説 大地の汽笛(2009年)』に登場する、正面からはどんな攻撃も通用しない、強固な鋼の鎧を身にまとった騎士です。

夢幻の砂時計』は「ペンアクションアドベンチャー」というジャンルで、タッチペンをなぞるように動かしてリンクを操作するのが特徴です。このゲームの開発当初に「倒すことができない敵を作って、ダンジョン内を逃げ隠れする鬼ごっこのような遊びをしたい!」という話をしていて、そこからファントムが生まれました。 攻撃も通用せず、攻撃されれば一撃で倒されてしまうので、見つからないよう、ときには仕掛けを利用して、隠れながらダンジョンの奥深くを目指す。そんな遊びの中でファントムは登場します。こう書いてみると、今作に出てくるガーディアンとどことなく通じるものがありますね。

そして『大地の汽笛』でも再び……。今度は魂となったゼルダ姫がファントムに憑依することによって、リンクとファントムが協力してダンジョンの謎を解いていきます。いかつい形相のファントムがお姫様らしい振る舞いをするのも、ちょっとした見所です。

今作のリンクはそんなファントムの装備を着用できるようになります。ゼルダ姫が憑依したデザインですので、女性らしい色味です。この装備には「攻撃力アップ」の効果があるので敵の攻略に役立つはずです! 楽しみにしていてください。 明日はアートディレクターの滝澤から「ミドナの冠」についてです!

岩本 大貴

アシスタントディレクター

6.25

コログのお面

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こんにちは。ディレクターの藤林です。
本日から6月30日(金)の配信まで毎日、追加コンテンツ第1弾「試練の覇者」に含まれる「宝探しで見つける装備」など、その内容にちなんだBLOGを更新していこうと思います。
初回の今日は「コログのお面」を紹介します。

モチーフとなっているコログ族が登場する『風のタクト』は、ゲームキューブで2002年に発売され、2013年にはWii UでHD版としてリメイクされました。

今作でもハイラルの大地のさまざまなところに隠れています。コログのお面は、この「隠れコログ」に深く関係する装備なんです。

広いハイラルの大地には怪しい地形が山ほどありましたので、開発中「そこに何かをセットしておいて、発見するとうれしいよね。」というのが始まりで、最初は実験的に適当な石のオブジェを使っていたんです。

※この石のオブジェ、元ネタは何かわかりますか? 答えは末尾に。

開発が進んでいくうち、やはり石だと無機質で、ただ見つけるだけなのは面白みに欠けたので、「何か小さな生き物が隠れているのを見つけるのはどうだろう?」と、それまでコログの森にだけ生息していた彼らは、ハイラル各地にいろんな形で隠れることになりました。 さて、今回手に入るコログのお面に話を戻しますが、ただ被ってコログ族の気分を味わえるだけではありません。なんと、着用すると隠れているコログの近くを通った際、揺れて教えてくれる機能を持っているのです! 大勢のコログたちの発見にとても役立つと思いますので、是非活用してもらえるとうれしいです。

※石のオブジェの正体は「Wii『スカイウォードソード』でマスターソードが刺さっていた台」でした。

藤林 秀麿

ディレクター

6.23

ゼルダ姫を演じる

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こんにちは、宣伝担当のひろPです。
今回はゼルダ姫の声(日本語)を担当してくださった嶋村侑さんにいろいろ訊いてみました!

Q.収録を振り返って、印象に残っていることはなんですか?
A.これまで「ゼルダの伝説」の音声はリアクションの声のみで表現されてきたので、今作で初めて台詞を喋るということが触れてはいけない領域に触れるような気がして、正直とても不安でした。
初めての収録の日、「本当に喋っちゃっていいんですか?」と質問すると「これもゼルダのアタリマエを見直す挑戦なので、いいんです。」と断言されたのをよく覚えています。

Q.苦労されたシーンがありましたら教えてください。
A.最初に悩んだシーンは、仮初めの儀式をしているところです。
彼女の性格、やる気の度合い、力の足らなさや気まずさが、儀式の詞からだけでは分からないので、森さん(※今作の脚本・ムービー担当)に説明してもらって何度か録り直して、 やっと今の形になっています。

Q.では、好きなシーンは?
A.たくさんありますが、一番好きな台詞は、ゼルダ姫が覚醒したあと、デクの樹サマとお話しするシーンの『はい』です。
自分のやるべきことを見据えて、先はまったく見えないけれど諦めず、リンクに希望を託す。全部をデクの樹サマへの『はい』という返事の中にこめたつもりです。

Q.収録の雰囲気はどんな感じでしたか?
A.ゼルダの収録は、アニメとも洋画の吹替えとも他のゲームともまったく違っていて、なんというか、あまり型が決まってないんです。お互い手探りで、良い方法を探していく印象があります。「ゲームにはめてみたら、もっと良くなる演出が見つかったので……」と再録した台詞もあったりして、初めての経験でした。

Q.ゲームをプレイされていかがでしたか?
A.先日、ついにクリアすることができました! やったー!
遊んでいるうちに「リンクとこの大地が大好きだ!」という気持ちでいっぱいになりました。まだ盾サーフィンが下手っぴなので、乗りこなせるようになりたいです。
みなさんもそうかもしれませんが、私は普段の生活の端っこにゼルダを感じる瞬間があるんです。そんな瞬間もちょっと楽しくなりますね。

Q.読者のみなさんへメッセージをお願いします。
A.とても一生懸命で感情豊かなゼルダ姫を演じさせていただきました。ぜひ、ゼルダ姫との記憶をすべて思い出してくださいね。ありがとうございました。

またネェ~ …ウッ

嶋村 侑

声優

6.16

記憶がつむぐ物語

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こんにちは。脚本・ムービーを担当した森です。
今作は攻略の仕方も含めて自由度の高さが特長でしたので、それに即した「ムービーを見る=記憶の断片を取り戻す」という“遊び”が生まれました。

記憶を収集してつなぎ、まだ見ていない過去に「何があったんだろう?」と想像する……
いままでのゼルダには無かった新しい“遊び”、楽しんでいただけたでしょうか?
思い出した記憶のムービーは冒険手帳で何度でも観ることができます。記憶を取り戻す順番は自由なので遊んでくださった方それぞれの物語がつむがれますが、冒険手帳の中の記憶は時系列順に並んでいるので、全部集めたらぜひ通して観てみてください。

ムービーに登場するキャラクターたちを代表して、ゼルダについて少しお話しします。
これまでのゼルダ像である「封印する姫」と、今回の新たな「研究する姫」という二つの役どころを考えたとき、「封印の力を使えない姫」が生まれました。過去作同様に「ゼルダを助けたい」とみなさんに想っていただけたらとても嬉しいです。

ある場所ではゼルダやハイラル王の気持ちが書かれた日記も見つけられます。記憶のムービーと合わせて楽しめる内容になっていますので、まだ見つけていない方は頑張って探してみてくださいね。

森 直樹

シネマティックデザイン

6.14

第1弾追加コンテンツが6月30日(金)に配信決定!

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こんにちは、宣伝担当のひろPです。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』楽しんでいただいてますでしょうか?
「エキスパンション・パス(追加コンテンツ)」第1弾「試練の覇者」は、6月30日(金)の午後より配信開始です。くわしい内容がわかる映像を公開しましたので、ぜひご覧ください。

 

いかがでしたでしょうか?
そうなんです、今年の冬に配信予定の追加コンテンツ第2弾の名称が「英傑たちの詩(バラッド)」に決定しました。「英傑たちの詩」では、新しいダンジョンや四人の英傑とゼルダのエピソードをお楽しみいただけます。
第1弾と第2弾がセットになった「エキスパンション・パス」は、ニンテンドーeショップよりお買い求めいただけます。
さらに! 四人の英傑の新しいamiiboも今年の冬に登場予定です。続報をお待ちください。

ひろP

宣伝担当

6.12

メインテーマ

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こんにちは。音楽担当の片岡です。
今作は「世界が主役」と言っても過言ではないくらい、時に美しく繊細で、時に荒々しく厳しい自然が大きな魅力だと感じています。BGMでもそれらの魅力を最大限に引き出すサポートをしたいと思いました。
「メインテーマ」では、それに加えて、ハイラルで紡がれる長い歴史、そして今作のリンクとゼルダを表現することも目指して制作に臨みました。

使う楽器もいろいろ悩みました。
退廃的でありつつも多彩な世界観を表現するため、一般的なオーケストラではあまり使われない篠笛や二胡(にこ)などの民俗楽器を用いたり、対照的に古代文明のエッセンスとしてシンセサイザーの音を混ぜたり、クラシック音楽ではあまり良しとされなさそうなコード進行も部分的に含めたりしています。

篠笛

二胡

また、今作のリンクは一度瀕死になって記憶を失った状態から始まるので、音楽も同様に、「それまでの流れを一旦断ち切ってリンクの新しい“息吹”を作りたい」という思いがあり、何かが欠落したような、ある種不自然な印象になるよう、中盤で一瞬バッサリと音をカットしました。音が途切れる部分より前では過去のゼルダの内面、後では現代でのリンクの冒険を、それぞれ表現の一要素としています。

BGMは文字通りバックグラウンドで鳴るものなので、普段はこんな意図は気にせず、ゲームを楽しんでいただけることが何よりだと思っています。ですが、今回このような機会をいただきましたので、ほんの少し、BGMに込めた意味を紹介させていただきました。
これからも、ゲームも音楽も、一緒に長く楽しんでいただけたら嬉しいです。

片岡 真央

ミュージック

6.2

効果音ができるまで。

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こんにちは。音響・効果音担当の疋野です。
今作は、耳からもゼルダの世界にどっぷりと入り込めるよう、効果音のひとつひとつを丁寧に作り込みました。ここでは、リンクの足音や装備のこすれ音をどのように作ったのか、ちょっとだけ紹介しますね。

まず、今回ご協力いただいたサウンドレーサー様と、効果音専用のスタジオで1万種類以上もの音を録音しました。

イイ具合の足音になるようにさまざまな種類の砂を配合したり、装備の音は素材の組み合わせや当てかたを探ったり、あれこれ工夫を重ねました。
氷の板は歩くたびに溶けたり割れたりするし、草を踏み続けるとスタジオに青臭い匂いが充満するし、いろいろな苦労がありました。
ちなみに、写真で気づいたかもしれませんが、実はリンクの足音は女性が演じているんです。

それから、リンクの動作や装備の種類によって録音した音を細かく鳴らし分けたり、音量を変化させて1音1音を馴染ませつつ、時折際立たせたりしました。

たとえば、こちらの足音。プレイしている時は特に意識されないかもしれませんが、改めて音だけを聴いていただくと「草原」と「雪原」それぞれの特徴があることがわかると思います。

このようにして、さまざまな表情を持つ効果音ができあがりました。
テレビのスピーカーで聴く音とヘッドフォンで聴く音、それぞれで味わいも変わるかもしれません。より世界にどっぷり浸れる好みの聴きかたで冒険してみてください。

疋野 光啓

サウンドデザイン

5.26

掛け算の遊び

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こんにちは。テクニカルディレクターの堂田です。
今作では、とにかく“いろんなことができる”が目標でしたが、それを達成するため、ひとつひとつを単体で完結させるのではなく、それぞれを掛け算することで、より幅広いゲーム作りにつなげていきました。その中からプログラマーが生み出したアイディアをいくつかご紹介します。

たとえば「壁のぼり」。代表的なアクションということもあり、これを用いたさまざまな掛け算の提案がありました。

↑こちらは「動くものにも登れた方が楽しいはず!」という担当プログラマーの声がきっかけでした。「壁のぼり」×「動くオブジェクト(風車)」の掛け算です。開発当初から組み込まれていたアイディアでしたが、他のスタッフはなかなか気づいてくれませんでした(笑)。

ここに目をつけた敵担当プランナーとのコラボレーションで生まれたのが「壁のぼり」×「戦闘(敵・イワロック)」の掛け算です。

「壁のぼり」だけでなく、ほかにもたくさんの掛け算があります。

このオクタ風船も、とあるプログラマーが実験的に作っていたものをお披露目して生まれました。「え? そんなことして大丈夫?」と、スタッフみんながざわついたアイディアです。「オブジェクト(オクタ風船)」×「オブジェクト(タル)」の掛け算ですね。

さらにここに「壁のぼり」を掛けると……?

アクション、オブジェクト、フィールド、ゲーム内のすべての要素を掛け算で組み合わせることで“いろんなことができる”ゲームプレイにつながったのではないかと思います。
みなさんがプレイする際もまたしかり。掛け算を意識することで、新たな攻略法を見つけられるかもしれません。

堂田 卓宏

テクニカルディレクター

5.19

ハイラル建物探訪

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド ゼルダの伝説    ブレス オブ ザ ワイルド

町や建築物のデザインを担当した竹原です。こんにちは。
ハイラルの世界では多種多様な人々が暮らしています。
環境や性格によって生活スタイルもさまざまで、家のインテリアも人それぞれです。

たとえば女性陣の家にはこんな特徴があります。

この他にも、あちこちの家の中にある日記には、普段はうかがい知ることのできない住人の思いやゲームのヒントが綴られています。冒険が一段落した方は、ハイラルの家々をめぐって、この日記をチェックしてみてはいかがでしょうか。 また、ふかーく考察すると、人間関係が見えてくることもあります。
かつて夫婦だったカカリコ村のボガードさんとセローラさん。今は別々に暮らしているようですが、とある共通点が……ちょっと見比べてみましょう。

お気づきでしょうか? 実は、この2人の家にだけ彼岸花が飾ってあるのです。

彼岸花の花言葉は意外なものだったりします。
それにしても不器用なお2人ですね。いつかまた一緒に暮らす日が来るのでしょうか。

竹原 学

リードアーティスト

5.12

地図で新しい発見。

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フィールドデザイン担当の米津です。こんにちは。
シーカーストーンには地図の機能があり、マップ塔を起動して地図を入手すれば、ズームイン/ズームアウトで世界中の場所を見ることができます。
みなさんはこの「ズーム」使っていますか?
地図を最大まで拡大してよーく見ると、怪しげなポイントに気がつくことも。
そういった場所に実際行ってみることで新しい発見に出会えるかもしれません。今回はその一部を紹介しますね。

・とあるキッチン用品?


・目を凝らすと……。


・あやしいカタマリ

広大なハイラルを馬に乗って駆け巡るのもよいですが、ときには目をこらして地図を見ることで、冒険のヒントが見つかることもあるかもしれません。気になる場所がないか、ぜひズームで覗いてみてください。

ちなみに、滝澤アートディレクターの真似をして私からもちょっと珍しいスポットを。この場所、どこかわかります?

米津 真

シニアリードアーティスト

5.2

第1弾追加コンテンツ「試練の覇者」詳細発表!

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みなさんこんにちは、「ゼルダの伝説」の宣伝担当のひろPです。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』楽しんでいただいてますでしょうか?
本日は、私からみなさまに一つお知らせがあります。
『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では、この夏と冬の2回に分けて有料の追加コンテンツを配信する予定です。
このたび、夏配信の第1弾の名称が「試練の覇者(しれんのはしゃ)」に決まりました!
「試練の覇者」で追加される新しい遊びや機能をトピックスでくわしく紹介していますので、ぜひご覧ください。
なお、第1弾と第2弾がセットになった「エキスパンション・パス」は、ニンテンドーeショップにてお買い求めいただけます。

ひろP

宣伝担当

4.28

こんなリンクのアクション知ってます?

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド ゼルダの伝説    ブレス オブ ザ ワイルド

アニメーション担当の小林です。こんにちは。
プレイヤーであるリンクの動きは、遊んでいて不自然に感じたり、没入感を損なったりすることのないように、意識してつくりこんでいます。
たとえば、移動手段の鍵となる馬に騎乗する際、近づいて乗るか、ジャンプして跳び乗るか、横から乗るか、はたまた前から乗るか、それぞれに対して異なるアクションを用意しています。
シチュエーションに応じてリンクの動きが変化する例として、今回は2つご紹介します。

・しゃがんだまま宝箱をあけると……?

・馬に乗ったまま敵に注目してジャンプ攻撃を繰り出すと……?

いかがでしたか?
「しゃがみ×宝箱開け」や「馬×ジャンプ攻撃」のように、「状況×アクション」で考えていますので、たくさんのバリエーションがあります。
みなさんの「やってみたい」「試してみたい」という気持ちに応えられるよう、できる限り想像して準備したつもりです。ぜひ「こうしてみるとどうなるかな」と、私たちの予想を超えるような「状況×アクション」を試してみていただけると嬉しいです。まだ見ぬアクションが隠されているかもしれませんよ。

小林 竜二

シニアリードアーティスト

4.21

コーディネートを楽しもう!

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド ゼルダの伝説    ブレス オブ ザ ワイルド

キャラクター&アイテム担当の尾山です。こんにちは。
今作のリンクは自由に服装を組み合わせて着替えることができます。見た目だけではなく、その組み合わせによって能力が変わることはご存知でしたか?
装備にはさまざまなシリーズがあり、各パーツ(頭・服・足)の装備を★2以上に強化してシリーズを統一して身に着けると「セットボーナス」が発動します。たとえば「忍びシリーズ」では夜間の移動速度がアップしたり、「夜光シリーズ」ではスタル系の敵に強くなったりします。

また、パーツ単体でも特別な効果を持つ装備もあるので、セットボーナスにこだわらず、見た目と能力ともに自分好みの組み合わせを見つける楽しみかたもあります。

リンクがさまざまなコーディネートで冒険するのは今作ならではだと思います。ハイラルのさまざまな場所・さまざまな場面で状況にあわせた着せ替えライフを満喫するのはいかがでしょうか?染色で色味を変えてみるのもオススメです。

尾山 佳之

シニアリードアーティスト

3.28

気になる!?スポットをご紹介

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド ゼルダの伝説    ブレス オブ ザ ワイルド

滝澤です。こんにちは。
本日「THE MAKING OF ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド[番外編]」を公開しました。
スタッフが集まりざっくばらんに話しており、現場の雰囲気も感じられるかと思います。ぜひご覧ください!
さて、私はアートディレクターとしてブレス オブ ザ ワイルドの世界中を見て回りました。その中でも特に見つけていただきたいスポットがコチラ!さて、どこでしょう?

滝澤 智

アートディレクター

3.15

「THE MAKING OF ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」
公開!

ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド ゼルダの伝説    ブレス オブ ザ ワイルド

こんにちは、ディレクターの藤林です。
本日「THE MAKING OF ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」を公開しました。
開発のさまざまな裏話が収録されていますので、是非ご覧ください。
こちらでも耳よりな裏話をひとつ。
大事にしていた馬が死んでしまって悲しい思いをした方、おられませんか? なんとこの世界のどこかに、馬を復活させてくれる泉が存在するのです! ヒントは南の地方のどこかです。探してみてください。

藤林 秀麿

ディレクター

3.3

ごあいさつ

こんにちは、シリーズプロデューサーの青沼です。このたびゼルダの伝説ポータルが開設されました。
「ゼルダの伝説」のさまざまな情報がつまったページにしたいと思います。時々覗きにきてください。
さて、本日はいよいよ『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の発売日。
青い服に身を包んだリンクのコンセプトアートをご紹介します。
今後この「PRODUCTION NOTES」でこぼれ話を公開していきますので、お楽しみに!

青沼 英二

『ゼルダの伝説』シリーズプロデューサー