報道資料

1999年9月2日
任天堂株式会社
コナミ株式会社


任天堂とコナミの提携および合弁会社設立について
 任天堂株式会社(社長:山内溥)とコナミ株式会社(社長:上月景正)は、 コンピューターゲームの新分野創造を目指して合弁会社「モバイル21株式会社」(本社東京)を設立することで合意しました。
テレビゲーム業界の現況は、アイデアの枯渇によるゲームのマンネリ化を打破する決め手が模索されていますが、両社は、業界活性化のために下記の開発路線を推進致します。
  1. 任天堂は、ゲームボーイカラーと携帯電話やPHSを繋ぐ専用アダプタを2000年4月に発売し、合弁会社はこれに対応するゲームボーイプラス通信ゲームという新分野のソフトを同時に発売致します。

  2. 任天堂が2000年8月に発売を予定している「ゲームボーイアドバンス」は、別紙のとおり、インターネットに接続できるほか、ネットを通じてチャットをしながら通信対戦ゲームができ、さらに別売の専用デジタルカメラを取り付けると、お互いに相手の顔を見ながらゲームを楽しむこともできます。合弁会社は、この新ハード用ソフトの開発を行います。

  3. 合弁会社は、任天堂と松下電器産業が提携して開発する次世代家庭用テレビゲーム機「ドルフィン」(仮称)用ゲームソフトでも携帯ゲーム機と連動する斬新なソフトを実現させます。
合弁会社は、当初資本金3億円で、10月中旬に設立致します。出資比率は、任天堂50%、コナミ50%でスタート致します。また広く人材を糾合するため、各々15%づつ合計30%を枠として設定し、株式によるインセンティブを付与し、早期に株式の公開を目指します。
以上

[ゲームボーイ アドバンスの概要]


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