報道資料

2002年2月18日
株式会社ナムコ
株式会社セガ
任天堂株式会社

ナムコ、セガ、任天堂
次世代業務用汎用三次元コンピュータグラフィックスボード
「トライフォース」の共同開発に関する業務提携


 株式会社ナムコ(本社:東京、代表取締役会長兼社長:中村 雅哉)、株式会社セガ(本社:東京、代表取締役社長:佐藤 秀樹)、任天堂株式会社(本社:京都、代表取締役社長:山内 溥)以上3社は、家庭用ゲーム機「ニンテンドーゲームキューブ」のアーキテクチャを応用した次世代業務用汎用三次元コンピュータグラフィックスボード「トライフォース 英語名:TRIFORCE」(以下、トライフォース ボード)の共同開発に関する業務提携に合意いたしました。
 本提携の合意は2001年9月、ナムコ及びセガにて締結された「アミューズメント事業分野における包括業務提携」項目の一つである"次世代業務用汎用三次元コンピュータグラフィックスボードの共同開発・技術提携"を、任天堂の協力により、具体的且つ強固に実践するものです。

本提携合意は以下3項目を目的としています。
1. 業務用ビデオゲーム市場の拡大
2. コストパフォーマンスの高い業務用ビデオゲームソフトウェア開発環境の創出
3. 家庭 ⇔ アミューズメントと遊びを広げる全く新しいゲームシステムの提案

 ナムコ、セガ、任天堂の3社にて共同開発されるトライフォース ボードは、家庭用ゲーム機「ニンテンドーゲームキューブ」のアーキテクチャが応用されており、既に同ゲーム機にて証明されているCG(コンピュータグラフィックス)描画能力を余すことなく発揮し、ソフトウェア開発者に対し、コストパフォーマンスの高い開発環境を提供します。また、その汎用性において、ユーザーはもちろん、アミューズメント施設オペレーターメリットに基づいており、ソフトウェアタイトルの充実と投資効率の向上実現が期待されます。
 ナムコ、セガ、任天堂は本提携合意にて開発されるトライフォース ボードを基軸として、各社の持つ技術、事業ノウハウの相乗効果を図り、アミューズメント、コンシューマ両ゲーム市場の活性化を図ると共に、まだ誰も体験したことのない新たな「遊び」の具体的提案を目指します。
 なお、本提携合意におけるハードウェア設計及びソフトウェア開発環境整備の技術面でのコラボレーションは順調に進展しており、来る2月22日より幕張メッセにて開催される「AOU2002アミューズメント・エキスポ」にて、映像出力可能なプロトタイプモデルを出展する予定です。
以上

※記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。


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