2023年11月8日

各位

任天堂株式会社
Arad Productions Inc.
Sony Pictures Entertainment Inc.

「ゼルダの伝説」実写映画の企画開発開始のお知らせ

 任天堂株式会社(本社:京都市南区、代表取締役社長:古川俊太郎)は、「ゼルダの伝説」を扱った実写(ライブアクション)映画の企画開発を開始したことをお知らせいたします。

 この映画のプロデューサーは、任天堂代表取締役フェローの宮本茂と、Arad Productions Inc.の代表であり数々の大ヒット映画をプロデュースしたAvi Aradが共同で担当します。

 映画の制作は、任天堂とArad Productions Inc.が行い、監督はWes Ballが担当します。また、映画制作費の50%以上を任天堂が出資し、全世界配給と共同出資をSony Pictures Entertainment Inc.が行います。

 
宮本茂
 
Avi Arad

 任天堂は、任天堂IPの映像化を自ら手がけることで、ゲーム専用機とは異なる経路で、世界中の皆様に任天堂が培ったエンターテインメントの世界に触れていただく機会を創出しています。

 今回のプロジェクトにおいても、娯楽を通じてすべての方を笑顔にすることを目標に、任天堂自らが映画の制作に深く関与することで、任天堂ならではの独自のエンターテインメントを創造し、一人でも多くの方にお届けすることを目指して、努力を続けて参ります。

任天堂について

日本の京都に本社がある任天堂株式会社は、1889年に創業し、1983年にファミリーコンピュータを発売して以来、現在ではNintendo Switchを代表とするゲーム専用機のハードウェアおよびソフトウェアを開発・製造・販売しています。任天堂はこれまで、世界中で8億台以上のハードウェアと、56億本以上のソフトウェアを送り出し、ハード・ソフト一体型の展開を通じて、マリオ、ドンキーコング、ゼルダの伝説、メトロイド、どうぶつの森、ピクミン、スプラトゥーン等を生み出しました。任天堂は今後も「独創的な娯楽の創造」を目指して、ゲーム専用機を中心に、モバイルや映画、テーマパーク等を通じて「人々を笑顔にする」ための体験を、世界中のお客様へご提供することに挑戦し続けます。

Arad Productions Inc.およびAvi Aradについて

Avi Aradはマーベル・エンターテインメントのチーフ・クリエイティブ・オフィサー、マーベル・スタジオの会長、CEOを歴任し、2006年に自身の映画プロダクションであるArad Productions Inc.を設立しました。Aradは、「スパイダーマン」シリーズの実写映画のほか、「アイアンマン」や「ヴェノム」をはじめとする数多くのマーベルIPの作品を手がけました。Aradはさらに、アカデミー賞を受賞したアニメ作品である『スパイダーマン:スパイダーバース』も手がけました。

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントについて

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)は、東京に本社に置くソニーグループ株式会社の子会社です。SPEのグローバルな事業は、モーション・ピクチャー・プロダクション/アクイジション/ディストリビューション、テレビジョン・プロダクション/アクイジション/ディストリビューション、テレビジョン・ネットワーク、デジタル・コンテンツ・クリエイション/ディストリビューション、その他事業にスタジオ設備管理、エンターテインメント商品・サービス・技術の新規開発など多岐にわたります。ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンは、世界で数十の完全子会社または合弁の製作会社を運営しています。SPEの映画製作グループには、コロンビア・ピクチャーズ、スクリーン・ジェムズ、トライスター・ピクチャーズ、3000 ピクチャーズ、ソニー・ピクチャーズ・アニメーション、ステージ6フィルムズ、アファーム・フィルムズ、ソニー・ピクチャーズインターナショナル・プロダクションズ、ソニー・ピクチャーズ・クラシックスがあります。
詳細はこちら:https://www.sonypictures.com/corp/divisions.html

以上