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CSRレポート

グローバルCSR活動ハイライト

任天堂は世界中の関わる人を笑顔にするために、各国でさまざまなCSR活動に取り組んでいます。
ここではその一例をご紹介します。

環境 任天堂(株) 最新の環境配慮技術を取り入れた開発棟が完成

次世代に笑顔を届ける場として

 2014年6月に開設した本社開発棟は、任天堂(株)でゲーム機やソフトウェアなどの製品・サービスを設計・開発する開発者が利用する建物として計画されましたが、次世代の子どもたちに笑顔を届けるという考えに基づき、できる限り環境にやさしい建物にしたいと考えました。そこで、京都市が定めた建物の環境性能を評価する制度であるCASBEE京都※1で求められるさまざまな配慮項目を取り入れ、最終的に、京都市内ではまだ数の少ない、Sランクに相当する建物として認められました。

次世代に笑顔を届ける場として
※1
CASBEE(キャスビー:Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency)は、省エネルギーや環境負荷の少ない資材の使用といった環境配慮だけではなく、室内の快適性や景観への配慮なども含めた建物の品質を総合的に評価し、5段階(S,A,B+,B−,C)で格付けするシステムです。CASBEE京都は、このCASBEEのシステムをもとに、歴史都市京都としての特性を活かした環境配慮を推進するため、京都市独自の評価項目を加えた建物の環境配慮評価制度です。

自然を活かした設計

 本社開発棟の屋上には太陽光発電が設置されており、社内で使用する電力の一部として使われます。この太陽光による発電量やそれぞれのフロアの電力使用量については、社員への意識啓発にもつながるよう、共有施設にモニターを設置し常時確認できるようになっています。また、自然光をできる限り取り入れられる窓のデザインや、細分化された照明制御システム、自動調光システムの導入などにより、自然の力を活かしながら電力使用量をできる限り減らす工夫をしています。そのほか、水資源節約のため雨水再利用設備を導入し、植栽やトイレに利用しています。

自然を活かした設計

地域社会 任天堂イベリカ(スペイン)ニンテンドー3DSを利用した音声ガイドを提供

 スペインの代表的な公爵家であるアルバ家は、歴史的価値の高い美術品を数多く所有しており、その中でも特に貴重なコレクションを公開する展示会が、2012年11月30日から2013年4月21日にかけて開催されました。
 任天堂イベリカは、アルバ家財団からの依頼を受け、この展示会のためにニンテンドー3DS LLを活用したオーディオガイドを用意しました。このガイドは、英語とスペイン語の2言語で作品の画像を見たり説明を聴いたりすることができるだけでなく、お目当ての作品の場所を探したり、館内の案内図を見たりすることができます。
 展示会には15万人以上もの来場者が訪れ、多くの人がニンテンドー3DS LLのガイドを利用して作品鑑賞を楽しみました。

任天堂イベリカ(スペイン) 開発棟

取引先 任天堂アメリカ 専門のスタッフによる販売店支援

 お客様に商品の魅力をお伝えし、楽しんでいただくためには、流通パートナーの協力は欠かせません。流通パートナーと積極的にコミュニケーションをとり、信頼関係の構築に努めています。任天堂アメリカには、店頭の販促物の設置や販売店の業務支援を主に担当する専門の部署があり、30年以上もの間、全北米の販売店支援を担当しています。現在、ここで働く約150名のスタッフは、毎月販売店を訪問し商品のディスプレイや販促ツールの設置支援を行うだけでなく、販売店のスタッフにゲーム機について直接説明を行い、販売店の方が自信を持ってお客様にご納得いただける説明ができるようサポートしています。また、販売店スタッフに代わり店頭で直接お客様に対する説明も行っており、年間10万人以上のお客様とコミュニケーションをとっています。これはお客様の反応を直接知ることのできる貴重な機会であり、お客様により満足いただける商品開発につながっています。

専門のスタッフによる販売店支援

株主・投資家 任天堂(グローバル) ウェブサイト保護の取り組みを強化

 昨今、世界中で政府・企業などのウェブサイトへのハッキングが多発しています。
 任天堂では、社外に公開しているホームページなどのサイトにおけるセキュリティのさらなる向上を目的として、「グローバル・ウェブサイト・セキュリティ委員会」を任天堂(株)に設置しています。この委員会の指示のもと、各地域の地域委員会が関連部署と連携し、情報の流失やサイトの書き換えを防ぐための物理的・技術的対策の強化を図っているほか、各サイトの脆弱性確認テストや重要な情報の管理手法に対する第三者監査を実施しています。

社員 任天堂ヨーロッパ(ドイツ) 健康への意識啓発を目的としたイベントを実施

 任天堂ヨーロッパでは、社員の健康に対する意識向上のため、健康管理に役立つ情報の提供など、さまざまな施策を検討・実施しています。その一環として、2013年4月に、2か所の事業拠点で健康に関する役立つ情報などを社員に提供するイベントを開催しました。
 イベント当日は、フィットネスセンターや保険会社などがブースを設け、社員はさまざまな質問を直接問い合わせることができました。また、ヨガやズンバなどの人気エクササイズや血圧・重心バランスの測定なども体験でき、社員からは健康管理について意識を改める良いきっかけとなったとの声が寄せられました。
 こうしたイベントのほかにも、社員の日常的な健康維持に役立てるため、昼休みの時間を利用したヨガ教室をインストラクターを招いて開催しています。

健康への意識啓発を目的としたイベント

お客様 任天堂オーストラリア インターネット利用に関する情報の周知

 任天堂オーストラリアは、オーストラリア政府が実施するサイバー・セーフティー・プログラムに協力しています。
 子どもたちを不適切なインターネット環境から守ることは、オーストラリア国内でも大きな課題となっています。この課題を解決する一助とするため、政府は、適切なインターネットサービスの利用方法や個人情報を守る方法などに関する情報提供サイトを運営しています。
 任天堂オーストラリアはこのサイト上に、Wii Uやニンテンドー3DSなど、インターネットに接続して利用できる任天堂商品の特性や「保護者による使用制限機能」の設定方法などを掲載し、適切な利用方法の周知を図っています。
 また、任天堂オーストラリアは、2013年8月に行われた「サイバー・セーフティー・サミット」にも参加しました。このサミットでは、政府関係者、教育関係者、地域団体、保護者、電子機器・ゲーム業界関係者が、最新のサイバー・セーフティーに関する事例や今後の対策について議論を行いました。会場にはゲーム機を実際に触っていただけるスペースが設けられており、任天堂オーストラリアの社員のサポートのもと、多くの参加者が「保護者による使用制限機能」の設定を実際に試しました。

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