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次世代の笑顔のために / より良い環境を次世代に引き継いでいくことは、任天堂の重要な責務の一つであると考え、地球環境保全に貢献する取り組みを進めています。

次世代の笑顔のために

より良い環境を次世代に引き継いでいくことは、任天堂の重要な責務の一つであると考え、地球環境保全に貢献する取り組みを進めています。

環境マネジメントシステム

環境マネジメントシステム

 任天堂(株)では、組織が一体となって環境活動を推進していくため、社長を委員長とする「環境委員会」を2011年9月に設置しました。また、環境活動の指針となる「環境方針」を制定するとともに、環境保全活動に関する目標を定め、ISO14001規格に基づくPDCA(Plan:計画 - Do:実行 - Check:評価 - Act:改善)サイクルにのっとった環境マネジメントシステムを運用しています。
 海外の子会社においても、環境活動を推進する組織を設置し積極的に環境活動に取り組んでいます。

環境方針のポスター

環境方針のポスター

環境方針

環境理念
  • 任天堂は、次世代の笑顔のためにより良い環境を引き継ぎます。
行動指針
1. より良い環境を目指します。
私たちは、環境にやさしい製品・サービスの提供と、環境汚染の予防に努めます。
2. きまりを守ります。
私たちは、環境をより良いものにしていくために世界中で設けられているものづくりやオフィス活動に関するさまざまな法令や規制を確実に守ります。
3. 繰り返し見直します。
私たちは、環境にやさしい行動をとるため、直すべきところ、足りないところを互いに探しあい、指摘しあう仕組みを整え、全員で改善を続けていきます。
ISO14001認証取得対象事業所
  • 本社
  • 本社開発棟
  • 京都リサーチセンター
  • 宇治工場
  • 宇治小倉工場
  • 宇治大久保工場
環境マネジメントシステム

環境マネジメントシステム

内部環境監査の実施

 任天堂(株)では、ISO14001を基にした内部環境監査を毎年実施しており、2015年度は12部署に対して実施しました。社内環境監査者の資格をもつ社員で構成した監査チームにより、約2か月かけて、各部署の遵法状況や活動の有効性を監査することが、環境リスクの未然防止等につながっています。

法令遵守の徹底

 任天堂(株)では、製品はもちろん建物や設備に関わる環境関連の法令について一覧を作成し、法令を漏れなく遵守できていることを定期的に確認する仕組みを構築しています。たとえば、建物・設備に関わる環境関連情報を各事業所間で共有するための「オフィス分科会」を環境委員会の下に設け、法案や法施行、法令の改正などの最新情報を把握しています。

環境教育

 環境保全に貢献する活動を行っていくためには、社員の環境に対する意識を高めることが不可欠だと任天堂は考えています。
 任天堂(株)では、全社員に対する環境教育の実施、環境方針とその解説を記載した「環境カード」の配付、社内イントラネットを通じた環境関連情報の発信などにより、意識の向上を図っています。2015年度からは社内イントラネットを用いたeラーニングテストを実施し、社員の環境知識向上に役立てています。
 また、海外の子会社においても環境について考えるイベントを開催するなど、社員の意識向上に努めています。

任天堂アメリカ

グリーンチーム主導で環境活動を実施

グリーンチーム主導で環境活動を実施

グリーンチーム主導で環境活動を実施

 任天堂アメリカのグリーンチームは、有志による環境活動推進チームで、毎年、さまざまな取り組みを実施しています。2015年度は、社内のリサイクル表示についてよりわかりやすいものにするため、社内のカフェテリアで販売されている商品の分別について写真つきの解説を加えた新しい表示を作成しました。
 また、ワシントン州のMountains to Sound Greenwayの豊かな自然環境を守る活動を行っている団体の趣旨に賛同し、継続的に活動に協力しています。2015年4月15日は、ボランティアで参加した社員20名とその家族が、約3時間、その他のボランティアスタッフとともに、植林活動を行いました。

任天堂オーストラリア

さまざまな環境イベントに参加

さまざまな環境イベントに参加

さまざまな環境イベントに参加

 2015年2月、任天堂オーストラリアの社員は地域の清掃活動を実施しました。2014年度に実施した際は9名だった参加者も、2015年度は15人に増え、合計で33袋ものゴミを集めることができました。また、6月には、ゴミの減量について呼びかけるイベントを開催しました。社員が家から持ってくるランチについて、使い捨てではない容器に入れて持ってくるよう呼びかけた結果、廃棄物の量が75%も減りました。7月には、政府が実施する地域の植林イベントへ2014年度に引き続き参加しました。
 今後も、社員に環境保護の重要性を伝えながら、さまざまな取り組みに参加し、意識の向上を図っていきます。

任天堂イベリカ(スペイン)

世界自然保護基金(WWF)の取り組みに参加

世界自然保護基金(WWF)の取り組みに参加

 任天堂イベリカは、WWFスペインが実施した省エネルギーの取り組み趣旨に賛同し、社員に取り組みへの参加を呼びかけました。この取り組みは、夜の8時半から1時間、すべての電子機器について電源を切り、省エネルギーへの意識を高めることを目的に実施されたもので、約20名の社員が参加を表明し、それぞれの自宅の電子機器の電源を切りました。また、3名の社員がオフィスの見回りを行い、電子機器の電源が切れていることを確認しました。

商品における環境配慮

商品における環境配慮

 任天堂では、商品の企画段階から廃棄に至るまでのライフサイクル全体を通じて、地球環境に配慮した設計を行うことを社内規程で定め、エネルギー効率に配慮した設計、環境負荷のより少ない構成部材の選定、リサイクルのしやすい包装材の選定など、常に環境負荷の低減に配慮した商品開発に取り組んでいます。
 また、環境委員会の下に「製品分科会」を設置し、製品に導入できる環境配慮について、関連部門の担当者が集まって議論しています。

化学物質管理の考え方

 任天堂は、健康への悪影響を未然に防止し、環境負荷を低減する観点から、「予防原則※1」の考えを取り入れた独自の管理基準に基づき化学物質の使用を管理・規制しています。
 任天堂では管理・規制対象物質を「環境関連物質」と定義し、これを「使用禁止物質」「早期撤廃物質」「使用管理物質」の3段階に分けて管理しています。また、REACH規則※2への対応も進めています。

※1 予防原則
人体や環境への影響が懸念されている化学物質については、たとえその因果関係が科学的に証明されていなくても、予防的に可能な限り使用を避けるという考え方。
※2 REACH規則
化学物質の安全性を評価するため、欧州域内に存在する化学物質を使用状況に応じて登録・管理することを求める欧州連合(EU)の規則。任天堂は、情報伝達義務を負うSVHC(Substances of Very High Concern:高懸念物質)の含有量の確認のために、生産パートナーへの調査を実施しています。
環境関連物質(2016年2月版)
使用禁止物質
関係法令などで使用が規制されている、または任天堂が使用不適切であると考える物質指令で使用が規制されている物質
早期撤廃物質
今後、法令の制定などにより「使用禁止物質」となる見込みの物質で、規制された場合に備えたリスクマネジメントや環境保全の観点より、代替材料の使用などで可能な限り早期の撤廃を目指す物質
使用管理物質
人体に影響がある可能性のある物質など、含有量を継続的に確認すべきと判断した物質

対象物質などの詳細情報は、「任天堂のCSRに関するQ&A:環境への取り組みについて」をご覧ください。

グリーン調達 ※3の推進

 製品の生産管理については任天堂(株)が行っており、有害な化学物質を含まない製品をつくるため、部材の選定段階からグリーン調達を推進しています。具体的には、環境に配慮した任天堂独自の「グリーン調達基準」を設け、その基準を満たした生産パートナー ※4と部材をそれぞれ「グリーンサプライヤ」「グリーン部品」と認定し、全部材をデータベースで管理しています。
 なお、海外の子会社も、任天堂(株)と連携しグリーン調達を推進しており、各国の子会社が企画から生産までを担当している取扱説明書、商品パッケージ、輸送箱などについては、任天堂(株)のグリーン調達基準に基づき各国の状況に応じて定められた基準で部材を調達しています。

※3 グリーン調達
製品の部材などを調達する際に、有害な化学物質を含んでいないなど環境への配慮が行われているものを優先的に選択し購入すること。
※4 生産パートナー
任天堂が製品の組み立てを委託している協力工場や部材の調達先。
グリーンサプライヤ・グリーン部品の認定

 任天堂(株)は、生産パートナーの事業所・工場などの生産拠点ごとに社内グリーン調達基準に適合していることを確認しています。2016年3月末時点のグリーンサプライヤは674か所、グリーン部品は20,609種となっています。
 グリーンサプライヤの認定にあたっては、生産パートナーが製造する部品の化学物質汚染リスクに応じて、書類確認だけでなく現場も確認して認定する仕組みを構築しています。また、グリーン部品認定にあたっても、グリーンサプライヤ認定審査内容に応じて確認する仕組みを構築しています。

特定化学物質不使用化に向けた取り組み

 任天堂(株)は、欧州RoHS指令※5やREACH規則、そして米国の消費者製品安全性改善法※6などの化学物質に関する法令対応においては、部品メーカーの上流を含めたサプライチェーン全体の製造面で化学物質管理のノウハウを蓄積しています。
 法令で制限されている化学物質の中には、部品の製造時にかかわる原材料、副資材、そして製造設備からも汚染するものがあるため、これらの要素にも着目して化学物質の汚染ルートを検証することを行っています。得られたノウハウはガイドライン化するとともに、各生産パートナーとノウハウを共有することで、サプライチェーン全体でお客様に信頼されるものづくりができるよう努めています。

※5 RoHS指令
電気・電子製品を対象に、鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、ポリ臭化ビフェニル類(PBBs)、ポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDEs)、そして新たに制限対象に追加された4種のフタル酸エステル類−フタル酸ビス(2-エチルヘキシル)(DEHP)、フタル酸ブチルベンジル(BBP)、フタル酸ジブチル(DBP)、フタル酸ジイソブチル(DIBP)の使用を制限する欧州連合(EU)の有害物質規制。
※6 消費者製品安全性改善法
フタル酸エステル類や製品表面の鉛の使用などを規制する米国の法令。
含有化学物質の確認試験

 任天堂(株)では、社内の専門部門で製品に使用される部材について化学分析を実施することにより、使用禁止物質が含まれていないことの確認を徹底しています。化学分析試験は、社内の試験装置を使用し仕様の確定段階や量産試作段階で行っています。また、必要に応じて国際的な第三者認証機関にも試験を依頼しています。

省エネルギー設計

 任天堂では、できる限りエネルギー効率の高い製品の開発に取り組むとともに、発売後の製品についても、継続的に省エネルギー化を進めています。

ニンテンドー3DSシリーズの事例

 ニンテンドー3DSシリーズには、表示する映像に合わせて画面の明るさや色合いを自動的に調整し、バッテリーの消費を抑えることができる「省エネモード」が搭載されています。

Wii Uの事例

 Wii Uは、最新の技術を活用し、徹底した省エネルギー設計を行うことで、フルHD映像を表示できる高性能機でありながら定格消費電力75W(実効的な消費電力は40W程度)※7という非常に高い省エネ性を実現しています。
 また、Wii U GamePadには、表示する映像に合わせて画面の明るさや色合いを自動的に調整し、バッテリーの消費を抑えることができる「省エネモード」も搭載されています。

※7 定格消費電力
その機器が持つすべての機能が同時に最大限に動作している状態での消費電力となり、Wii U本体のみならずWii Uに接続されている周辺機器へ供給する電力なども含まれています。通常使用時は定格消費電力を下回ります。プレイされているゲームや周辺機器の状態にもよりますが、おおよそ40W程度が実効的な消費電力になります。

資源を節約・リサイクルできる設計

 製品設計においては複合素材※8の使用削減、部材の分解性の向上に努めると同時に、材料表示を徹底するなど、リサイクル性への配慮を行っています。また、包装材をできる限り減らし、不要な資源を使わないよう努めています。

※8 複合素材
「紙+アルミ」「紙+プラスチック」など異なる素材を一体化した素材で、一般的にリサイクルが難しいとされています。

取扱説明書・商品パッケージにおける環境配慮

 任天堂(株)は、海外子会社と協同で、紙資源節約の観点から、ハードウェア・ソフトウェアともに取扱説明書の電子化に取り組んでいます。
 また、商品パッケージにおいても地域ごとに省資源化に努めています。たとえば、任天堂(株)ではニンテンドー3DS専用カードケースに、北米ではWii・Wii Uのディスクケースに多数の穴をあけるなどによりプラスチック材料を削減しています。また欧州では、Wii Uディスクケースのプラスチック使用量を削減し、1年間で70.18トン減少させました。

電子取扱説明書による環境負荷低減効果
 任天堂は、2009年頃からソフトウェアの取扱説明書の電子化に取り組み、Wii Uおよびニンテンドー3DSのソフトウェアでは、取扱説明書をすべて紙媒体から電子媒体に移行しています。北米では3言語、欧州では12言語の取扱説明書を電子化することにより、紙の使用量の大幅な削減を実現しました。
 また、ハードウェアの取扱説明書においても紙使用量の削減に取り組み、Newニンテンドー3DSでは紙媒体の取扱説明書を必要最低限にとどめ、ニンテンドー3DSの時に比べ紙媒体の取扱説明書のページ数を日本向けでは20ページ、北米向けでは144ページ削減しました。欧州向け取扱説明書は全部で12言語あり、1言語あたり約56ページ削減しましたので、12言語で672ページの削減をしています。
Newニンテンドー3DSソフトの電子取扱説明書

Newニンテンドー3DSソフトの
電子取扱説明書

Wii Uソフトの電子取扱説明書

Wii Uソフトの電子取扱説明書

ソフトウェアのダウンロード販売による環境負荷低減

 任天堂は、2012年7月より、パッケージソフトをインターネットによりダウンロードする方式でも販売するという新たな取り組みを始めました。ダウンロードしたソフトウェアは本体やSDカード・USB記録メディアに保存されるため、ソフトウェアを入れ替える手間がないなどお客様の利便性も向上し、さらに、長期的にみると、商品輸送時のCO2排出量、包装材の削減などの環境負荷の低減にもつながっています。

ダウンロード販売による環境負荷低減効果
Wii U用ソフト(ダウンロード数100万本を想定)
  • ディスクケース:約77トンのプラスチック原料削減になります。
  • 印刷物:約19トンの紙資源削減になります。
  • 製品の製造、輸送、廃棄段階における環境負荷低減をCO2排出量に換算すると、880t-CO2の削減となります。これは、日本の約174世帯分の年間CO2排出量に相当します。
ニンテンドー3DS用ソフト(ダウンロード数100万本を想定)
  • カードケース:約45トンのプラスチック原料削減になります。
  • 印刷物:約8トンの紙資源削減になります。
  • 製品の製造、輸送、廃棄段階における環境負荷低減をCO2排出量に換算すると、 1,640t-CO2の削減となります。これは、日本の約324世帯分の年間CO2排出量に相当します。
CO2排出量の算出方法・条件
  • ※ 使用時の消費電力は対象には含んでいません。
  • ※ 製造地および製品の発送先は、日本国内を想定しています。
  • ※ 1世帯あたりの年間CO2排出量は「全国地球温暖化防止活動推進センター」の発表数値(2011年度)を使用しました。

商品輸送時における環境配慮

 任天堂は、商品の輸送時においても環境への負荷を低減するため、輸送ルートの見直しやモーダルシフト※9の推進、積載効率等を考慮した輸送箱の設計、環境負荷低減に取り組んでいる輸送業者への業務委託、梱包資材の再利用など、さまざまな取り組みを行っています。

※9 モーダルシフト
鉄道や船舶などの環境負荷の少ない輸送手段を優先すること。

商品販売後のリサイクル

 任天堂は、役目を終えた商品や包装材のリサイクルを推進することも重要な取り組みであると考え、お客様に対して商品の回収やリサイクルに関する情報を提供するとともに、法令に基づきリサイクル費用を負担するなどの取り組みを行っています。各地域のくわしいリサイクル対応については「任天堂のCSRに関するQ&A:環境への取り組みについて」をご覧ください。

任天堂(株)

小型家電リサイクル法への対応

 任天堂のゲーム機やACアダプター、ケーブル、周辺機器などの一部の製品は、「小型家電リサイクル法」の対象です。この法律は、使用済み小型家電の回収とリサイクル促進のために制定され、小型家電を製造・販売するメーカーは、環境に配慮し、リサイクルしやすい製品設計を行う努力義務が課されています。任天堂(株)では、以前より環境配慮設計に取り組んでおり、材料の省資源化や分解性を考慮した設計を行っています。
 なお、小型家電を廃棄する際は、消費者自身が各自治体の指示に従って処理する必要がありますが、任天堂(株)は、この法律の趣旨をお客様にも周知するため、商品説明のサポートページにおいて、廃棄時の対応についてお知らせしています。

事業活動における環境配慮

事業活動における環境配慮

 任天堂は、自社工場で製品の製造や組み立てをせず、海外を含めた外部の生産パートナーにこれらの業務を委託する「ファブレス型」の生産体制をとっています。そのため、任天堂は直接的に自らの事業活動の中で行うことができるオフィスでの環境配慮を中心に、省エネルギーと資源の有効活用の取り組みを推進しています。

省エネルギー活動

 任天堂では、事業所を新設する際には空調機器や照明設備などについて可能な限り環境配慮型の設備を導入するなど、環境に配慮した設計に努めています。
 2014年6月に開設した任天堂(株)本社開発棟は、高効率空調設備の採用・太陽光発電・風力発電や雨水利用などの環境配慮を取り入れ、CASBEE京都※10評価最高ランクのSランクを達成しています。
 また、2010年4月に完成した任天堂アメリカの本社ビルは、米国グリーンビルディング協会が制定しているLEED制度※11のゴールド認定を取得しています。その他の海外子会社でも、事業所で使用する電力を再生可能エネルギー由来の電力に切り替える、環境にやさしい通勤手段を奨励するなど、省エネルギー活動を推進しています。

※10 CASBEE京都
全国的に普及しているCASBEE(Comprehensive Assessment System for Built Environment Efficiency 建築環境総合性能評価システム)をベースに、京都が目指すべき環境配慮建築物を適切に評価・誘導できるよう項目の重点化や見直しを行い、京都独自のシステムとして策定したもの。
※11 LEED制度
Leadership in Energy and Environmental Design
建物の設計、建築、運営、管理に関する環境性能を包括的に評価する制度。

任天堂ヨーロッパ(ドイツ)

CO2排出量削減に注力

 任天堂ヨーロッパは、2012年度に、本社および工場の電力を再生可能エネルギー由来の電力に切り替えるなど、CO2排出量の削減に取り組んできました。2013年度に新しく利用を始めた倉庫の電力も再生可能エネルギー由来のものを利用しており、任天堂ヨーロッパが使用するすべての建物でCO2排出量ゼロを達成しています。
 ほかにも、従来よりも25%から30%程度エネルギー効率が高い照明機器への切り替えや、業務量に応じて調光できる設備の導入などの取り組みを進めています。社員への意識啓発にも一層注力し、社内イントラネットで活動への協力を呼び掛けるとともに、不要な電気が使われていないか見回りを行うなどの取り組みも行っています。
 また、社用車の利用によるCO2排出量の削減にも注力しています。

CO2排出量の推移

※任天堂ベネルクスのベルギー支店(2009年度より)および任天堂ヨーロッパ(2012年度より)は、事業所の電力をすべて再生可能エネルギー由来に切り替えているため、切り替え以降、電力使用によるCO2排出量は集計には含んでいません。
※2014年度のデータには任天堂イギリスのデータは含まれていません。

廃棄物排出量の削減とリサイクルの推進

 任天堂は、資源を大切にする観点から、できる限り廃棄物を出さないように努める一方で、廃棄物の分別を徹底するなど、資源の有効活用に取り組んでいます。
 任天堂(株)では、各事業所に廃棄物・リサイクル資源の管理責任者を置き、適正な管理・処理を行うことができる体制を整えています。
 海外子会社においても、適正な管理・処理を行うことができる体制を整えるとともに、決裁手順を一部電子化することなどにより紙の省資源化を図るなど、廃棄物排出量の削減を推進しています。

廃棄物排出量の推移

※任天堂イタリアは集計に含んでいません。
※2014年度から、任天堂(株)の廃棄物排出量はISO14001認証取得対象事業所の数値を集計しています。
※韓国任天堂のオフィスから発生する廃棄物は、2013年度のオフィスビル移転時から集計には含まれていません。修理品に関わる廃棄物排出量のみ、集計対象としています。なお、2015年度は修理品の廃棄が行われなかったため、集計には含んでいません。

水使用量の削減

 世界各地で水不足が問題となっており、水は今後ますます希少度の増す資源だと任天堂は考え、節水タイプの設備を導入する、雨水をためてトイレ用水として利用するなどの水使用量の削減と水資源有効利用を実施しています。

水使用量の推移

※任天堂イタリアは集計に含んでいません。
※2013年度は韓国任天堂移転のため、集計に含んでいません。
※2014年度は任天堂イギリスを集計に含んでいません。
※2014年度の任天堂イベリカの数値をさかのぼって修正しています。

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