CSRレポート > CSRレポート2016 - 各地域の責任者メッセージ

CSRレポート

Global Top Message

全社一丸となって世界中に笑顔を届けていきます。

任天堂ではグローバルな方針を共有し、任天堂グループとしてCSR活動を進めていく一方で、各地域が抱える課題については、それぞれの地域の事情を一番よく理解している人が主体的に取り組む内容を考えることが大切だと考えています。ここでは、各地域のCSR推進を担う責任者からのメッセージを紹介します。

任天堂アメリカ 1982年設立

ワシントン州・シアトルに所在。南北中央アメリカにおける任天堂商品の販売を担当。社員数は1,257人(2016年3月末時点)。

任天堂ヨーロッパ 1990年設立

ドイツのヘッセン州・フランクフルトに所在。欧州にある複数の子会社と連携し、任天堂商品の販売を担当。社員数は868人(2016年3月末時点)。

任天堂オーストラリア 1993年設立

ビクトリア州・メルボルンに所在。オーストラリアとニュージーランドにおける任天堂商品の販売を担当。社員数は75人(2016年3月末時点)。
任天堂アメリカ
社長
レジナルド・フィサメィ

インクルージョンとアクセシビリティを実現し人々の笑顔につなげていきます。

 人々を笑顔にすることをミッションとし、任天堂のお客様、お取引先、社員など、ひとりでも多くの人を笑顔にするにはどうしたらよいか、常に模索しています。また企業として誰もが対等な関係で関わり合い、社会や組織に参加する機会を提供する「インクルージョン」と、誰もがサービスなどを簡単に利用できる「アクセシビリティ」の実現に重点をおいており、これは任天堂アメリカの社会的責任の重要な要素です。
 インクルージョンを実現したひとつの例として、『ファイアーエムブレムif』において異性同士の結婚だけでなく同性との結婚も可能にしたことがあげられます。ゲームにも実際に私たちを取り巻くコミュニティの多様性を反映するべきだと考えた結果、このような選択につながりました。さらに、私たち自身が任天堂商品のお客様となりうるすべての人々を代表する組織となることで、より良い成果が達成できると考えていることから、インクルージョン、多様性を土台とした職場環境であることを確実にしていきます。実際に任天堂アメリカでは、女性やマイノリティーが重要なリーダーの地位についています。
 また、アクセシビリティの例では、小さなお子様に対して同じ目線でアプローチする取り組みとして『Play Nintendo』というウェブサイトを運営しています。ここでは楽しいファミリー向けのコンテンツを展開し、保護者の方にも安心していただける方法で、お子様に任天堂IPに親しんでもらうことができます。このように年齢やゲーム経験に関わらず、どなたにも楽しんでいただける商品やサービスの提供は、任天堂にとって最優先の事項です。
 任天堂アメリカは、社会に信頼される一員となるよう努力してきましたが、まだまだ改善の余地があるのも事実です。ひとりでも多くの皆様を笑顔にするため、引き続き一人ひとりの社員と協力しながらCSR活動を推進していきます。

ユナイテッドウェイ(United Way)やスターライト子供財団(Starlight Children's Foundation)など、さまざまな慈善団体をサポートしています。また、ボランティア活動を行う社員のサポートもしています。

「ウェルネスチャンピオン」という社員の健康促進を目指すチームが、毎月イベントやチャレンジを企画しています。また予防ヘルスケアアクティビティを達成すると、社員それぞれが毎月の医療保険料合計額の最大30%の割引を受けられる新規プログラムを導入しました。

社員有志による「グリーンチーム」という環境活動を推進する組織が、植林イベントなどさまざまな取り組みを企画運営しています。また、個人のお客様および企業向けの無料回収プログラムを通じ、任天堂製品のリサイクル、再利用を実施しています。2015年度は米国、カナダ、ラテンアメリカにおいて合計612トンの製品を回収し、リサイクル率99%を達成しました。そのうちほぼ3分の2をオリジナルの形で再利用しました。

任天堂ヨーロッパ
社長
柴田 聡

ステークホルダーの声を聞き、安心・安全な商品・サービスを提供していきます。

 私は欧州の複数の海外子会社を統括する責任者として社会的責任を認識し、社会の期待に応えるべく取り組みを進めています。その際には常に「任天堂に関わるすべての人を笑顔にする」というCSR方針を事業活動の中にどう組み込み、いかにして欧州のステークホルダーに良い影響を与えることができるのか考えてきました。
 中でも、お子様が安心・安全に商品・サービスを楽しんでいただくための配慮、そして規制への対応なども含む環境保全活動に力を入れて取り組んでいます。
 安全性への配慮については、2013年度より自主的に、ドイツ国内でゲームソフトの表現内容について審査する機関であるUSK(Unterhaltungssoftware Selbstkontrolle)に依頼し、自社のオンラインサービスについて青少年保護法の観点から懸念がないか審査を受けています。また、ゲーム機やソフトウェアにおいてお子様が利用できる機能を制限する「保護者による使用制限機能」など保護者にとって有益な情報を、よりわかりやすく伝えるための取り組みにも注力しています。
 任天堂グループのグローバルな環境保全活動の一環として、化学物質の適切な管理やリサイクル資材の活用、温室効果ガスの排出量削減にも取り組んでいます。欧州RoHS指令やREACH規則といった厳しい化学物質規制に対応した、サプライチェーン全体での化学物質の管理も行っています。
 今後も、関わる人にどのように笑顔を届けることができるのかを自らに問いかけ、取り組みを進めていきます。

社員の健康促進のため、始業前や終業後に気軽に参加できるオフィスヨガクラスを開催しています。

ほかの欧州の事業所でも、さまざまなCSR活動に取り組んでいます。
詳細はCSRレポート2016(詳細版)をご覧ください。

任天堂オーストラリア
社長
榎木 奨

多様性こそが私たちの強みの源泉です。

 任天堂オーストラリアでは「任天堂に関わるすべての人を笑顔にする」というグローバルなCSR方針を社員全員で共有し、オーストラリアとニュージーランドのお客様に任天堂の商品とサービスで笑顔を届けることを第一に考えています。
 私たちはまた、地域レベルでのCSR活動を通じて、自分たちだからこそ提供できる価値を実現していくことも大切だと考えています。そのうちのひとつが「職場における多様性」です。オーストラリアは移民の歴史を持つ国で、多様な民族性や文化的背景を有した人々が今日のオーストラリアのアイデンティティーを形作っています。この多様性はオーストラリアの強みであり、このことは任天堂オーストラリアにおいても例外ではありません。社内においてさまざまな文化的背景を持った社員がともに友好的な雰囲気を築いていることを頼もしく思いますが、しかし一方で、違いを受け入れるということは単に差別なく働くということばかりではないとも考えています。一人ひとりの違いを尊重し、違いが生み出す価値を正しく評価することは私たちの課題です。そのような考えのもと、2015年10月に「Diversity Food Event」を社内で開催しました。
 また、オーストラリアは独特な自然環境を有することで知られていますが、環境への配慮は私たちにとっても重要です。任天堂オーストラリアの事業所はメルボルンの南西の郊外に位置し、この地域にはカモノハシなどの野生動物が生息しています。こうした豊かな自然環境を守る取り組みに少しでも貢献したいと、2014年度から地域の清掃活動に社員がボランティアとして参加しています。
 CSR活動は、私たちを取り巻く環境をいつもとはまた違う新しい視点で見る機会を与えてくれます。今後も、任天堂オーストラリアが笑顔の創造に貢献できる取り組みを進めていきたいと考えています。

文化的多様性についての理解を深めるため、2015年10月に「Diversity Food Event」を社内で開催。社員が出身国の伝統料理を持ち寄り、食事を楽しみながらお互いの国を紹介し合いました。

事業所周辺の豊かな自然環境を守る取り組みに少しでも貢献したいとの思いから、地域の清掃活動に社員がボランティアとして参加しています。

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