株主・投資家向け情報

2011 E3 Expo アナリスト Q&A セッション
プレゼンテーション
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Reggie Fils-Aime(President & COO, Nintendo of America Inc.):
おはようございます。それでは始めたいと思います。ここにいる皆様にとって、今週がどれほどお忙しいかは承知しております。そのような折、このイベントにご出席いただき深く感謝いたします。これから1時間半の間、できるだけ多くのご質問にお答えさせていただきます。
私と共にステージにおりますのは、当社のグローバルプレジデントの岩田 聡です。
本題に入る前に、この機会を利用して、Nintendo of Americaのエグゼクティブチームに新しく加わり、今後、皆様と接する機会が多くなる2人の新メンバーをご紹介したいと思います。


最初にご紹介するのは、新しいセールス・マーケティング担当上級副社長のScott Moffittです。Nintendo of Americaの管轄地域全域を担当します。


次は、新しくCorporate Affairsの副社長として入社し、アナリストや投資家対応を含めた広報・PRの部門を指揮するCindy Gordonです。


ご質問を頂戴する前に、現在のアメリカ市場の状況に関する任天堂の見方をご説明し、ニンテンドーDSとWii、そして、ニンテンドー3DSと新しいゲーム機のWii Uが今後どのように(マーケットに)浸透していくのかお話ししたいと思います。
これからお見せするデータは2つの情報源によるものです。最初に、任天堂はゲーム専用機のプレイ状況の変化を見極めるため、グローバルベースでユーザー調査を定期的に実施しています。その調査の直近のデータとNPDグループからのデータを皆様にお見せして、現在のマーケットの状況をご説明します。



(注)当日会場では上記スライドの英語版をお見せしましたが、当世代の任天堂ハードの伸び率は+219%の誤りでした。訂正させていただきます。

このグラフは当世代据置型ゲーム機と前世代据置型ゲーム機を比較したものです。このグラフは、左側は前世代据置型ゲーム機、右側が当世代据置型ゲーム機で、それぞれ青が任天堂、赤が他のゲーム専用機となっています。
ここで指摘したいのが、赤い棒グラフに着目し、ソニー社とマイクロソフト社の家庭用ゲーム機の販売合計数量を見ると、前世代より当世代のほうが実際の販売数が減少していることです。アメリカの世帯数が5%以上増えている一方で、消費者に購入されているこれら(ソニー社とマイクロソフト社の)ゲーム機の数は、9%下がっています。そして、逆に(当世代の)Wiiの販売数は(前世代の)ニンテンドー ゲームキューブよりも3倍以上の販売を記録しています。



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