株主・投資家向け情報

平成24年3月期 第2四半期累計期間の連結業績
及び通期の連結業績予想の説明
1.第2四半期累計期間(2011年4月〜2011年9月)の連結業績の説明(前年同期比較)
・当第2四半期累計期間の連結損益計算書について(括弧内は前年同期との増減率)
売上高 2,157億円 (△40.6%)
売上総利益 320億円 (△78.5%)
営業利益 △573億円 ( - )
経常利益 △1,078億円 ( - )
四半期純利益 △702億円 ( - )
 
(売上高の主な減少理由)
 売上高の減少は、すべてのプラットフォームでヒットしたソフトウェアが少なく、『Wii』と『ニンテンドーDS』でハードウェア、ソフトウェア共に世界中で販売数量が減少したことや、『ニンテンドー3DS』はこの8月にハードウェアの値下げを行いましたが、値下げ実施前までの販売が低迷していたことなどによるものです。その他の要因としましては、ハードウェアの値下げによる販売単価の下落や在庫補償の影響、さらに米ドルの為替レートが前年同期に比べて円高に推移したことなどの影響もありました。
 
(売上総利益率の主な減少理由)
 売上高全体に占めるハードウェアの割合が上昇したことに加え、『Wii』や『ニンテンドー3DS』ハードウェアなどの値下げや在庫補償等の影響で、ハードウェアの収益率が低下したことなどによるものです。
 
(営業損失の理由)
 売上高が減少し、売上総利益率も低下したことにより、売上総利益が大きく減少したことに加えて、固定費が含まれる販売費及び一般管理費の減少額が売上総利益の減少額より小さかったことなどによるものです。
 
(経常損失の理由)
 営業損失に加え、円高による為替の影響で524億円の為替差損を計上したことによるものです。
 
・連結貸借対照表上の現金及び預金の残高について
  前期末 第2四半期末
現金及び預金 8,128億円 5,912億円
 現金及び預金が減少した理由は、USドル、ユーロ共に為替が円高に推移したことに加えて、買掛債務や経費、法人税、配当金などの支払額が、売掛債権の回収や有価証券の償還などによる入金額を上回ったことなどによります。
 
2.平成24年3月期 通期の連結業績予想の修正と配当金の説明
 平成24年3月期 通期の連結業績予想は、2011年7月28日に開示しました「平成24年3月期 第1四半期決算短信」において発表した業績予想から以下のとおり変更いたしました。
通期
  7/28修正発表 10/27修正発表
売上高 9,000億円 7,900億円
営業利益 350億円 10億円
経常利益 350億円 △300億円
当期純利益 200億円 △200億円

期末の前提為替レートは、1USドル=77円、1ユーロ=106円に変更いたしました。
(7/28修正発表:1USドル=80円、1ユーロ=115円)
 
また、通期の連結販売数量予想も以下の通り、変更いたしました。
(『Wiiハードウェア』、『ニンテンドー3DSハードウェア』の販売数量予想は変更しておりません。)
 
通期の連結販売数量予想
  7/28修正発表 10/27修正発表
Wiiハードウェア 1,200万台 1,200万台
Wiiソフトウェア 1億1,000万本 1億本
ニンテンドーDSハードウェア 900万台 600万台
ニンテンドーDSソフトウェア 6,500万本 6,200万本
ニンテンドー3DSハードウェア 1,600万台 1,600万台
ニンテンドー3DSソフトウェア 7,000万本 5,000万本

※Wiiソフトウェアの10/27修正発表には、第2四半期累計期間に販売したハードウェア同梱ソフトウェアの数量(約400万本)を含んでいますが、7/28修正発表には第1四半期中に販売したハード同梱ソフトウェアの数量(約200万本)のみを含んでいます。
 
為替相場が想定を上回る円高で推移していることや、当上期の販売実績と当下期の販売見通しを見直した結果、業績予想を修正することにいたしました。
 

なお、年間配当金は、今回の連結業績予想の修正の通りになりますと、1株当たり年間配当金は10円となりますが、来期に向けては業績回復を見込んでいることから、株主様への還元は、今期は1株当たり100円を下限にいたします。

当該説明に含まれる将来の見通しに関する記述は、現時点で入手可能な情報に基づき当社の経営者が判断した見通しであり、潜在的なリスクや不確実性を含んでいます。現実の結果(実際の業績及び配当予想額を含みますが、これに限られません。)は様々な要因の変化により、これら見通しとは大きく異なる結果となる可能性があることをご承知おきくださいますようお願いいたします。




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