株主・投資家向け情報

2016年4月28日(木) 2016年3月期 決算説明会
質疑応答(要旨)
Q 9

キャッシュマネジメントについての考え方を改めて教えてほしい。たしかWii Uが出る前に岩田前社長は「どれだけが余剰資金か不明である」というような説明をしていた。その後新たな事業戦略もいろいろ開示され、おそらくNXを含めていろいろなところの姿が御社の中で見えてきている中で、資金需要についてどう考えているかを改めて教えてほしい。

A 9

君島:

資金需要の考え方という点では、今後、私たちのビジネスが思うように動いてキャッシュが入ってきた場合に、「それを積み上げていくのか」ということについては、非常に慎重に考えていかないといけないと考えています。

それはキャッシュバランスについての考え方であり、今、IPを活用したいろいろな新しいプロジェクトを抱えて進めていますが、そのプランの中にはそれなりのキャッシュが必要なプロジェクトがいくつかありますので、まずは、それらに使っていきたいと考えています。「NXが出たからもうキャッシュは必要ない」ということではなくて、「IP活用の取り組みに優先して使っていきたい」と考えています。

Q 10

2017年3月期におけるスマートデバイス事業の収益貢献は全社の収益の大よそどれぐらいになるのか。また、もう少し長期的に見た時に、これが数百億円ではなく、数千億円規模のビジネスにまで成長するには、どのぐらいの時間を見ておけばよいか。

A 10

君島:

2017年3月までには、(『Miitomo』を含めて)5タイトル程度リリースする予定ですが、次に出てくるアプリは秋ですので、業績には年度の後半で影響してきます。そのような意味では、2017年3月期の業績予想の5000億円という売上高と、450億円という営業利益の中に含まれていますが、インパクトとしては、その大半だというようなレベルではありません。ただ、(第2弾以降に)本格的なゲームのIPを使ったものを出していきますので、2017年3月期についてはそれ相応の数字になります。中長期的には、もちろん、スマートデバイスビジネスを収益の柱にしていこうと考えていますので、仮に売上高が5000億円程度の規模が今後ずっと続くということであれば、単位としては、今、おっしゃったような数千億円の規模にはなりませんが、今後は大きなボリュームになっていくと考えています。具体的な数字は、今の時点で申し上げるのは少し早いと思いますので、このようなニュアンスで捉えていただきたいと思います。

Q 11

Wii Uの2017年3月期の販売台数の前提が非常に弱い数字になっている一方で、NXの収益貢献も織り込まれていると思うが、この前提を見ると、「ある程度NXに自信があって、スタートダッシュをかけますよ」という数字に見える。Wii Uの減少を新しいNXでカバーできると考えているのか。

A 11

君島:

2017年3月期においてはWii Uのハードは80万台の販売を計画しており、前年度に比べると240万台程度の減少を見込んでいます。それを何でカバーするかといいますと、基本的には、NXとスマートデバイスのビジネスが中心になり、その他、ダウンロードコンテンツのビジネスなども含まれます。ただ、Wii Uハードの販売台数の大幅な減少によって影響を受ける売上高については、NXの販売によってかなりの部分がカバーできるという想定で計画を立てています。

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