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採用情報 先輩紹介2008
■向さんはどのような仕事をしていますか?
海外版のパッケージ向:任天堂は自社で製造工場を持たないファブレス企業なので、製品を作るためのあらゆる部品を任天堂が購入した後、国内や海外の協力会社に製品の組立や梱包などをお願いしています。その一連の業務を担当しているのが購買管理部で、僕は海外向け携帯ゲームソフト用印刷物と半導体の購買に携わっています。具体的には、製品を構成しているそれぞれの部品を発注し、発注したとおりに部品が納品されているかを管理しています。また、購買管理部のもう1つの重要な業務として部品メーカーとの価格交渉業務があり、部品の価格が適正であるか、コストダウンできないかなどを、市場の情報収集などをしながら日々考えています。
代表的な印刷物印刷物には、パッケージデザインが印刷されたタイトルシート、化粧箱、取扱説明書、チラシ、輸送用ダンボールなどがあり、扱うものの種類と数量は膨大です。印刷物も半導体も、素材や特性によってそれぞれ仕入先が異なるので、ソフト1本分の部品を用意するだけでも、ものすごい数の会社と取引が発生します。
--取引先はどのように決定するのですか?
向:Q.C.D.(クオリティ、コスト、デリバリー)という購買セオリーの3要素がありますが、それだけではなく、生産能力やトラブル対応力なども重要な判断材料になってきます。また、会社ごとに特性があるので、状況に応じて判断しています。
--取引先情報を常に収集して、判断しながら業務を進める必要があるんですね。
向:はい。生産や輸送の段階で起こったトラブルをうまく解決するときや、開発部門、製造部門、営業部門といった社内からの急ぎのリクエストに応じるときなどは、特に情報と判断力が必要になります。新製品を発売するときは、使用する部品の目処が立ったら、その部品の安全性を確認するために社内で分析を行いますが、中には分析に長期間かかるものもありますので、発売予定日から逆算して開発部門に各業務完了日のデッドラインを連絡したり、営業部門に発注数量を検討してもらったりするなど、いろいろな事態を想定してスケジュール調整します。それをうまく遂行するためには、情報、判断力に加えて調整能力も必要になってきます。さらに、このような業務には技術的な理解が必要になることが多いので、理工系で勉強してきた知識が役立ちますが、まだまだ勉強不足を感じるので、技術的な勉強も続けていきたいです。
--毎日どんどんやってくる業務と、先を見越して進めておくべき業務があって、息つく間もなさそうですね(笑)。
向:クリスマス商戦前の繁忙期などは、毎日数十タイトルのオーダーがくるので、部品発注だけで手一杯な状態になります。部品1つ不足しただけでも製品が作れないわけですから、ものすごくプレッシャーです。それでも、ゲームショップに行ったときにお客様が喜んで商品を買って行かれる様子を目の当たりにしたときは、多少つらくても頑張って良かったと思いました。また、新製品の初期段階からモノづくりに携われるということもとてもおもしろいので、今後は知識を増やして、開発初期から量産までの流れをスムーズにする役割に貢献できたらもっとおもしろくなりそうです。モノづくりの一端を担っているということを感じられますので、その感覚をずっと大切にしていきたいです。
■部署の雰囲気はどのような感じですか?
向:発注書のプリンター音と、ひっきりなしにかかってくる電話のコール音が飛び交っているので、ずいぶん賑やかです。でも、小さなミスが大きな問題になりかねないですし、莫大なお金が関わってくるので、緊張感がありますね。配属されたときは、学生生活とは一変した空気に多少戸惑いましたが、任天堂における購買業務の重要性を理解するにつれて、この緊張感が必要なことを実感するようになりました。僕は学生のときに半導体メモリの研究をしていたので、大きな金額を動かして半導体を購買して管理する業務に携われるということを、今ではすごく光栄だなと思っています。
--仕事のおもしろみはどういうところに感じますか?
向:まだ1年ちょっとしか経験がないのですが、社内や部内の事情とか仕事の進め方を理解していくに従って、ちょっとずつですがトラブルにうまく対処できるようになってきました。そこに仕事のおもしろみを感じるようになってきています。判断を誤ると、金銭面はもちろん法律面でも問題になりますし、さらに、経理処理の知識がないと支払いに支障が出たり、いろいろな人に手間をかけることになるんです。そういう対応をすばやくやってのける先輩を見ていると本当に勉強になりますし、そこで学んだことを生かしてトラブルを解決できたときは、自分の存在意義や進歩を感じられて、自信を持つことができます。
--先輩たちに一歩ずつ近づいているんですね。
向:まだまだ雲の上ですね。知識だけではなくて、判断力がすごいと思います。どのポイントで決断するか、どのタイミングで上司に報告するかという判断が、職人技のように感じられます。うまく言えませんが、良い意味で情報をコントロールできている感じがするんです。
--情報をうまくコントロールするためには、どのような力が必要なんでしょう?
向:そうですね…コミュニケーションの力でしょうか。機密情報も多く、話せる内容に制約がある中で、取引先に正しく意図を伝えることや、社内の人と業務をスムーズに進められるようなわかりやすいコミュニケーションをとることが大切なのはわかっているのですが、まだ苦手意識があります。先輩たちにどうやったら向上するか相談してみるのですが、誰もが最初は苦手で、仕事をしながら、上司や先輩に注意されながら、身についてきたと言われるんです。
--先輩からは、どんな風に指導を受けるのですか?
向向:例を挙げますと、入社したときはビジネスに相応しいコミュニケーションに自信がなかったので、メールを送る際はまず先輩に送って目の前で説明しながら添削してもらっていたんです。忙しい中でもマメな教育をしてもらえているおかげで、相手が求めている情報が何なのかを考えながらコミュニケーションをとることの大切さがわかってきました。今は、それがとても上手な先輩の近くで仕事をさせてもらっているので、少しずつ成長している感覚はあって、それが仕事をおもしろく感じられるようになったきっかけにもなっています。ですから、自分自身でも、毎日帰ってから1日の会話を振り返って「今日の発言はもうちょっとこう言えば良かった」というひとり反省会みたいなことをしてますね。
--先輩たちも、そうやってコミュニケーションの力を向上させてきたのかもしれませんね。最後に、向さんが働く中でいちばん大切にしていることは何ですか?
向:大切にしていることは…時間ですね。時間は貴重だと感じているので、部内でも走り回ってます(笑)。配属当初、上司から「10人参加する会議に誰かが1分遅れたら、10分のコストを無駄にしてしまうんだよ」といった考え方を教わり、なるほどなぁと思いました。こういうことを言うとギスギスした職場だと思われるかもしれませんが、相手の時間を無駄にしないということはかっこいいと思うんです。部品メーカーさんへのオーダーにしても同じで、もし任天堂が短い納期でお願いしたら、その分たいへんになるのはメーカーさんですよね。いくら代金を支払って購入するとはいえ、相手の苦労や時間の大切さを理解して1秒でも早くオーダーすることによって、相手が少しでも助かるなら、仕事上のパートナーとしてその姿勢を大切にしたいと思っています。
--それが、ひいてはお客様に1日でも早く商品を届けられることにつながるんですね。ありがとうございました。

ある日のスケジュール

AM 8:00

出社後、部品コードの設定業務、半導体情報データ入力

AM 9:00

メールチェック、取引先との月例打合せ

AM 12:00

昼休憩

PM 1:00

部品コード設定業務、前日の発注情報チェック

PM 2:00

各種管理資料の作成、国内オーダー分発注(半導体発注入力業務)

PM 3:00

量産不足部材の発注業務

PM 4:00

海外オーダー分発注業務

PM 8:00

帰宅

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▼理工系出身

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購買管理部/向 正人

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▼デザイン・サウンド系出身

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▼事務系出身

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