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先輩紹介2009
配属されたのはWii発売の年。多忙な経験は必ず次に活かされるはず。 - 開発部 和田 純平 2006年入社
和田さんはどんな部署に所属しているのですか?

私が所属する開発部では、テレビに接続するタイプの据え置き型ゲーム機を開発しています。開発部には、大きく分けて回路、機構、デザイン、ソフトウェアという4つのグループがあり、私はソフトウェアのグループに所属しています。

もともと和田さんが希望していた部署だったのですか?

希望どおりです。大学では、無線通信を専攻していました。プログラムは学生時代に演習でやったことがある程度で、畑違いだとは思ったのですが、ハードの部署でソフトウェアを書いてみたいと思っていまして、採用面接のときから一貫して、その希望を伝えていました。

入社してどんな仕事に関わりましたか?

私が入社したのは、幸か不幸かWiiが発売される7〜8ヵ月前のことで、先輩たちがWiiの完成に向けて全力疾走してるなかで、気がついたらいつの間にか自分も一緒に走ってるという感じでした。

そのような状況で、最初に携わったのがWii本体に内蔵して実行するソフト、いわゆるチャンネルを開発するための環境づくりです。Wiiでは、光ディスクのソフトだけでなく、インターネットでいろんなソフトをダウンロードして遊べるようになっています。ダウンロードしたソフトはチャンネルといって、本体に内蔵して実行するのですが、私はチャンネルの開発環境づくりを担当しました。

その結果がよかったと判断されたのか、Wii本体のシステム開発にも関わることになり、目の前にどんどんタスクが積まれていくようになり、ハードが完成するまで、それをさばくような多忙な毎日が続きました。

Wiiが発売されてから、忙しさから開放されましたか?

ゲームキューブの時代までは、ハードが発売された時点で、私たちの仕事は一段落していたと思います。でも、インターネットにつながっているWiiは、成長し続けるハードです。発売から2年たち、発売前の忙しさに比べると多少は落ち着きましたが、本体システムのバージョンを更新したりと、まだまだ終わらない感じです。

たとえば、2008年末に他社さんからカラオケのソフトが発売されましたが、1ヵ月いくらというように、期間で課金するようになっていまして、そういった新しい仕組みが出てくると、システムも新しく変える必要が出てきます。私はWii本体のシステムの開発と保守を担当していますので、各方面から「こういうことはできないか」という相談を受けることも多く、しばらくはゆっくりできそうにありませんが、Wiiは育てがいのあるハードだと感じています。

どんなときにやりがいを感じますか?

Wiiが発売されて、お店の様子を見にいったときです。自分が関わって、数ヵ月しかたっていない商品が店頭に置かれているのを見たときは、感慨深いものがありましたね。

その後、たくさんのお客さんに受け入れていただき、世界でこれだけ売れていますと言われて、累計販売台数を聞かされてもなかなか実感がわかなかったんです。ところが、仕事が終わって自宅に帰り、青く光るWiiを見て、規模の大きさを実感したことがあります。Wiiはシステムのアップデートなどがあると、前面が青く光ってお知らせするようになっているんですが、それを見たとき、「いま世界中のWiiが青く光ってるんだ」と。

どのような学生時代でしたか?

勉強半分、合唱サークル半分のような生活でした。幸い、私の研究室は理論系だったので、実験のように時間が拘束されることも少なく、サークル活動にのめりこむことができたのだと思います。

大学では授業をサボるようなことはしませんでしたが、積極的に勉強するようなタイプでもありませんでした。ただ、理論の研究のために、空いてる時間は考えるようなことをしていました。もともと考えることが好きだったんだと思います。ふとんのなかに入って寝る直前に、ふと「ああすればいけるのかな?」と思いついて、慌ててメモをとるようなこともありましたし。

そのような学生時代での習慣は、仕事でもすごく役立っていると思います。休日でもたまに、自分が正しいと思って組んだソフトウェアに問題があるように感じて、「ああしたほうがよかったかな」と考えることもありますし。私はもともと、ひとつの問題にフォーカスして、いろんな角度から解決方法を求めるようなことを考えるのが好きなんでしょうね。

どうして任天堂に入ろうと思ったのですか?

小学校から中学生まで、ファミコンとスーパーファミコンが大好きでした。将来はゲームクリエイターになりたいと思っていたくらいです。でも、高校に入ったくらいから、ゲームから遠ざかりまして。というのは、どんどん高度化したゲームが売れるようになり、自分にとっておもしろいものとは少し違うなと思ったんです。それで、ゲームクリエイターへの関心はなくなったんですけど、コンピューターには興味がありましたので、その方向に進んでおこうと思い、大学の進路を決めました。

ですので、いざ就職のことを考えたはじめたとき、任天堂のことはまったく頭にありませんでした。私の研究室では、学校推薦で電機メーカーさんに入ったり、無線通信をやってるので、携帯電話の通信キャリアさんの研究職に就いたりするケースが多かったんですね。

でも、どうせメーカーに入ってモノをつくるんだったら、おもしろくて、たくさんの人に影響を与えられるようなことをしたいと思うようになったんです。そんなとき、インターネットを見ていたら、たまたま任天堂が見つかって、「ここだ!」と。まさにビビッときた感じでした。

友だちに「任天堂に入りたい」と言ったとき、どんな反応でしたか?

みんなから「ええーっ!?」と驚かれました。教授からも、「ゲームをつくりたいんだったら、携帯電話の会社でもつくれるよ」みたいなことも言われましたし。

任天堂って、おもしろいソフトをつくることには積極的だけど、ハードをつくってるというイメージは少ないのかもしれないですね。実際に入ってみると、ハード関係の仕事はたくさんあって、僕らが活躍できるような場もいっぱいあるんですけど。

実際に入社して、想像と違っていたところはありますか?

グローバルな企業だなあと感じました。入社して最初に教えてくれた先輩が、アメリカにある子会社からやって来たアメリカ人だったんです。いきなり英語でレクチャーがはじまって、そのときは本当に驚きましたね。それに、日常の仕事でも、海外と連携しながら商品をつくってますので、仕事上も、英語のメールでやりとりすることも少なくないんです。

今後の目標を教えてください。

ゆくゆくはもっと信頼されるようになって、大きな仕事を任されるようになりたいです。それに、Wiiのプロジェクトでは、途中から加わることになりましたけど、次回は企画の立ち上げ段階から完成まで、全てのプロセスに関わってみたいですね。今回はすごく貴重な経験をさせていただきましたし、発売直前の忙しさを肌で感じられたことは、次の仕事でも必ず活かせると思っています。

ある日のスケジュール

ありがとうございました。

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