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先輩紹介2010
任天堂でかなえるモノづくりの思い。店頭に並んだ商品を見ると感無量に。 開発部 岩尾 敏明 2007年入社 理工系
先輩紹介2010

所属する部署ではどのような仕事をしているのですか?

開発部は、Wiiに代表される据置型のゲーム機を、周辺機器も含めて開発している部署で、中身の基板や電子部品を担当する「電気」、筐体設計を担当する「機構」、製品外観のデザインや取扱説明書を担当する「デザイン」、OSやライブラリなどのシステムソフトの開発を担当する「ソフト」といったグループに分かれています。私が所属する機構設計のグループは、デザイングループが作成した外観のデザイン案の中に、電気グループが作成した中身の部分、いわゆる基板やさまざまな電子部品が収まるように調整し、細かな設計を行うことが主な仕事です。

設計は、3DCADで行っていき、ある程度設計が進んだら実際に試作品をつくります。その試作品を評価したり、評価するための検査機の作成もします。それ以外に、梱包材(パッケージ)の設計なども行っています。

入社後、どのような仕事をしてきましたか?

入社したのはWiiの発売直後で、当時はWiiの周辺機器の開発がどんどん進んでいました。1年目は、『リンクのボウガントレーニング』の「Wiiザッパー」や『マリオカートWii』の「Wiiハンドル」、それに『Wii Fit』の「バランスWiiボード」などの試作品の評価をお手伝いすることが多かったです。

例えば、『Wii Fit』の「バランスWiiボード」の評価では、上に乗って運動した人のかいた汗が中に入って故障しないように、実際にコップ1杯の水をかけてみて、水が中に入り込まないような対策を講じたりしました。

もちろんそれだけではなく、3DCADの使い方、樹脂の種類や特性、金型の構造などについても勉強してきました。開発のタイミングにもよりますが、1年目から設計業務をすることもあります。私も1年目から設計を担当した製品があり、結果的に発売には至りませんでしたが、その経験が次の製品設計にも役に立っています。

印象に残っている仕事について教えてください。

入社2年目のときに開発していた「Wiiモーションプラス」は、すごく大変でした。「Wiiモーションプラス」はWiiリモコンの下部に取り付ける周辺機器ですが、振っているうちに接触不良が起こるような不具合が、開発中に見つかったのです。そこで、どこに問題があるのかを検証するために、Wiiリモコンのサンプルひとつに対して、10万回、20万回と振り続けるテストが必要になりました。ところが新しい製品でしたので、自動でテストを行ってくれるような検査機がないんです。だから、僕を含めて、若手社員の数人で、交代しながら振り続けたんですけど、やっぱり体力的に限界がありまして(笑)。そこで、部署の先輩たちも協力を申し出てくださって、みんなでWiiリモコンを振るようなこともしました。そのあたりの経緯については、任天堂ホームページの「社長が訊く Wiiモーションプラス」に詳しく書いてありますので、ぜひお読みいただければと思います。

「Wiiモーションプラス」は、自分の手で数え切れないほど振って検証した商品ですので、すごく思い入れがあります。発売日にお店に行って、商品が並んでいるのを見たときは、感慨無量でしたね。すぐに4つ買って、実家に帰ったときに、家族や友人らと遊びました。今までにない動きも検知できて、みんなから「おもしろい」という感想を聞いたときは、がんばってよかったと心から思いました。

どのような学生時代を過ごしましたか?

バリバリと勉強していたわけではなく、勉強するときは勉強して、遊ぶときは遊んで、というメリハリのある生活をしていました。大学で専攻していたのは熱工学で、マイクロバブルという微細な泡を発生させる研究をしていました。現在、僕が任天堂で関わっている業務とはまったく関係ない分野だったのですが、その研究をするために、工作機械を使って、いろんな実験装置をつくっていたことは、今とても役に立っています。「Wiiモーションプラス」の開発時には感度検査機を作成しましたし、「こういうのをつくってよ」と頼まれることも多く、そのたびに、社内の工作室に行って、試作品をつくったりしています。

どうして任天堂に入りたいと思ったのですか?

就職活動をし始めた頃は大学院に進もうか多少迷っていましたが、パソコンを自作するなどモノづくりが好きだったので、進学して研究を続けることより、早く社会に出て製品開発をしたいという気持ちが強くありました。特に自分の生活に身近な製品に関わりたかったので、いろいろな家電メーカーなども就職先として考えていた中、自分がユーザーとしていちばん楽しめたものはなんだったかと思い返したときに、すぐに頭に浮かんだのが任天堂の製品だったんです。自分もたくさんの人に楽しんでもらえる製品づくりがしたいと強く思うようになり、それからは任天堂一筋でした。

入社してから感じたことですが、院卒・学部卒の区別なく、いろんな仕事を任せてもらえる社風が任天堂にはあると思います。私自身、最初はわからないことだらけでも、先輩に教わりながらいろんなことを覚えることができたと実感しています。大切なのは、自分から意欲的に学んでいこうとする姿勢ではないでしょうか。

今後の目標を教えてください。

3年目になって、商品を入れる箱などの設計、いわゆる梱包設計もするようになり、仕事の幅が増えてきました。ですが私が機構設計をして、発売に至った製品はまだありませんので、いずれは私が主担当として機構設計した商品を世に送り出したいと思っています。設計に関する知識や経験だけでなく、全体的な業務に関する経験もまだまだ足りないと感じていますので、これからも先輩のお手伝いをしながら、いろいろとたくさんの経験を積んで、本体などの複雑な構造をした製品も任せてもらえるようになりたいと思います。

ありがとうございました。



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ある日のスケジュール
AM 8:00

出社

AM 8:45

メールの確認

AM 9:00

梱包材の設計

AM 10:00

取引先と打ち合わせ

AM 11:00

梱包仕様書及び部品表を作成

AM 12:00

昼休み

PM 1:00

宇治工場に外出

PM 1:30

宇治工場到着→製品技術部と打ち合わせ

PM 3:15

打ち合わせ終了

PM 3:50

本社に戻る

PM 4:00

グループミーティング
(グループマネージャーからの連絡と業務の進捗について報告)

PM 5:00

ミーティング終了
昨日依頼のあった試作品の3Dデータを作成

PM 6:00

帰宅

休日の過ごし方

同じ部署の人たちと隔週でテニスをしています。少人数でもしっかり練習して、最後に試合をして楽しく過ごしています。

 
理工系出身

環境制作部 稲葉 公崇

開発部 岩尾 敏明

ネットワーク開発部 小嶋 大起

制作部 高山 貴裕

製品技術部 池田 健一

デザイン系出身

制作部 田中 陽子

企画開発部 山崎 涼子

企画部 臼井 淳一

事務系出身

営業第一部 林 文彦

経理部 西村 佳苗

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