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先輩紹介2010
お客様に安心と安全を。評価の数だけ大きな責任とやりがいがある。 製品技術部 池田 健一 2008年入社 理工系
先輩紹介2010

所属する部署ではどのような仕事をしているのですか?

私たち製品技術部の使命は、お客様に“安心と安全を提供すること”です。2009年にニンテンドーDSシリーズの世界出荷台数が累計1億台を突破するなど、任天堂の製品は、世界中でたくさんの人々に受け入れていただいていますが、その分、製品に関して何かしらの問題が起きれば、大変多くのお客様にご迷惑をおかけすることになります。お客様に、ご購入いただいた任天堂の商品を長い間、安心してお使いいただけるよう、細部にわたって安全性や機能性などを検証したり、長期に安定した品質で製品の生産が可能かを確認したりなど、厳しい信頼性評価や量産試験を行っています。

池田さんはどのような仕事をしていますか?

私は携帯ゲーム機の機構全般に関する評価を行っています。必要となる試験項目は、その製品がどのような形状で、どのような機能があり、どのような使われ方をするか、といったことを考慮のうえ決定し、多角的な視点に基づいて行います。

ゲーム機を落下させた後の安全性や製品機能を評価する「落下試験」では、床面の条件や落下方向という点も考慮に入れて評価を行い、ただ落として壊れないか、ということだけでなく、成形品などが鋭利な割れ方をして、手にしたお客様がケガをしてしまうことがないかということも確認します。また、想定されるさまざまな環境下において問題なく動作するかを評価するために、工場で製造された製品を各地へ輸送する際の振動状態を想定した「振動試験」、真夏・真冬の過酷な輸送コンテナ内環境を想定した「環境試験」なども行います。これらをはじめとする全ての評価において、問題ないことが確認されてはじめて、製品がお客様のお手元に届くことになります。
また、発売後でも、その商品の品質を維持・向上するための評価を続けています。ひとつの製品を数年にわたって生産していくため、量産初期と同等品質の製品が安定して生産されているかを定期的に確認します。また、製品やその内部部品の生産条件変更などが発生すれば、再度信頼性評価を実施します。

印象に残っている仕事について教えてください。

2009年にDSiの新色であるレッドの評価担当を任されました。レッドはDSiシリーズでは6色目になるのですが、ボディには従来のマット仕様ではなく光沢のある素材が使われており、外観だけでなく内部構造に関しても細かな変更が加えられていましたので、これまでと同じようには評価できなかったんです。そこで、まずは自分で評価項目を考えてみて、上司や先輩に適宜相談をしながら、評価項目を決定し、実際に評価も行いました。改善すべき点があれば関係部署や協力会社にフィードバックをして、改善が確認されるまで試験する、という作業を地道に繰り返しました。実際に製品を量産する中国の協力会社に1週間ほど出張して、生産工程の確認も行いましたので、試作段階から生産に至るまでの一連の業務に関わることができて、すごく勉強になりました。また、必要な情報を必要な人にわかりやすく説明することの難しさを学びました。大変なこともたくさんありましたが、無事に発売された後、たくさんのお客様がレッドのDSiで遊んでくださっているのを実際に見て、達成感とともにやりがいを感じることができました。

職場の雰囲気を教えてください。

何か問題が起きたときも、それを1人で抱え込むのではなく、みんなで協力しながら解決していくような一体感のある空気に満ちていると思います。悩んでいたら、上司や先輩がすぐにそのことを察知して、「どうしたの?」と声をかけてくれる雰囲気が、部内全体にあるんです。そういった安心感があるので、仕事は厳しいですが、とてもやりやすいですし、私自身もまだ2年目ですが、後輩が困っていそうなときは、すぐに声をかけるようにして、一緒に問題解決をしながら、ともに学んでいきたいですね。

どのような学生時代を過ごしましたか?

大学で専攻したのは、機械工学です。研究室では下肢装具と呼ばれる、足の不自由な人や歩行に困難がある人を歩行支援する装具の研究を行っていました。その下肢装具を、病院に持ち込んで患者さんの協力をいただきながら臨床試験を行うのですが、装具の重量が重くなると歩行が困難になりますので、軽量化をはかってみたり、安全性や臨床試験の行いやすさなどを考えた設計を行ったりしました。研究がそのまま仕事に直結していませんが、そういった問題を見つけ出して改善していく作業は、現在の仕事とも少しつながってるのかなと思っています。

どうして任天堂に入りたいと思ったのですか?

就職先として、最初は漠然と電機メーカーなどを考えていたのですが、どうもピンときませんでした。そこで、自分はどういったときに喜びを感じたり、積極的に取り組めるのかを考えてみたところ、それは人を楽しませたり、喜ばせたりするときだったんです。そこで、自分が自信を持って「楽しい」と言える商品をつくっている会社に入りたいと思いました。私にとってはそれがゲームであり、任天堂だったのです。人を楽しませることができる会社は、任天堂のほかにもたくさんありますが、社員に求める資質の一つに「サービス精神」をあげている任天堂であれば、就職して定年までの約40年、ずっと高いモチベーションを保ちながら仕事ができると思いました。

入社して、イメージと違っていたことはありますか?

製品評価を行う仕事に就いてみて、ここまで過酷な品質試験を行っていたのかと、本当に驚きました。地味な仕事を繰り返し、とても細かいチェックを丹念にやっているからこそ、お客様は安心して、任天堂の商品の楽しい部分だけをお楽しみいただけるようになると思うんですね。学生時代は「楽しいものを提供する会社」という、ユーザー目線でしか見えていなかったのですが、お客様のことをまず第一に考えて、マジメにひとつひとつ取り組んでいる会社だと思いました。

今後の目標を教えてください。

発売された商品に何かの問題が起こったときは、多くのお客様を失望させることになりますので、とても責任の大きい仕事だと思っています。評価・改善といった流れを何度も繰り返す地道な仕事ではありますが、その先には、多くのお客様に任天堂の商品を安心してお楽しみいただけるという喜びがあります。

先輩たちが長年培ってきた評価のノウハウを吸収するとともに、後輩にそれを伝えていくことで、これからもお客様が期待する高品質な任天堂製品を提供し続けることが、今後もずっと続く課題であり、目標です。

ありがとうございました。



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ある日のスケジュール
AM 8:00

電車と自転車にて通勤
メールチェック

AM 9:00

グループミーティング

AM 10:00

試験室にて専用機器を使用し、DSi仕様変更部品の評価

AM 12:00

食堂にて同期社員と昼食

AM 13:00

協力会社および開発部署と共に、新製品の品質や量産性に関する検証会議

PM 4:00

上記新製品の評価

PM 5:00

新製品の評価内容や評価結果について関係者にフィードバック。問題があれば即時修正案を検証し、連絡

PM 6:00

今後の新製品量産に向けたスケジュールを再度検討

PM 7:00

メールチェック
明日のスケジュール確認

PM 8:00

帰宅

休日の過ごし方

休日は体を動かすことでリフレッシュしています。フットサルやサッカーの試合に参加することも。他部署の方と交流できるよい機会にもなっています。

 
理工系出身

環境制作部 稲葉 公崇

開発部 岩尾 敏明

ネットワーク開発部 小嶋 大起

制作部 高山 貴裕

製品技術部 池田 健一

デザイン系出身

制作部 田中 陽子

企画開発部 山崎 涼子

企画部 臼井 淳一

事務系出身

営業第一部 林 文彦

経理部 西村 佳苗

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