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先輩紹介2012

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「ゲームが正しく動作するか」を多面的にチェック。安全で高品質なゲームを届けていきたい。
所属する部署ではどのような仕事をしているのですか?
製品技術部では、安全で高品質な商品を提供するために、主に製品の評価を行っています。たとえば、部品単位で電気的に問題がないか評価を行ったり、ゲーム機本体や周辺機器の強度の評価を行ったり、各国の規格に応じて素材の評価などを行っています。また量産する際の工程指導なども行っており、多岐にわたる業務があります。
私が所属しているゲームソフトグループでは、「ロットチェック」と呼ばれるゲーム機本体とゲームソフトの適合性評価を行っています。ゲーム機本体は、時期によって生産の部品等、一部条件の異なる場合があるので、それぞれのバージョンに応じて同じ品質が維持されて、ゲームソフトが問題なく動作するかどうかのチェックをしているのですが、そのチェックをロットチェックと呼んでいます。
昔、ロットチェックが始まった当初はこの互換性の評価が主な業務でしたが、最近では製品が「ガイドライン」にしたがって作られているかの評価を行う業務も大きな割合を占めるようになっています。ゲームソフトやWii チャンネル、内蔵ソフトなどのリリースにあたっては、市場でのトラブルを未然に防ぐために、クリアしなければならないチェック項目があるので、その項目を設定し、テスト方法と合格基準を「ガイドライン」としてまとめて、テストを行うんです。チェック項目にはさまざまなものがあり、どうやってチェックするかという具体的なテスト方法や、どういう状態ならその項目をクリアできたと言えるのかという合格基準の設定も必要です。ガイドラインは、機能・サービス、各種アクセサリーごとにそれぞれに存在するので、新しい機能やサービスが増えるにつれテスト項目も増え、現在では非常に多くの検査項目が存在しています。
綱村さんはどのような仕事をしてこられましたか?
写真イメージ私は、ロットチェック業務のサポートを担当しています。ロットチェックを行う環境や、検査を行う本体の準備、またガイドライン検査にて、違反項目が見つかった場合に、ソフトメーカーや社内開発部署にその内容や修正方法を伝えています。また、主にネットワーク関連の項目について、ガイドライン作成を担当しています。
たとえば、Wi-Fi コネクション中にエラーが発生した場合、エラーの原因ごとにエラーコードとエラーメッセージが決まっているのですが、ガイドラインでは、それらが画面にきちんと表示されるかどうかを検査項目として定めています。もし画面に「エラーが発生しました」としか表示されなかったら、サポートセンターに問い合わせを行ったとしても、そのエラーがなぜ発生し、どうすれば解決できるのかわかりませんので、そういった場合に適切に対応ができるよう、エラーコードやエラーメッセージが正しく表示されることを確認することが重要なんです。
また、「どういうテストを通れば、その項目を満たしていると言えるか」という合格基準を考えていますが、チェック内容は、ゲームソフトをプレイすれば確認できる簡単なものから、専用のツールを使用しなければわからないような難しいものまでさまざまなものがあります。エラーの確認は実際にエラーを発生させた状態で行います。ガイドラインに「エラーコードとエラーメッセージを確認する」と書くのは簡単ですが、実際に確認を行うとなると、どのような環境でどのようなテストを行えばよいか、実際にその方法で確認ができるのかどうかを調べる必要があるので、実際に確認作業を行うよりも、テスト方法や合格基準を考える方が大変なんです。
ガイドラインが完成すると、まず関係者に見てもらい、問題がないか確認したうえで社内外の開発者に向けてリリースします。自分の作ったテスト方法が、社内はもちろん、社外や海外の事業所でも使われますから、プレッシャーはかなり大きいですね。
市場で問題が起こらないようにすることが評価業務の目的なので、目に見える成果を生み出した! という感じではありませんが、毎日の自分の仕事がより高品質で安全なゲームを届けることにつながっているということが、がんばれる糧ですね。また、海外子会社の問い合わせ対応などのサポートをしたときや、ソフトメーカーにロットチェック合格の連絡をしたときに、感謝を伝えられるとやっぱりうれしいです。
どのような学生時代を過ごしましたか?
大学では多足歩行型ロボットを作りました。過去の先輩が作ったロボットを参考にしながら、材料を切り出して一から制作していました。大変でしたし予算の制限もありましたけど、試行錯誤しながら作っていくのは楽しかったですね。ニンテンドーDSが発売されたのは、ちょうどその頃でした。スペースが限られた携帯ゲーム機は、搭載できる機能も絞らなければならないと思うのですが、そこに何を搭載するのか、「その限られたスペースの中で、どれだけ面白いことができるのか」と考えることは、とても面白そうだなと考えました。
また、就職活動を始める前にゲームセンターでアルバイトをしていたのですが、アーケードゲームのうまい人が集まる店で、対戦を観戦している人も多く、「周囲の人まで巻き込んで面白さを共有できるのはすごいな」と感じたこともゲーム業界への興味を深めるきっかけになりました。
入社して成長できたと思うことと、今後の目標を教えてください。
写真イメージ学生時代は自分から積極的に動くよりも、「やっておいて」と言われればやるような行動パターンが多かったんですが、今の評価業務では自分から情報を取りに行く姿勢が大切なので、そうした積極性は身についたと感じますね。自分の仕事がお客様の安全性を守るんだという使命感から、自然と意識が変わっていったのかもしれません。
ネットワーク系の評価に関しては、部内で頼りにされる立場なので、今後は、もっと勉強していきたいと感じています。ネットワークを利用したゲームは増えてきているので、ニンテンドー3DSやWiiに関するものに限らず、ネットワークの知識を幅広く身につけて、関係部署とのやりとりでもより専門的な話をしながら、適切で質の高いガイドラインを作っていきたいですね。当社だけではなく、すべてのメーカーが、私が作った資料をもとにテストを行うので、テスト方法の質を高めることによってゲームソフトがよりスムーズに「テスト」を合格できるようにと考えています。また、ガイドラインチェックは開発から生産、販売に至る全体の流れから見ると、生産に近いところで行われることが多いのですが、より効果的にチェックしていくためには、将来的に、評価業務で培った知識を活かして、開発の段階からチェック作業を組み込むような取り組みに挑戦してみたいですね。

ある日のスケジュール

AM8:00
メール確認
AM9:00
海外事業所との定例ビデオ会議
AM10:00
チームミーティング
AM11:00
不具合確認。先方への問い合わせ、
不具合報告
AM12:00
昼休み
PM1:00
ガイドラインに関する情報展開
PM2:00
不具合確認。先方への問い合わせ、
不具合報告
PM4:00
さらに不具合確認。先方への問い合わせ、不具合報告
PM6:00
海外事業所との定例ビデオ会議、
ガイドライン作成関連業務
PM7:00
夜食、ガイドライン作成関連業務
PM8:00
帰宅

休日の過ごし方

写真イメージ

主にフットサルをしています。会社のサッカー部に所属しており、公式戦などもあります。また、観戦も好きなのでJリーグ、Fリーグ観戦などにも行っています。あとは同期と遊びに行ったりなど、何かと動いてます。

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