Nintendo - 任天堂ホームページへ
社長が訊く 〜任天堂で働くということ〜

目次

開発環境コーディネータ編

Vol.2

取締役社長 岩田 聡 / 森脇 友城 2003年入社 / 島田 健嗣 1992年入社 / 田原 靖之 1994年入社

6 開発環境コーディネータに向いているのは?

岩田

では最後に、どんな人がこの仕事に向いてると思いますか?

森脇

脇役になるのが好きな人。
何かにすごく秀でているというのも良いんですけど、
一番前に立って進むんじゃなくて、そのすごい人たちの横に立って
何でも良いからサポートしていく、押していくっていう気持ちがある人には
この仕事は楽しいと思います。
あとは、広く浅い技術知識と知恵がある人でしょうか。

田原

想像力のある人ですね。
相手の立場に立って、何を考えて、何をしてもらいたいと思ってるか、
こういう状況は困るだろう、こう言われたら困るだろうなっていうのを
想像して、自分だったらこうしてもらったら一番嬉しいということを
実行していくことが大事かなと思います。

岩田

残念ながら、困っている人っていうのは
的確に自分がどう困っているのか言葉で言ってくれないことが
殆どなんですよね。
「ひょっとしてこういうことで困っていませんか?」
ってこちらからアプローチしないといけないケースが多いから、
そういう意味で想像力が必要になるんですね。

田原

ゲーム開発者の立場とライブラリ提供者の立場だと
意見が180度違ったりもするんですけど、それはそのときに
お互いこう考えている、というのを話して、それぞれ
一番良いところで折り合いをつけていくことが大事かなと思います。

島田

私はまず、物怖じしない人。
ただの出しゃばりでは困りますが、出ないといけないときには
物怖じしないで出ていかないといけませんし、
そのときに自分がやるべきことを理解することが必要だ
と思いますから、観察力が重要だと思います。


あとは、必ず人と人の間に入る仕事なので、
それぞれ正しいことを言っているけど食い違っている両者が
ハッピーになれる落としどころを見つけることができて、
かつ、こういう風にしようという説明ができる人。


話し上手以上に聞き上手じゃないとダメかもしれませんね。
それぞれの主張をどれだけ自分自身が受け止められるのか、
理解できるのかというところが大事だと思います。

岩田

そういうことができる人にとって、日々チャレンジングで
達成感にあふれた職場ですよね。
島田さんはどうやってその能力を鍛えたんですか?
最初からはできないですよね。

島田

今でもあまりできてないですけど(笑)、うまくいかないときは
周りがハッピーにならないですよね。
そんなときは何が悪かったのかを考えますし、
上司からも突っ込まれることもありますし、そうやって失敗しながら
ひとつずつ直していったという感じです。

岩田

今日みなさんと話をしていて
「3人とも天職に巡り会ったんだな」と、本当に思います。
向いていない人にしたらこんなにしんどい仕事ってないんですよ。


だけど確かに任天堂にはあまり知られていない
こういう仕事があって、でもこういう仕事が
プラットフォームホルダーである任天堂の重要な部分を支えていて、
世の中を驚かせたり、不可能を可能にする要素のひとつを
担っているわけです。


それはとても大変な仕事かもしれないけれど、
それに適性のある人にとってはたまらない達成感と
日々向き合える不思議な仕事ですね。

田原

不謹慎ですけど、ピンチになると、口では「ヤバイ!」って言いながら
どこかで喜んだり(笑)。

岩田

順調だとちょっと物足りなかったりしてね、わかりますよ。
私もそうやって生きてきましたから(笑)。
そういう意味では、私は自分が開発者時代にやっていた
役割の分身を、みなさんにお願いしているのかもしれないですね。


ありがとうございました。

(開発環境コーディネータ編 終わり)

採用情報

社長が訊く 〜任天堂で働くということ〜

ページの一番上へ