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社長が訊く 〜任天堂で働くということ〜

目次

テクニカルデザイナー編

Vol.3

取締役社長 岩田 聡 / 蒔田 俊介 2001年入社 / 池田 仁 1996年入社

8 テクニカルデザイナーに向いているのは?

岩田

一般的に、デザインへの傾倒と技術への傾倒が両立するケースは
少ないわけですが、なかには、その両立にすごく興味をもって、
そういう技術を人に教えるのをすごく幸せに感じる人が
いるんですよね。

そういう人は、その自分の特性を伸ばせる仕事が
できたほうが楽しいだろうなと思うんです。
特に任天堂という職場の場合は、皆さんが決めた
ワークフローなりの判断が、社内のみでなく、
そのプラットフォームで仕事をするデザイナーさん全体の
仕事の効率に巨大な影響を与えます。
ですから、話を聞いていて、波及する範囲が大きいのが
醍醐味なんだろうと思います。

それでは最後に、技術とデザインの中間に位置する
テクニカルデザイナーという仕事に向いてる人って
どういう人だと思いますか?

池田

感覚的な考え、論理的な考えを両方とも
理解できる人だと思います。
何となく当たり前の人のようですが、
感覚的な考えを大切にするデザイナーと
論理的な考えを大切にするプログラマーという
両極端の人たちと仕事をしていると、
そのバランスが取れている人の貴重さをつくづく感じます。

そういう人って、デザイン業務をやるなかで
プログラマーとデザイナーの通訳的な役割を
自然と任されたりしていると思うんです。
そのようなデザイナーはテクニカルデザイナーに
向いているかもしれません。
まだその面白さに気づいていないかもしれませんが、是非
もう一歩進んで「アートに対して技術的なアプローチができて、
テクノロジーに対してデザイナーの立場から提案ができる人」を
目指して欲しいと思います。

蒔田

いろいろなものに興味をもっていて、
好奇心の幅が広い人かなと思います。
また、一見全然違うと思えるようなことでも、
実は根底でつながっていることが多いと思うんです。
それらのつながりを見出すことに楽しみを感じる人も
向いていると思います。

それから、余分に喜べる人。
喜びのサイズ自体は、ゲームタイトル1本仕上がった
達成感と比べると小さいんですが、日常的な業務のなかで、
ちょっと楽する方法を発見したり、新しい技術への理解が
少し深まったりといったことを、ピュアに大きく喜べる人には
すごく楽しい仕事だと思います。

岩田

なるほど。
技術的好奇心と絵の素養があって、
人に説明するのが好きで、人のワークフローを効率化するためには、
自分の苦労はいとわないどころか喜びさえ感じる人。
そういう人がこの仕事に出会ったら、
ものすごいパワーを発揮してくれそうですよね。
こういう素養を活かしきることができる仕事って、
意外と少ないでしょうから。

どうもありがとうございました。

(テクニカルデザイナー編 終わり)

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