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社長が訊く 〜任天堂で働くということ〜

目次

製品技術編(2)

Vol.5-2

取締役社長 岩田 聡 / 黒川 修 2004年入社 / 三浦 正幸 2000年入社 / 中西 孝雄 1995年入社

5 エネルギーの無駄をなんとかする

岩田

では次に、中西さんは他のお二人の仕事を支える
業務システムを担当されているのですが、
この仕事を始める前に、これまでどのような
仕事を経験してきたのか教えてください。

中西

入社して以来、製品技術部所属ではあったんですけど、
初めはロットチェック業務の一つである、
量産直前のカートリッジやカセットの
基板検査を数年行っていました。
その後、開発途中の製品評価を行うようになり、
主にライセンシーさんが発売する
周辺機器の評価を担当していました。

岩田

ライセンシーさんが作る周辺機器も、
任天堂がライセンスしてオフィシャルに
認めているものは、これを接続しても壊れないのか、
極端に弱い部分はないかなど、
任天堂が調べているんですよね。

中西

そうです。
そしてその後、現在の業務システムの仕事、
製品技術部の様々な業務を支える
仕事を担当しています。

岩田

150人くらいの人がいる部門の中で、
いろんな業務を担当している人たちの
連携がうまくとれるように、IT技術をどのように
うまく使って、みんなの作業効率を上げるかが、
今の一番の仕事ということになるんでしょうか。

中西

そうですね。
黒川さんのロットチェックの作業にも
関わっていまして、作業の結果を残すために、
データベースという形で業務システムを
構築しています。

黒川

これまで紙ベースで残していた記録が
データベースという形となり、おかげさまで、
効率よく仕事を進められています。
過去の情報を参照する機会が多いので、
とてもありがたいですね。

岩田

そういうのも、もともと仕組みが確立されていた
というよりは、業務がどんどん変化していく中で、
「これをこのまま手作業でやってたら駄目だよね、
じゃあ電子化しようか」というようなことを、
一歩ずつ考えて進めていくわけですよね。

中西

各業務担当者からのシステム化の要望を元に、
「ここで人のエネルギーが無駄に使われて
いるんじゃないか」というのを発見して、
どういう仕組みを作ったら効率が良くなるかを考えて
実際に作ってみるんです。
そして、それが使われて更に出てくる
改良要望に対応して軌道に乗せていくという流れです。

私のところのチームは、実は初めからこういう
業務システムを専門にやってきた人の集まりと
いうわけではなくて、いろんな部門・チームからの
出身者が集まっているんです。

岩田

どちらかというと、業務システムの専門家の
少ないところで、そういったことを
工夫しながら作っているんですよね。

中西

そういう感じですね。
ロットチェックのシステムも、ロットチェック出身の方が
私のチームにいて、業務のことをよくわかっているので、
うまく対応できているんだと思います。

岩田

業務システムについて経験豊富である以上に、
現場の仕事をよくわかっていて、仕事のフローや、
何が大変でどういうデータがあると便利なのか、
というようなことがわかったうえで、
仕組みを作るということですね。

中西

そのとおりです。
やはり技術的なことに詳しくても、
業務知識がないと作れなかったり、
最適な運用方法がわからなかったりするので、
業務理解は大切ですね。

岩田

でもシステムって、業務のことを理解したはずの人が、
工夫してある程度良いものを作っても、
いざ導入となると、現場の人にとっては突然、
業務フローが否応なしに変えられることになるので、
抵抗されることがありますよね。
今までしていたことと違うことをしないといけない
となると、人間って大体変化が嫌いですから。

中西

それは少なからず・・・。

岩田

でも最初に抵抗する人に限って、
価値がわかるとすごく感謝してくれたりも
するんですけど(笑)。
「これなしでは考えられない!」みたいなことを
言ってくれて後で元気が出るんですが、
汗水垂らして善意で作ったのに、
最初抵抗される瞬間というのは
結構しんどいんだろうなと思うんですが。

中西

そうですね。
システムのインターフェイスや使い勝手だとか、
結構個人的な好みもありますので、
利用者全員の要望を全てカバーするのは難しいですね。
ですので、価値を理解して使ってもらいやすいように、
どの程度の要望になら対応できるかを
考えながら、運用していきます。

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