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社長が訊く 〜任天堂で働くということ〜

目次

製品技術編(2)

Vol.5-2

取締役社長 岩田 聡 / 黒川 修 2004年入社 / 三浦 正幸 2000年入社 / 中西 孝雄 1995年入社

6 苦労を共にする

岩田

三浦さんのお話と関連しますが、
グリーン調達に関するプロジェクトが
わりと大きかったと聞いたんですが。

中西

そうですね。
グリーン調達調査結果を記録するシステムの
開発を担当しました。

会社としてわりと早い時期から
グリーン調達をしていたので、当初はまだ
グリーン調達の調査結果を部品ごとに分類して
記録するようなパッケージシステムが、
私の知る限りでは市販されていなかったんです。
それで、我々で作らなければということになりました。

グリーン調達調査をするためのフォーマットは、
JGPという、グリーン調達調査共通化協議会が策定した
フォーマットがあったので、それを遵守する形で
システムを作り上げていきました。
そこの部分はわりと楽といえば楽でしたね。

岩田

そこは求められている要件が明確だったんで、
その通りに作れば良かった、ということですね。

中西

そうです。問題はその後なんです。
製品に使用する部品に対して部品コードが
割り振られていて、主にその部品コードで
購買業務が動いています。

任天堂では一度にものすごくたくさんの製品を
生産するので、同等の部品でも複数の
部品メーカーさんから仕入れをしています。
同じ部品なら部品コードは1つなのですが、
グリーン調達というのは、それぞれの仕入先の
部品ごとに化学物質の含有量などを
調査しないといけなくて、それを識別するための
キーがなかったんですよ。

岩田

部品コードは1つなのに、モノは一種類ではない。
そこに複雑さが出てくるんですね。

中西

そうなんです。
同じ部品メーカーさんの(任天堂から見て)
同じ部品(部品コード)でも、付番された型番が
違ったりします。
仕様変更されてバージョンアップしていくなかで、
それら1つ1つに対して、グリーン調達の結果を
システムに記録しないといけないところが
非常に苦労した点でした。

三浦

ほんと我々グリーン調達担当者の苦労を
一緒に担ってくださっていますよね。
調査対象物質が増えるたびにデータベースも
変更が必要になるので、「すみませんけど…」と
席へうかがったり。

岩田

グリーン調達を前提に設計されていない
部品コードの振り方がされていて、
でも全部のシステムはそのまま回っていて、
それは開発や生産が進行しているから
変えられないということですね。
私が「今から半年生産しなくていいよ」って言えたら、
その間にゆっくり全部変えられるけど、
それはありえないですからね(笑)。

一同

(笑)

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