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社長が訊く 〜任天堂で働くということ〜

目次

製品技術編(1)

Vol.5-1

取締役社長 岩田 聡 / 森 真吾 1991年入社 / 高田 対馬 1996年入社 / 和田 将樹 1992年入社

6 製品技術の仕事に向いているのは

岩田

最後に、みなさんの仕事はどういう人に
向いていると思いますか?

工程の品質管理を行うには、まずはものづくり
そのものに興味があることが重要ですね。

そして、この仕事は情報の結節点になるので、
いろんな立場の人と話をする機会が多いですから、
物怖じせずにどんどん積極的にコミュニケーションを
とっていける人が向いていると思います。

あと、トラブルがほぼ必ず起きるので、そのなかで
トラブルを敬遠したり避けたりせず、積極的に
立ち向かっていける人が良いですね。
決してトラブルが楽しいわけじゃないけど、
「トラブルがでるとなんかいきいきしてるよね」と
言われるような人が、実は頼りになって、
有り難いなと思います。

岩田

トラブルがあってもへこたれず、むしろ
「自分が解決するぞ!」とやる気がみなぎる
くらいの人がいいんでしょうね。
では高田さんはどうですか?

高田

機構に関する試験や評価は、当然ですけれども
メカをいじる仕事ですので、メカに興味がある人ですね。

岩田

はい。バラしたり、組み立てたり(笑)。

高田

イヤッて言うほどバラしたり、組み立てたりしますので(笑)。
中がどうなっているのか、なぜこのような形をしているのか、
なぜ壊れたのか、そういうのは、メカ的な興味につきると思うんです。

岩田

どんなものでも、設計者がある意図をもって
そうしたはずですもんね。

高田

いろんな形は無駄なものはなく、それぞれ意味があって
そういう形になっているので、そういったことに
興味がある人が良いですね。
かつ、作り込みの試行錯誤という段階で、何度も
同じような作業をしたり、体力的にしんどいことで
あっても、目的意識を失わずに、一貫して努力できる人、
そういう地道な作業も黙々とやれる人が
向いていると思います。

あとは、社内外含めて非常に多くの人と接する
機会がありますので、やはり自分の考えや情報をまとめて
展開してくれるような人、コミュニケーション能力を
高める努力ができる人が向いていると思います。

岩田

もちろん機械への興味も大切ですけれども、
いろんな人とつながって初めて、ひとつのことが
できているから、それをほかの人に聞いたり
上手に伝えたりできないと、
ものに反映できないんですよね。
開発の終盤は、製品技術の方たちは
開発の一部を一緒にやっていますよね。

和田さんは、どういう人が向いていると思いますか?

和田

検査器もソフトとハードがありますので、
技術的な理解が必要なのは当然なんですが、
開発部門や検査器を運用してもらう協力会社さんと、
いろんな話をきっちりできる人ですね。
あとは、検査器の設計を行ううえで「気が利く設計」が
できる人が向いていると思います。

岩田

なるほど。
「気が利く設計」ってどういうことなんですかね?

和田

えー…そうですね、求められているゴール、求められている
検査・仕様に対して、それが求められる背景も考えて、
その周りにある様々な追加のリクエストの可能性を想像して、
あらかじめ想定していた目標よりも少し高い目標に
融通がきくようにするんです。

せっかく作るなら、それを使う人、それを必要としている人に
喜ばれるように、いろんなことをついでに盛り込んでおく、
というのが「気が利く設計」だと思います。

岩田

今回の話を聞いて、普段はなかなか表から見えにくい
仕事について、みなさんがどのようなことを考えて、
どんな風に取り組んでいるのかを知ることができました。

任天堂は、みなさんのものづくりに対する誠実な
思いがあるからこそ、お客さんに喜んでもらえる商品を
作ることができているんだということが改めて実感できました。
どうもありがとうございました。

(製品技術編 終わり)

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