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社長が訊く 〜任天堂で働くということ〜

目次

経理部編

Vol.8

取締役社長 岩田 聡 / 松浦 久美子 1991年入社 / 黒川 嘉方 2005年入社 / 鬼束 正則 1994年入社

1 「経理」のイメージ

岩田

あえて単純化して話しますけど、
世の中で専門外の方が
「経理」という言葉を聞いたときに、
なんとなく想像するイメージは、
“難しい顔をして一日中数字と
にらめっこし続けている仕事”というような、
非常に雑な括り方をされがちなんですよね。

実は私自身も若い頃は、そのような
誤解をしていた時期があって、
それが「経理ってこういう仕事なんだ」と
自分なりに少しわかってくると、
すごく見え方が変わった記憶があるんです。
友達に「経理ってどんな仕事?」って
聞かれたらどう答えますか?

松浦

例えば、会社が活動すると何かと
お金がついてまわります。
その「お金が動いた」ということを
誰にでもわかりやすく数字で表現するのが
経理の仕事です。
なので、「実際にお金を触ったり、
数えたりはしてないよ」と説明しますね。

岩田

鬼束さんは?

鬼束

経理部は、任天堂が行うビジネス全般において
常に関連づけられる部署だと思います。

岩田

会社が活動する以上、
必ずお金が動いて、
お金が動けば伝票処理が発生して、
どこで何がどう繋がっているのか、
これほどあらゆることが見える
部署はないですよね。

黒川さんはどうですか?

黒川

経理の仕事は大きく2つに分けることが
できると思います。
一つは「制度会計」と呼ばれるもので、
これは決められたルールに従って、
社外の人に業績を公開することを
目的としているものです。

そして、もう一つは「管理会計」と呼ばれるもので、
こっちは、それぞれの会社が必要に応じて、
社内向けに経営に役立つ会計資料を
作るというものです。
例えば、損益や財務状況を常に見ていて、
定点観測で毎月の会社の活動が
どのように移り変わっているかを、
数値の面からチェックしたり、先の業績を
予測したりする一面もありますね。

岩田

黒川さんはキャリア採用で
2005年に入社されて、
もう任天堂の激変を
数字で全部見ましたよね、たぶん。
どういうことに兆しを感じたり、
わかっていくものなのですか?

黒川

一番印象的なのは、
私が入社した時期は
まだニンテンドーDSが
たくさん売れる前で・・・。

岩田

「脳トレ」も「nintendogs」もまだ
発売されていなくて、ハードを
売り出したばっかりという時期ですね。

黒川

その頃に、ある主要海外子会社の
毎月の売上と在庫状況を見ていると、
春先などは特に売上が低調で、
DSの在庫もたくさん残っており、
「大丈夫かな?」と感じた時期が
ありました。
でも、そんな月もあるかと思えば、
クリスマスなど商戦期になると
一転して売上がドンと上がるという
ゲームビジネス特有の季節性が
まだあったんです。

それが、翌年、ニンテンドーDSが
大変売れるようになってからは、
ほぼ年間を通じて販売の好調が続くようになり、
そういった季節性が全くなくなりました。
その後は会社がガラっと変わった印象ですね。

岩田

DSが普及していく過程では、
まず国内で年間を通じて
売れ続けるようになって、それが
後から世界中に波及しましたからね。
やっぱり同じ数字を毎月比べていけるがゆえに
見えることはすごく多いですよね。

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