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社長が訊く 〜任天堂で働くということ〜

目次

経理部編

Vol.8

取締役社長 岩田 聡 / 松浦 久美子 1991年入社 / 黒川 嘉方 2005年入社 / 鬼束 正則 1994年入社

7 経理の仕事に向いているのは?

岩田

では最後に、みなさんの仕事は
どんな人に向いていると思いますか?

松浦

真面目というのは当たり前なんですけど、
その上で、ものごとを多面的に
捉えられるということに尽きると思います。
情報を集めて加工するためには、
海外子会社も含めた、
任天堂グループとしての
マクロな視点で判断したり、
原価ですとミクロな視点で
わかっていないといけないので。

岩田

ただ数字を集めるだけじゃなくて、
それが繋がってる状態で理解しないと
集める意味がないのですね。

松浦

そうなんです。
その数値がどういった結果として
出てくる数字であるか見極めたり、
受け手が求めている数字は何かを考えないと、
独りよがりの数字になっては意味がないので。
だからコミュニケーションを
面白がれることは重要ですね。

ほかにも、
コツコツ積み上げるというところに
すごいパワーを持っている人は、
それを活かす仕事もあります。
いろんな人がいろんな方法で力を出せるのが
経理の仕事だと思いますので、
「自分は数字に強くない」とか、
とらわれずに面白がれる人がいいですね。

岩田

真面目で、口が堅くて、
好奇心が旺盛で、知りたいことがあって、
頭の中でバラバラのことが
繋がっていくことに面白みを感じられたら、
こんな面白い仕事はないということでしょうか。
鬼束さんどうですか?

鬼束

自分の会社のビジネスの全体が見えますので、
自分自身がサービス精神を出して取り組めば、
その分自分の知識が広がり、
自分に返ってくる、というところで
やりがいがあります。
そうして集めた情報を
分析するのが好きな人には楽しいと思いますし、
経理部の仕事はあまりにも幅広くて、
やればやるほど道ができるので、
そういうことに喜びを感じる人に
お勧めできる仕事だと思います。

岩田

その喜びが見つかってからの方が、
加速度的に仕事が面白くなってきますよね。

そこに至るまでは、まずは
大量のデータをちゃんと処理したり、
仕訳が上手にできたり、段取りが
組めるようになったりというように、
たぶん外堀的な部分で、
まずは壁にぶつかるはずですよね。
数字の山や情報と格闘するところから
始まるから、最初はそういう面白さについて、
考える余裕はないのかもしれませんけど。

鬼束

そうですね、
若手の頃は処理に追われる部分が
あるんでしょうけど、それがやがて、
処理から分析へ、そしていろいろな相談にのる
コンサルタント的な立場へと、どんどん
自分自身が成長できる面白さがありますね。
そういった積み重ねが良い経験になります。

経理での経験を土台にして
いろんな部署に異動して活躍している人もいますし、
いろんな意味で、会社の中で人が育つための、
土台を作るような部署でもあるのかなと、
そんな風にも思いますね。

岩田

任天堂の経理をまずやって、
いろんな活躍をしたいという人にも、
会社の門を叩いてくれるようにしたいと。

鬼束

そうですね。会社にいる以上、
数字は絶対絡みますし、
どの角度から物を見るかという能力も
やっぱり経理の仕事から
培っていくのかなと思いますので。

岩田

あとは、経理って説明上手になることを
すごく求められる仕事だと思っているんです。
聞き上手にならなきゃいけないし、
説明上手にならなきゃいけない。
普通の人ではふっとわからないことを、
わかるように噛み砕いて
説明しないといけませんので。

松浦

これがなかなかうまくいかなくって。
いつもお話する方だと
段々お互いのツボがわかってくるんですが・・・。

鬼束

経理知識があることを前提に話すのではなく、
経理を知らないという視点で話すことが
とても大事で、難しいところだなと思います。

岩田

黒川さんは、
どんな人が向いていると思いますか?

黒川

相談に答えるためには、
当然、知識と経験がないと対応できませんので、
勉強熱心な人というのが
向いてる条件のひとつだなと思います。

岩田

どんどんルールも環境も変わるし、
新しく関わる仕事で、
根幹に繋がる仕事も更新されていくんで、
「新しいことをどんどん吸収して
自分の物にするのが面白い」って人じゃないと、
逆にしんどいと思いますね。
一回簿記の何級を取ったら
一生食べていけるって仕事では
ないと思うので(笑)。

黒川

そのとおりですね。
いろんな問題や疑問点が出てくるたびに、
勉強熱心な人はどんどん掘り下げていくと
思うんですね。
その上で知識や経験を積み上げて、
繋がっていくんだと思うんです。
「知りたい」という欲求を強く持ってる人には
向いてるんじゃないかなと思います。

それと、サービス精神が大事ですね。
決算業務は1人でやるものではなくて、
たくさんの人が関わってる業務ですので。
誰かが伝票を一枚起こすたびに
決算が始まっているわけで、
その中でいろんな人と協働していく
意識が必要だと思いますね。

岩田

この話を聞いて、
インタビューの冒頭で話したような、
経理という仕事に対する誤った先入観を
持つ人が減ってほしいですね。

そして、経理というのは
本当に企業活動を支えてくれる
すごく大事な仕事で、同時に、
「好奇心旺盛な人にとっては
こんなに会社の全貌が見えて、
こんなに物の因果が見える仕事は
ないんだ」ということ、
「決してただ地味な仕事ではないよ」
ということが伝わるといいなと思います。
ありがとうございました。

(経理部編 終わり)

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