このゲームの主人公くるりは、ごくふつうの女の子。
ところが、くるりのお父さんラッセンは 盗賊団レッドリルを率いるリーダーだったのです。

ある日、ライバルの盗賊団ドクローラーがおそってきて、 レッドダイヤを奪っていってしまいました。
くるりにとってレッドダイヤは、 天国のママがいつも身につけていた大切なもの。
そして、レッドリルにとっても、幸運をよぶ大事なおたからです。
なんとしても、レッドダイヤを取り返さなくてはなりません。
けれど、肝心のリーダー・ラッセンは ドクローラーにおそわれたときに大怪我をしておやすみ中。

そこで、くるりが2代目レッドリルのリーダーとして選ばれました。
くるりは、愛機ラセンダー8に飛び乗り、 サポート役のカンブーじいさん、メカニック兼ドライバーのメンテさんとともに、 ドクローラーの隠れ家へと向かいます。
くるりが進入したドクローラー重工の本社ビルは、 表向きは大型ロンボ工場を装っていながら、その実態は、 泣く子もだまる盗賊団「ドクローラー」のアジトなのです。
ビルの中では、たくさんの敵が待ちかまえていました。

そして、敵はドクローラーだけではありません。
本当ならどろぼうを取り締まるはずの警察までもが わるい盗賊団のドクローラーと手を組んで、 レッドリル逮捕のために、様々なワナを仕掛けていたのです──。