人気キャラ・カービィの魅力に迫る! カービィの所属プロダクション(!?)HAL研究所に迫る! 読者プレゼント!!
発売間近『星のカービィ64』に迫る!

『星のカービィ64』開発者突撃インタビュー
 『星のカービィ64』を夢中で体験プレイしているところに、本作品のプロジェクトマネージャーである齋藤崇さん(HAL研究所)が登場! お話をいろいろと伺うことになったヨ。

−− 齋藤さんは『星のカービィ64』のプロジェクトマネージャーということですが、具体的にはどんなお仕事をなさったんですか?

齋藤さんとリコ編齋藤 ゲームデザインにも関わっていますが、おもにスケジュールの管理ですね。いいモノを作るには時間が必要ですが、それを発売日に間に合うように調整していくのが仕事です。カービィの開発スタッフは、こだわるひとが多いだけに、スケジュールが押しまくりでしたね。ホンネを言うと、もうちょっと早い時期に発売したかったかな……でも、それだけ時間をかけた分、いいモノになったと思います。現在(2月3日)、ほぼマスターアップしているんですが、よりいいモノにするためにゲームバランスなどの調整を続けています。コレは終わりなき作業で、本当に最後の最後まで、こだわって調整し続けるんですよ。

−− 『星のカービィ64』はいつから作りはじめたんですか?

齋藤崇さん齋藤 1997年の9月からです。ちょっと面白いモノをお見せしましょうか(と言ってカートリッジを取り出す斉藤さん リコ編注)。コレは、1997年10月バージョンの『星のカービィ64』なんです。タイトル画面には『カービィ64 けろよん』とありますね(笑)。コレは「こういう動きが欲しいよね」「『星のカービィ』を3Dマップ化したらこんな風になるかな」ってのをまとめた試作品なんです。この時点では、3Dスティックを使う仕様になっているんですよね。でも、発売するモノは十字キーを使って操作するようになっています。
 ちなみに、このあと試作品はバージョンアップを重ね、1年前にはほとんどマスターといってもいいくらいのカタチになってたんです。一般の方から見れば「なんで発売しないの?」ってクオリティでしたね。そこからさらに煮詰めるのが、ハル研のこだわりなんです。

−− どうして3Dスティックから十字キーに変更になったんですか?

リコ編齋藤 『星のカービィ64』は、3Dマップとは言っても実際には2.5Dなんですよね。映像は奥行きがあるんですが、カービィ自身は常に一定の方向にしか動けない。だから、十字キーでも微妙な操作が可能なんです。
 また、去年の8月、ニンテンドウスペースワールドに出品したんですが、そこでのユーザーの反応も採り入れたカタチになりましたね。小さなお子さんがたくさん集まってくれたんですけど、みんなコントローラを持つのではなくて置いて、3Dスティックを操作してるんです。コントローラの裏にあるZトリガーに重要な操作を割りあてていたんですけど、置いて操作するのではZは使いにくいですよね。だから、コントローラを持って遊べるように、操作を割りあてたんです。
 まあ、『スマブラ』ですでに3Dスティックを使っていることもあり、十字キーに変更してからいろいろ言われたんですが、小学生にモニターをとったところ好評でした。

−− 『星のカービィ64』の見どころ・遊びどころを教えてください。

齋藤崇さん齋藤 新要素の“ミックス”を楽しんでほしいですね。カービィは、吸い込んだ敵の能力をコピーできるワケですが、今回はふたつまでコピーできるんですよ。たとえば、火の能力をコピーして炎の攻撃を仕掛けられるようになったところに、針の能力をコピーすると、ふたつがミックスされて炎の矢を飛ばせるようになる、といった具合です。火と針で炎の矢ってのは想像できるでしょうけど、全28種類のなかには、氷とカッターでアイススケートができるようになったり、石と氷でカーリングしたりと、ほとんど“とんち問題”に近いミックスもあります(笑)。
 もちろん、おなじ能力をミックスするのもアリですよ。たとえば針と針のミックスで、サボテンやハチのオシリなど、先のとがってるモノをならべたてた攻撃ができるようになったりします。
 オススメは火とボムのミックスですね。スターマインってカンジの花火がうちあがり、キレイなだけでなく、広範囲の敵をやっつけられるんです。以前、ある花火大会で、ハル研がスポンサーとなって尺玉をうちあげたことがことがあるんですが……それとは関係ないかな!?

−− 最後に、ファンへのメッセージをどうぞ。

ゲーム画面中のカービィ齋藤 カービィは遊び方によってカンタンにも難しくもなります。だから、小さなお子さんからコアユーザーまでいろんなひとに遊んでもらえるんですよね。今回は、能力をいろいろと用意しましたが、ヘタに能力を使うと、不利になる局面もあるくらいです。そんな時は、実は、吸い込みと吐き出しを使っていれば、スイスイ進めるとなんてこともあります。だからこそ、ファンのみなさんには能力を使ってどこまでいけるのか、各能力ごとにゼヒともチャレンジしていただきたいんですよね。
ゲーム画面中のカービィ また、マップのあちこちにクリスタルをかくしてあるんですが、コレを全部集めると真のエンディングが見られるようになっています。特定の能力でしか壊せないブロックの向こうに隠されているものがあったりして、しかも、そこまで特定の能力を保持するのは難しかったりして、全部集めるのはチャレンジのしがいがあると思いますよ!


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