ゲームクリエイターになりたいアナタへ!!
  こんなアナタを待ってます!!
 
  情報開発部 課長手塚卓志さんインタビュー 
 

 
   
NOM: 手塚さんには、今回たびたび登場していただいています! ここでは、任天堂に寄せられた、代表的な質問に答えていただければと思います。
まず、ゲームクリエイターになるために、必要な資格や免許というのはあるのでしょうか?
 

 
   
  手塚: 運転免許ですかね(笑)。という冗談が出るくらいで、とくにありませんね。デザイナー志望だからといって、文部省のイラスト検定などはいりませんよ。

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NOM: 中学生や高校生からは「どんな進路をとるべきでしょう?」といった質問が寄せられています。
 

 
   
  手塚: 情報開発部 課長 手塚卓志さんまず大学に入って幅広い知識を身につけてほしいですね。そしてデザイナー志望なら、芸術大学出身者でしっかりとしたデッサン力のあるひと。サウンドプログラマー志望なら、理工系出身で音楽が好きなひと。作曲担当なら、音大出身で作曲のセンスのあるひと。プログラマーなら理工系出身者……と、必要な専門的能力もしっかりと身につけて下さい。
 
ウチの場合、シナリオライターとしてひとを採用したことがまだないので、シナリオ志望は文系を出ていないと……といった基準はありません。

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NOM: ゲームクリエイターに必要な能力や適性は、どういったものなのでしょうか?
 

 
   
  手塚: ゲームはチームで開発していくことになるので、協調性が求められます。個人プレイに走らないひとで、コミュニケーション能力のあるひとがいいですね。
 
また、独創力を求めているのですが、一般のひとの考えることを理解したうえで、半歩くらい違うことができるというレベルですね。あんまりブッとんだ考えを持っていても困ります(笑)。

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NOM: この仕事の魅力はどういったところでしょう。
 

 
   
  手塚: 好きなことが仕事にできる点ですね。それが商品として世に出て、大勢のユーザーの手にとってもらえるというのは嬉しいですね。また、チームでひとつの作品を完成させたときの達成感もすばらしいと思います。

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NOM: 逆に、この仕事のツラいところはどんな点でしょう。
 

 
   
  手塚: 思うほどラクな仕事ではないですね。みなさん、ゲームを作れば売れるというイメージを持っているかもしれませんが、売れるゲームはホンのひと握りなんですよ。売れっ子デザイナーになれるのも、ホンのひと握りの人間なんです。
 
情報開発部 課長 手塚卓志さんあとは時間の制約ですかね。学生時代と違って「ちょっとぐらい遅れてもいいか」は許されませんから。
そのため、追い込みの時期には休み返上で働くこともあります。家族を持っているひとにはとくにしんどいかもしれませんね。

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NOM: 将来、ゲームクリエイターを目指している学生に、メッセージをお願いします。
 

 
   
  手塚: 質問を寄せるのは中学生が多いんですよね? 中学や高校のうちは、はじめから目標をゲームクリエイターにというのはいいですが、いろんなことを知ってください。というのも、たとえば野球などのスポーツだとクラブや少年チームで、実際に近い集団の環境の中で野球選手を目指した練習や勉強ができますが、ゲームクリエイターの就職を目指した明確なトレーニングはありません。とにかくどんな経験が役に立つかわかりません。ここだけはひとに負けないという何かを身につけてみてください。
とにかく、若い世代の人たちが今の文化を引き継いでいくのですから、とてもとても期待しています。


 
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