pokemon

スペシャル対談 田尻智さん(ゲームフリーク)VS石原恒和さん(クリーチャーズ)対談
----------
後編さて気になる続編は?

ページ1ページ2ページ3 ★ ページ4 ★
----------



Q『ポケットモンスター』は最初に「赤・緑・青」とありましたが、そこから第2弾で一気に「金・銀」という名前になりました。そこに何やら打ち止めのようなニュアンスを感じるのですが。
田尻さん● 田尻>> いや、そういうわけではないんです。最初の『ポケットモンスター』のときも能力の限界を尽くして作ったわけですが、第2弾ではそこからさらにスタッフの能力を高めて、もっと価値あるポケモンの世界を提案するために「金・銀」と命名しているんです。
● 石原>> 「赤」や「緑」を作って、それから「青」も作って、さらには「黄色(ピカチュウバージョン)」もあって、そうするとそのつぎが「ピンク」や「紫」なんていうのでも良かったんだけれど、それはあくまでも前作の延長にしかならないんであってね。でも、それが「金・銀」ならば、前作の延長としての色のバリエーションでありながら、でも「赤・緑」とは違う“色+アルファ”が表現できたのではないかな、と思っているんです。

Qということは、いずれまた『ポケットモンスター』の新作を遊ぶことはできるのでしょうか。
石原さん● 石原>> 考えてはいます。僕がいま『ポケットモンスター』の理想的な形として考えているのは「世界同時商品を作る」ということです。日本やアメリカ、ヨーロッパなど、世界各国語のバージョンが同時に発売されて、世界中のポケモンファンが一気に楽しめるようなものですね。それをするためには翻訳の問題などいろいろ障害もありますが、理想を追うことはしていきたいです。いまは日本と海外とで商品発売の時差があるわけですが、その時差が埋められないのであれば、それを戦略的な時差としてとらえてもいいわけですし、時差のあることが効果を生む商品と、同時に発売されてこそ効果を生む商品とがうまく混在できればいいのではないでしょうか。
● 田尻>> 僕としては“最高のポケモン”というのはもう少し先になるだろうな、という風に思っています。つぎに作るものが最高のポケモンになるのか、あるいはそうでないのかは、僕だけの力でできることではないですが、これから何年か経って『ポケットモンスター』で育った子供たちがゲームクリエイターになるようなこともあるでしょう。そうやって僕らの志に共感してくれる新しいスタッフが入ってきて、そんな彼らと一緒にゲームを作ることができたときに『ポケットモンスター』の新しい世界がひらけていくのではないか、と思っています。
田尻さん&石原さん


----------

● いかがだったでしょうか。田尻さん、石原さん、お忙しいなか長時間にわたる対談、お疲れさまでした。これからも面白いゲームを作るためにがんばってください!

----------
ページ1ページ2ページ3 ★ ページ4 ★

ページ3へ ポケモンの登場するゲームのトップへ リンクなし