アドバンスはこう作られた! 〜ゲームボーイアドバンス 開発者インタビュー PART2〜


■内外から注目されたハード

編集長今回は、新しいゲームボーイということで、世界中から注目を浴びていましたね。
画像杉野 というよりも社内の期待がすごかったですね。

梅津 ゲームボーイカラーのときもだいたい同じメンバーだったんですけど、そのときはあまり周囲から意見を言われることなく自由にできたんですよ。

杉野 今回はカラーのときと全然違って、周囲に「期待してるからね」と言われ続けましたね。これが結構プレッシャーになるんですよ(笑)。
編集長海外スタッフの意見も聞くのですか?
画像杉野 ええ。任天堂アメリカのデザイナーに意見を聞いたりはしました。ただ、世界を意識しつつ、日本発のブランドという気持ちで作っています。

梅津 ソフト開発者の意見もずいぶん取り入れました。メモリを増やしてくれと言われたり、通信機能を高速化してほしいと言われたり。それをなるべく受け入れる形で作っていったんです。

杉野 ゲームのハードって、ソフトがあって初めて機能するものですよね。われわれはソフト開発のチームではありませんから、ソフトを作る人たちの意見というのは、なるべく反映するようにしているんです。ソフト制作の上でどんな不具合があるかということは、作る側じゃないとわからない。それで、社内外から広く評価をとるようにしています。
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インタビュー
■INDEX
・CPUだけで1年かかった
・本体デザインのシェイプアップ
・電池のふくらみがなくなった!
・部品のことから考える
・内外から注目されたハード
・アドバンスで広がる世界
・開発技術部のみなさん


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