スペシャリストをめざせ! ゲームを支えるお仕事特集

2.任天堂人事部より こんな人材を求めています!

人事部長インタビュー
人事部 竹村薫部長
人事部 竹村薫部長
----------
Q
いま、任天堂にはどんな人材が求められているのでしょうか。
Q
ゲームの質的転換を完成させるため、ユニークな発想と独創力を持ち、知識を知恵に変えることのできる柔軟な思考が出来る方が、これからの任天堂には必要だと思います。ゲームの楽しさ、面白さを、世界中のみなさんに提供出来るように、さまざまなことにチャレンジしている最中です。
Q
今回は事務系のお仕事のかたのお話をおうかがいしたのですが、事務系スペシャリストに求められるものはなんでしょうか。
Q
当社の場合は海外への輸出比率が75%くらいなんですよ。海外の子会社とのやりとりがどうしても出てきますから、英語力は求められます。できれば、実践的な会話力を勉強されていたほうが、会社に入ってからすぐに役立ちますね。任天堂の場合は、早い人で3年ほどで海外出張を体験します。英語力は求められる能力のひとつになりますね。
Q
英語以外では、どういったことに気をつけて勉強すればいいでしょうか。
Q
人事部 竹村薫部長学科の勉強ができるというのは当たり前なのですが、それ以外にプラスアルファのセールスポイントが欲しいですね。たとえば、理系の人に負けないくらいパソコンに詳しいとか、簿記ができるとか。会社が求めているもの以上に、「こういうことができる」というアピールがあれば、人事としてはうれしいですね。
Q
応募は関西のかたが多いのでしょうか。
Q
いえ、そんなことはないですよ。全国から応募されていますし、こちらでもそれに対応をさせていただいています。東京はもちろん、東北や九州のかたも受けに来られます。
Q
入社してからの仕事に対する心構えでは、どんなことが必要でしょう?
Q
仕事が楽しければ、どんなことでも前向きに考えていけます。ところが、義務的な気持ちで仕事をすると、大変辛くなる。人事部 竹村薫部長コピーをひとつ取るのでも、自分がいまどういう流れの中で仕事をしているのかを自覚して、楽しんで仕事をしていただきたいと思いますね。ご存知の通り、当社の目的は楽しく、面白いゲームを作って販売するということですから、それに向かって全社一丸となって取り組んでおります。部署と部署が関わりあいながら、ひとつの目的に向かって進んでいるんですね。
Q
任天堂という会社全体の雰囲気はいかがですか? アットホームな会社という意見をよく聞きますが。
Q
そうですね。社員旅行が年に1度あるんですが、昨年などは約400名で、ひとつの旅館に泊まったんですよ。そこで、お酒を飲みたい人は飲み、歌いたい人は歌い、と和気あいあいと過ごしました。今年の社員旅行も、みなさん心待ちにしている状況です。あとは、スキー、テニス、バトミントン、野球、茶道、吹奏楽などのクラブがあります。これも会社からクラブ費の補助が出ていますし、上手いかたも下手なかたも一緒になって、同好会的に楽しんでいます。また、会社が一部費用を負担し、社内で英会話の研修も行なっています。
Q
長く勤められるかたが多いと聞きました。
Q
アットホームな雰囲気もあって、みなさん長く勤められますね。女性でも結婚退社をする人はほとんどいません。子どもさんができても、1年の育児休暇のあとに職場に復帰するケースがほとんどです。退職率は非常に低いですよ。昨年は新入社員が70名強入社しましたが、ひとりも辞めておりません。
Q
育児休暇後に、職場に復帰したあとの環境はいかがですか。
Q
人事部 竹村薫部長はい。この育児休暇というのは、会社でも当然、推奨しているものです。子どもさんと過ごす時間はやはり大変貴重ですから、「母親と妻、そして会社の一員として、がんばってください」と、会社でも応援しております。ただ、どうしてもブランクがありますから、出産後に同じ部署に戻れない場合もあります。その時は、その女性のキャリアに合わせた、別の部署で活躍してもらっていますから、受け入れ態勢はできているのではないでしょうか。女性のかたもどんどん仕事を任されますし、海外出張や海外出向もあります。
Q
ゲーム業界は移り変わりが激しいと言いますが、たとえば年を取って変化の激しい職場についていけなくなるケースもあるでしょうか。特に開発の現場は、厳しいと思うのですが。
Q
戸籍年令に関わらず、若い人に負けない感性で働いていけば、前に進んでいけると思います。当社ではみなさん、バリバリ現場で働いていらっしゃいますよ。知識や経験は、若いかたよりも30代、40代のかたが上ですよね。それを活かして、ぜひ長く働いていただきたいと思います。
Q
そのほかの待遇や福利厚生はいかがでしょうか。
Q
賞与は基本給の8.5ヵ月ぶんです。あとはほかの企業とおおむね同じように、社会保険、退職金、会社から補助のある財形貯蓄、住宅購入資金の融資などですね。ちょっと変わっているのが、有給休暇の保存制度です。一般的に、有給休暇は次の年に繰り越す日数は、制限がありますよね。これを当社では積みたてることができ最大60日まで保存しておくことができます。有給休暇をとりやすいムードもありますし、みなさん効果的に使って、私生活を充実されていると思います。また、寮も完備していますし、福井県に保養所もあります。保養所は海に近いということもあり、夏になるといっぱいですね。それから、旅行代理店と提携して、社員個人の旅行に対して、宿泊費の一部分を会社が負担しているんです。これは、国内であれば、どこでも利用できます。家族の方にも適用されますので、ご家族やご兄弟で楽しむこともできます。
Q
近年の採用の特徴を教えてください。
Q
今年の新卒では、英語が得意なかたを多くとりましたね。文系のかたは、英語力は必須に近いでしょう。
人事部 竹村薫部長ヨーロッパとの取引も増えていますから、欲をいえば、英語に加えてもう1カ国語、フランス語やドイツ語ができればうれしいですね。もちろん語学を使わない部署もありますが、語学ができることによって、仕事の範囲が広がると思いますよ。
Q
具体的な応募手順などを教えてください。また、筆記試験などではどんな知識が必要ですか。
Q
採用活動のスタートは比較的遅いほうですね。いまのところ、4月の中旬くらいから選考を始める予定です。ホームページから資料請求をしていただければ、こちらから資料をお送りします。その資料の中に入っているエントリーシートで応募をしていただきます。その後、筆記試験があり、面接へと続きます。筆記試験の科目は、事務系の場合は、一般常識と英語などですね。英語は技術系よりもやや難しいと思います。
Q
面接は何次まであるのですか。また、どんなことを聞かれるのでしょうか。
Q
面接は二次までですね。ひとりひとり、じっくり面接させていただきます。学生時代にやってきたこと、趣味のことなどを聞かせていただき、その中でその人の個性や、やりたいことなどを参考に力量のある方かどうかを見定めたいと思っております。
Q
面接のとき、人事部長として気にされていることはありますか。
Q
エントリーシート私としてはやはり、学生時代、なにをしてきたかということが気になりますね。当然、学校を卒業する時点で、ある程度学科の知識は習得しているだろうという前提でお話をうかがいます。そのほかに、なにをやってきたか。クラブ活動もいいですし、アルバイトも結構ですが、先ほど言ったように、プラスアルファの知識や技能が気になるところですね。たとえば、海外に留学して英語を習得してきましたとか、法学部ですけれどもパソコンができますとか、なにかその人の特技になるようなものが必要ですね。4年間、ただ漫然と過ごすのではなく、なにかを得ていてほしいと考えています。
● ●● ●●● ●● ●

----------
事務系スタッフのサブメニューへ N.O.M4月号の表紙へ リンクなし