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まったく新しい試みの連続 『ポケモンコロシアム』の世界へようこそ
ボリューム満点、内容充実! 開発スタッフインタビュー
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映画に迫るほどの演出?・・・・・・。
ポケモンいろいろ山名 ここまではなんだかんだと言っても、結局妄想の域を抜け出していないんです(笑)。実質的にゲームとして成立させるのはここからで、動作を作ったりプログラムしたりということになります。

和田 まずイラストをCGにしていく作業から始まりました。で、デザイン等をCGに起こしていったら「これがポケモンの世界なのか?」とすごくビックリしたんです。ヒロモトさんの描く世界をCGにするということ、そしてこれを"ポケモン"として作る…という作業が、僕のなかでは大きなハードルでした。しかし、実際にフィールドの絵を作り、その上にポケモンを重ねてみたら、いままでにない面白い絵になったんです。乾いた、錆びたイメージの世界に、かわいらしいポケモンのミスマッチ感覚がいいんじゃないかなと思っています。

川本 僕はGCのポケモンもGBAのポケモンもプレイしたことがなかったんです。僕だけじゃなく、ポケモンのエキスパートがうちの会社にはいなかったんですね。でも、締め切りだけが決まっていて(笑)。今回、この仕事をすることでポケモンという世界の奥深さを知りました。まず、とにかくポケモンの数が多い。そして、周辺機器への展開も多い。それをシナリオモードと対戦モードとしてまとめないといけなかったわけですから、かなり大変でした。

ゲーム画面 ゲーム画面 ゲーム画面

山名 ポケモンは、それぞれが"わざ"を4つ覚えてるわけですよ。それ以前にポケモン自体の数が多い。「ポケモンルビー・サファイア」のポケモンだけではなくて、シナリオモードのポケモンも登場する。そのうえ、「ポケモンファイアレッド・リーフグリーン」のポケモンも登場するんです。このポケモンたちが、それぞれわざを使って、それぞれのポケモンと対戦すると・・・、とかって組み合わせを考えていくと、ものすごい量になるんです。「これをどうしろっていうの!? どうやってチェックするの?」って話ですよね。そしたら任天堂さんからは「すべてチェックしてください」と言われました(笑)。


制作にあたって、とくに気を遣った点はどういった部分ですか?

山名 ポケモンは、やっぱり対戦バトルがメインですよね。だから、なにはさておきカッコ良さを目指しました。カメラワークやCGをフル活用して、多彩な表現でそのカッコ良さを見せようと。じつは作業していて腐心しているのは、そこなんです。物語が展開していくと、どうしてもさまざまな演出が必要になりますから。もうこれは映画の世界とあまり変わらないんじゃないか、というものになっています。

ゲーム画面折尾 これまでポケモンをやっていた大人って、仲間が見つからなくてひとりで遊んでいる人が多かったと思うんですね。でも、そういった人たちも日の目を見られる作りになっています。主人公にしても、大人の世界の入り口に立っている少年をモチーフにしていますから、大人にとって敷居が低くなっていると思いますし。単純にシナリオモードをやっていても、それぞれキャラクターの個性が立ってますから、楽しめると思うんです。敵キャラなんかとくに面白いですよ。ぶっ飛んではいるんですが、ポケモンという世界の本筋は外していないというのがポイントですね。


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