特選! とってもマリオなピックアップソフト
マリオパーティ5
プレイレポート開発スタッフインタビュー

[その1]芸人として『心地よいマンネリ感』を追求
スタッフ写真今回はシリーズ5作目ということで、ハドソンさんと任天堂側の息もぴったりなんじゃないでしょうか。

佐藤 そうですね。ハドソンさんも1作目や2作目から参加してくれている人ばかりなので、阿吽(あうん)の呼吸で進んだ作業もたくさんあります。今回は5作目ということで、完全に刷新したゲームを作るか、またはこれまで通りのレールを踏襲するか、ふたつの可能性について悩みました。でも、我々は『芸人として』お客様のニーズを優先したんです。そのため、まったく新しいものは作らないことに決めたんですね。コンセプトとしては「心地よいマンネリ感」というものがありました。

菊池 心地よいマンネリ感に新しい要素を統合していく、というものが今回のメイン作業でした。新キャラを増やしたり、グラフィックを3Dにしたり。

廣瀬 ミニゲームはこれまでで最高の数です。前作と比較すると、10個ほど増えて75個になりました。

後藤 全体としてはマンネリ感を追求なんですが、絵的にはマンネリになっちゃいけないわけです。こちらとしては困りました。ボリュームはすごいし、どうしようと。

テレサ西谷 新キャラのテレサなんか、どうするんだろうって思ってたんですけど。テレサって手は短いし、足がないじゃないですか。でも3Dだからボード上で動かさないといけないわけですよ。これをあえて動かす、というのが面白くもあり、また大変でもありました。

菊池 前作ではまだ、GCの性能をフルに引き出すという所までは行っていなかったかもしれません。でも今回は、グラフィックのスペックなんかも、かなりGCの性能を生かしていると思いますよ。

後藤 絵的には『マリオの世界観』を表現したいというのがあって、手書き風のイメージで世界を作ったつもりです。今回のキーワードが『夢の世界』なので、ファンタジーっぽくという感じですね。

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[その2]ミニゲーム作りはネタ出しに四苦八苦
ゲーム画面任天堂側からの要望はどういったものでしたか?

廣瀬 運の要素を強めて、ある程度「勝負がついたかな?」と思えるような場面でも、大逆転が可能になるような作りに…とお願いしました。

菊池 今回新しく入れた要素のアピールポイントとしては、"カプセル"の存在がありますね。これを使うことで、意外な逆転が狙えますよ。

西谷 今作ではカプセルをボード上のマスに置くことができるんです。これで、ギャンブル性というか、ほかのプレイヤーにハプニングを仕掛けることが可能になりました。

菊池 やっぱりボードゲームなんで、どうしてもつまらなくなりがちですよね。何とかしてボードに変化を持たせたかったんです。カプセルを使うことで、毎回違うボードになるというのが、楽しいポイントだと思いますよ。

ゲーム画面ミニゲームは完全新作ということですが、どれがイチオシでしょう?

菊池 『ペンギンだいこうしん』です。

後藤 僕もそうですね。

西谷 僕は全部です(笑)。

佐藤 バッティングもなかなかいいですよ。

菊池 あとは三段跳びとかでしょうか。

佐藤、廣瀬70個以上を考え出すのって、並大抵の作業じゃないですよね。

廣瀬 実は『マリオパーティ4』の時、冗談というかギャグでひとつだけ『2』の時の人気ミニゲームを流用したことがあるんです。そのせいで「完全新作!」と言えなくなってしまったことがあり、ちょっと後悔しました(笑)。

佐藤 さっきから「マンネリ」と言ってはいますが、99%は新しいんですよ。けれども1%の部分だけがマンネリなんです。それは、遊び方が一緒だということ。だからこそ、ユーザーさんたちは安心して遊べるんだと思います。地味な新しさに気づいているから、ユーザーさんは満足するんじゃないでしょうか。

廣瀬 ミニゲームが毎回新しくなる、というのが喜ばれるポイントのようです。

ミニゲーム作りは、どうやっているんですか?

ゲーム画面西谷 スタッフ間に「一行でいいから、ミニゲームのアイディアを一週間以内に80個作れ」という指令が出たりしました。何でもいいんですよ。それを企画の人がアレンジしたり煮詰めていくんです。

菊池 だからみんな、なんでもかんでも提出するわけです。

西谷 菊池がフラッと横にやって来て、突然「三段跳びだよ、三段跳び」って囁くんですよ。テレビで陸上競技を観ていたらしくて(笑)。ネタ出しはやっぱり大変です。

「ネタ」というあたり、やっぱり芸人さんなんでしょうか(笑)。

池田 生涯芸人です(笑)。

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[その3]気軽に、みんなで、楽しく遊んでほしい
ゲームモードが数多く用意されていますが、オススメを教えてもらえますか?

西谷 今回『デカスロンモード』というのがあるんですが、これはミニゲームの成績に応じて点数がつくんです。ひとりでもやり込めますし、友達と点数を競って遊んでも楽しいと思います。

佐藤 『カードパーティ』は任天堂側が予想していなかったモードでした。『カードパーティ』は3歳くらいのお子さんでも遊べるし、ミニゲームができない人でも遊べるんです。今回の対象年齢はかなり広いと思います。

池田 これまでに出たシリーズの全てを上回る容量で、「そこまでしなくても…」と思うほど、内容を詰め込んで作っていますから。どれをやっても楽しいはずですよ。

ゲーム画面ゲーム画面ゲーム画面

ユーザーには、どのように遊んでもらいたいでしょうか。

後藤 これはパーティゲームなので、決まりきったルールを作らずに遊んでほしいですね。

ゲーム画面西谷 実は『すごいおまけモード』というのがあるんです。すごいので、ぜひそれを遊んでいただきたいです。

菊池 全部が面白いのですが、ミニゲームは全てが新作なので楽しんでほしいです。

池田 作る時にいつも心がけているのは、遊ぶ人がどうしたら楽しめるかということです。年齢が低くても高くても、同じ目線で対等に遊べるようにしたい。3歳から98歳くらいまで遊べると思うので、クリスマスはぜひこれで楽しんでくださいね。

廣瀬 一目で見て分かりやすいゲームですし、簡単にプレイできるので、どうぞ末永く遊んでください。

佐藤 『メイドインワリオ』ワリオには負けませんよ!


楽しいお話をありがとうございました!



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