テレビゲームの展覧会『レベルX』編集長の目/企画者からのメッセージ
『レベルX』会場内写真
ファミコン生誕20周年
『レベルX』ファミコン生誕20周年 テレビゲームの展覧会

テレビゲームの展覧会『レベルX』



編集長の目
この展覧会は、全てのファミコンソフトが集まっている、という部分も見物ですが、やはりファミコン世代としてはラスト・ファミコンの姿がひときわ印象的。
製造番号『HN11033309』。ガラスケースのなかに、最後の最後に製造されたその1台が展示してあります。
『ラスト・ファミコン』
これ1台はただの機械なのに、それでもじっと見つめていると感慨深いものがこみ上げてきます。
TVゲーム生誕20周年のまさにその年に、ファミコンが製造中止…そんな幕切れを象徴するかのようなファミコンの姿がそこに見て取れる気がするのは、私だけでしょうか。
『ラスト・ファミコン』
ちなみに、全ての展示してあるハードは電源が『ON』になっているんだそう。そして、このラスト・ファミコンだけが『OFF』にしてあるという、ちょっとせつない仕掛けがコッソリ隠されていました…。
ほかにも、順路の矢印にマリオのシルエットが使われていたり、普段はうかがい知ることのできない工場の製造ラインの映像なんかも流されていて、貴重な資料が目白押しと言えそう。 マリオのシルエット
来館するお客様の年齢層は意外にバラバラで、子供さんから大人まで、それこそ老若男女が展示物に見入っていましたよ。すでにTVゲームは『文化』として浸透しているんだな、と深くうなずいた一日でした。
『レベルX』は2月8日までの開催ですから、まだまだだいじょうぶ。誘い合って、みんなで遊びに行きましょう!

企画者からのメッセージ
この展覧会の企画者は、東京都写真美術館の伝田由紀さん。もともとゲームクリエイターとして活動(!)されていたという経歴を活かし、今回の展覧会を立ち上げる運びとなったそうです。
なるほど、見ていて感心するばかりだったというのは、そういうわけだったのですね。
伝田由紀さん
「今回の目玉は、やはりファミコンソフトのタイトルがオールコンプリートされているというところです。全てを集めるのは並大抵の苦労ではありませんでした。ほとんどは任天堂さんからお借りしたのですが、ごく一部ですが欠品しているものもあって、それらは秋葉原なんかに走って買い集めたんです(笑)。また、中身があっても箱がなかった…ということも。各種秘蔵の資料も、揃えただけのことはあると思いますので、みなさん楽しんでいってください」 ファミコンソフト

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