2006年N.O.M6月号 No.95 ニンテンドーWi-Fiコネクション大特集!!
1.対応ソフトが続々登場! ニンテンドーWi-Fiコネクションの世界
1-1.ニンテンドーWi-Fiコネクションとは
 
すでに知っているかもしれないけど、まだ実際には試していない人も多いかもしれないニンテンドーWi-Fiコネクション。その理由って、よくわからないし設定などが難しそうだからですか? そんな疑問を解消すべく、ここではN.O.M的な独自の視点で紹介していきたいと思います。

Q1.遠く離れた人と対戦ができるのはなんで?
無線LANの環境を使って、まずはケーブルいらずで世界中に広がっているインターネットにアクセス。そしてネットワークにおける目的地はニンテンドーWi-Fiコネクションのゲームサーバー(大きな待合室みたいなもの)です。そのサーバーが、フレンド登録している友達同士を引き合わせたり、対戦相手をランダムに選んだりしているわけです。

Q2.ニンテンドーWi-Fiコネクションにつなぐと、どんなことが遊べるの?
サービス開始してから半年が経過してラインナップも充実してきました。アクションやパズルで対戦するだけじゃなく、共通のタイトルを楽しむ友達とコミュニケーションできたりと遊び方はさまざまです。これからも対応ソフトはどんどん増えていく予定ですよ。

Q3.いつもと同じ感覚で遊べるの?
オンラインゲームってパソコンの性能や通信環境が悪いとキャラの動きが遅くなったり、RPGなどは接続するユーザーの数が増えるとサーバーが不安定になる場合があると聞きますよね。ニンテンドーWi-Fi コネクションはユーザー同士をマッチングしたら、あとはサーバーを介さずにおたがいのニンテンドーDS同士が接続した状態になるのがポイント。だからアクションパズルのようなコンマ数秒の操作が勝敗を分けるような対戦でもストレスなく遊べるんです。全員がニンテンドーDSという同じ規格のハードウェアで通信しているのも大きいと思います。

Q4.接続するのに何が必要なのですか?
接続する方法は大きくわけると3パターンあります。カンタンなほうから順に説明していきましょう。家庭で利用する場合はインターネットがブロードバンド環境じゃないと接続できないので注意してくださいね。

1.ニンテンドーWi-Fiステーションを利用する
先月号のN.O.Mで紹介したニンテンドーWi-Fiステーションを利用するのが一番カンタンです。必要なのはニンテンドーDS本体とWi-Fiコネクション対応ソフトだけ。それぞれのソフトでWi-Fiコネクションに接続するモードを選べば、あとはソフトのほうで自動的に接続先を探してくれます。面倒な設定なども必要なし。また、各地のホテルやカフェなどで普及しているFREESPOTFREESPOTマークでも、同じように簡単な設定で接続できます。未体験の人は、まずこのパターンで試してみては?
イメージ:ニンテンドーWi-Fiステーションを利用する


2.ニンテンドーWi-Fi USBコネクタを使う
ブロードバンドでインターネットに接続する環境があるけど無線LANには対応していない場合は、ニンテンドーWi-Fi USBコネクタが活躍します。これをインターネットに繋がっているパソコンのUSBソケットに差し込んでおけばニンテンドーWi-Fiコネクションに接続することができます。このアイテムは本当に便利。今月号では体験レポートをお送りしています!
イメージ:ニンテンドーWi-Fi USBコネクタを使う


3.家庭にあるパソコンの無線LANを利用する
パソコンの無線LANアクセスポイントも使うことができるんです。ただ、ア クセスポイントによってはセキュリティのために特定の機器だけしか接続を許可していなかったり(※1)アクセスポイントの設定を知らないと接続できなかったり(※2))、そもそもニンテンドーWi-Fiコネクションに対応していない場合もあります。
イメージ:家庭にあるパソコンの無線LANを利用する
(※1)この場合はニンテンドーDSが持つMACアドレス(本体ごとに異なる12ケタの固有番号)をアクセスポイント側に登録しておく必要があります。MACアドレスは各ソフトで“Wi-Fi設定”→“オプション”→“本体情報”という順番に項目を選べばチェックできますよ。

(※2)事前にアクセスポイントに設定されているSSID(名前みたいなもの)とWEPキー(パスワードみたいなもの)という2つの情報をチェックしておきましょう。そして各ソフトで“Wi-Fi設定”→“Wi-Fi接続先設定”と項目を選んで、新しい接続先の設定でSSIDとWEPキーを入力すればオーケー。利用するアクセスポイントが“AOSS”と“らくらく無線スタート”に対応していれば、よりカンタンに設定ができます。

編集長がニンテンドーWi-Fiコネクションをチェック!
ニンテンドーDSが無線LAN対応という仕様発表を聞いて以来、インターネットを利用したゲームは発売されると期待していました。ただ、対応ソフトだけにとどまらず、ネットに接続するためのサービスまで含めて展開したことには驚きです。一見ニンテンドーWi-Fiコネクションは、よくあるパソコンのオンラインゲームが持つ環境と同じような印象を受けますが、実際に体験してみるとその内容はかなり異なります。

“カンタン”、“あんしん”、“無料”という3つのコンセプトそれはサービス当初から打ち出している“カンタン”、“あんしん”、“無料”という3つのコンセプトが明確に表しているといえます。パソコンのオンラインゲームの場合、ソフト自体の価格は2ブロックに分かれます。まずソフト本体の値段、そして購入後にユーザーがオンラインでゲームを遊ぶため(ソフトメーカーが用意したゲームが遊べるサーバーへつなぐ必要がある)一般的には月ごとに請求される接続料金です。でも、料金を数段階にわけて支払うのって家庭用ゲーム機に慣れたユーザーはどう感じるでしょうか? せっかく長く遊べるゲームとめぐり合えた人が料金を払い続けるのに疑問を感じて、遊ぶのをやめてしまうのは残念ですよね。

加えてインターネット上では色々な人と出会います。なかにはフィーリングの合わない人もいるでしょう。この辺は実社会といっしょですけど、初心者のときにうまくコミュニケーションできなくて遊ぶのをやめてしまう人も少なくないです。その部分をニンテンドーWi-Fiコネクションでは、あらかじめフレンド登録した友達同士だけで遊ぶことができるようにすることで解決しています。『おいでよ どうぶつの森』で初めてこのシステムを知ったときは感心しました。なるほど、これはパソコンのオンラインゲームという世界を外側から客観的に見ていないと導き出せないアイデアだぞ、と。

ニンテンドーDSのユーザーに、パソコンにおけるオンラインゲームの世界が持つ常識に“慣れてもらう”ことも可能だったかもしれません。でも、家庭用ゲーム機を遊ぶのと同じ感覚で遠く離れた相手とコミュニケーションできる楽しさを提供するために、工夫をこらした(無料な点にはあえて太っ腹と言いたいです)独自のサービスを展開したのは大正解だったと思います。ぜひ、みなさんも積極的にニンテンドーWi-Fiコネクションへ接続してみてください。多くのユーザーが利用して盛り上げることで今後ますます楽しい対応ソフトが出てくるんですから!

 

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→ 2-1.『テトリスDS』プレイレポート
→ 2-2.『テトリスDS』開発スタッフインタビュー
→ 3-1.『まわしてつなげるタッチパニック』プレイレポート
→ 3-2.『まわしてつなげるタッチパニック』開発スタッフインタビュー
→ 4-1.『メトロイドプライム ハンターズ』プレイレポート