ゲームをワイドTVで楽しむ

ゲームをワイドTVで楽しむ
ゲームをワイドTVで楽しむ 『DISASTER DAY OF CRISIS』の迫力ある映像は、普通のテレビでも楽しめますが、横長のワイドテレビならもっと楽しむことができます。ワイドテレビというと最近は液晶テレビやプラズマテレビが主流になっていますが、Wiiをつなぐにはどんなことに注意すれば良いのでしょうか?「Wiiとテレビをつなぐケーブル」「Wiiの設定」「テレビの設定」の3つについてそれぞれレポートします。
Wiiとテレビをつなぐケーブル
Wiiとテレビをつなぐケーブルは4種類。どのケーブルでもワイドテレビで表示することができますが、それぞれ画質に少しずつ差があります。
Wii専用 AVケーブル
Wii専用 AVケーブル

黄、白、赤の3つの端子がついたケーブルです。映像の信号は黄色の端子から、音声の信号は白と赤の端子から出ています。日本で普及しているほとんどすべてのテレビは、このケーブルを接続することができます。Wiiに同梱されているケーブルもこのAVケーブルです。

黄色の端子から出ている映像信号は、コンポジット映像信号とも呼ばれ、明るさの信号と色の信号がくっついて1本になった信号です。くっついた状態の信号は、受け取ったテレビ側で明るさの信号と色の信号に分けられ、画面に出力されるのですが、完全な状態に分けることができないので、色の境目に若干のにじみが出てしまい、少しぼやけた画質になります。

Wii専用 S端子ケーブル
Wii専用 S端子ケーブル

黒、白、赤の3つの端子がついたケーブルです。映像の信号は黒色の端子から、音声の信号は白と赤の端子から出ています。S端子映像信号は、明るさの信号と色の信号が分離された2本の信号が出ているので、コンポジット映像信号と比べてにじみの少ない画質になります。S端子も多くのテレビで使うことができます。

Wii専用 コンポーネントAVケーブル
Wii専用 コンポーネントAVケーブル

緑、青、オレンジ、白、赤の5つの端子がついたケーブルです。映像の信号は緑、青、オレンジの端子から、音声の信号は白と赤の端子から出ています。コンポーネント端子映像信号は、明るさの信号と2つの色差信号の3本で構成されていて、S端子ケーブルよりもはっきりとしたあざやかな画質になります。主に海外で普及している端子なので、日本ではこのケーブルが接続できないテレビもあります。

Wii専用 D端子AVケーブル
Wii専用 D端子AVケーブル

少し大きめのDの形をした端子と、白、赤の3つの端子がついたケーブルです。映像の信号はDの形をした端子から、音声の信号は白と赤の端子から出ています。映像の端子はコンポーネントAVケーブルの緑、青、オレンジの端子をまとめたもので、画質はコンポーネントAVケーブルと同じです。D端子は主に日本で普及しています。

ケーブルのまとめ

Wii同梱の「AVケーブル」でも十分楽しめますが、もしお使いのテレビに接続できるなら、「コンポーネント端子AVケーブル」もしくは「D端子AVケーブル」がオススメです。『DISASTER DAY OF CRISIS』では、動き回る敵や小さなオブジェクトを銃で狙い撃つシーンもあるので、画質の向上が得点アップにつながるかも?!ちなみに、「コンポーネント端子AVケーブル」と「D端子AVケーブル」はどちらも同程度の画質なので、お使いのテレビを確認の上、お好みでどうぞ。

Wiiの設定
Wiiの設定の「画面」の中に「プログレッシブ」という項目があります。ここで「インターレース」と「プログレッシブ」の2つを選べるようになっていますが、どう違うのでしょうか?
インターレース方式

ブラウン管テレビは、走査線と呼ばれる横線が約480本横に並んで、ひとつの画面を構成しています。走査線には毎秒60回、絵が表示され、その絵がつながって動きのある「映像」として見ることができます。ただし、毎回すべての走査線に絵が表示されるわけではなく、奇数本目と偶数本目の走査線が1/60秒ごとに交互に切り替わって表示されるようになっています。そのため、ブラウン管テレビでは、画面の表示がちらついているように見えてしまうというデメリットがありますが、最近の液晶テレビやプラズマテレビではこのちらつきは抑えられています。なお、インターレース方式は、どのケーブルでも表示可能です。

プログレッシブ方式

インターレース方式と違って、毎回一度にすべての走査線を表示させる方式です。「ノンインターレース」「順次走査」とも呼ばれ、ちらつきのない画面表示が可能です。プログレッシブ方式で表示する場合は「コンポーネントAVケーブル」もしくは「D端子AVケーブル」を使います。インターレース方式と比べてくっきり、あざやかな映像でゲームが楽しめます。

Wiiの設定のまとめ

下の2枚の写真は、コンポーネントAVケーブルを使って表示したものです。

インターレース方式 プログレッシブ方式

左がインターレース方式で、右がプログレッシブ方式。同じケーブルの映像でも文字のみやすさに違いがでます。プログレッシブ方式で表示できる場合は、この設定をお忘れなく。『DISASTER DAY OF CRISIS』の日本語字幕もより分かりやすくなります。

ワイド設定
ワイドテレビにはいくつかのモードがありますが、一体どのモードに設定すれば良いのでしょうか。各モードがどんな設定になっているのか調べてみました。(ここで挙げるモードの呼び方や機能は、テレビメーカーにより異なる可能性があります。また、各モードの画面写真はイメージ図です。)
ノーマルモード
ノーマルモード

ワイドテレビが発売される前は、テレビ画面の縦横比は「4:3」でした。ノーマルモードは、「4:3」の映像をそのままの比率で表示するモードです。ワイドテレビの画面比率は「16:9」なので、この設定では画面の左右に黒い余白ができ、また画面も少し縦長になります。

フルモード
フルモード

「4:3」の映像を「16:9」の比率に合うように、横方向に均等に引き伸ばすモードです。Wiiの画面設定で「16:9」を選択すると、少し縦長の映像が出力されるのですが、この映像はフルモードに設定すると正しいサイズで表示されます。「4:3」で正しく表示されている映像をフルモードにすると、横長の映像になりますので、少しキャラクターが横長に見えるときは、一度設定を見直してみてください。

ワイドモード
ワイドモード

「4:3」で正しく表示されている映像をワイド画面一杯に違和感少なく表示するモードです。この設定では、映像の上下がテレビ枠の外に出てしまい、画面の両端では少し横に引き伸ばされた状態で表示されてしまいますので、Wiiではオススメできません。

ズームモード
ズームモード

映画などの映像は、「レターボックス方式」と呼ばれる、上下に黒い余白が入った状態になっています。ズームモードにすると、この映像の上下にある黒い余白をなくして、表示領域を拡大します。Wiiの大部分のゲームでは画面の上下が切れてしまい、うまく表示されません。

テレビの設定のまとめ

という訳で、Wiiで「16:9」のゲームをプレイする場合は、「フルモード」を選んでプレイするときれいに表示されます。ちなみに、バーチャルコンソールのソフトは、Wiiの画面設定に関係なく、「4:3」の映像が出力されますので、「フルモード」ではなく「ノーマルモード」に設定するとオリジナルのサイズで表示されます。

色々な種類のケーブルや表示設定があるので少し複雑かもしれませんが、Wiiをワイドテレビに接続する際に戸惑ったときはこの特集を参考にしてみてください。

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『DISASTER DAY OF CRISIS』開発スタッフインタビュー