通信プレイについて
熊崎
ピンクのカービィと黄色の2Pカービィがかけっこ

『ウルトラスーパーデラックス』では、基本的には全モードで通信プレイができることを目標にしました。スーパーファミコン版ですと2人で一緒に遊べなかった「グルメレース」にも、2Pモードを入れました。DSワイヤレス通信で、黄色い2Pカービィも一緒にデデデ大王とレースすることができるようになっています。他にも追加シナリオを含むすべてのゲームモードで通信機能を使って2人で同時に冒険できるように工夫してあります。

阿部

自分で言うのもなんですが、通信はよくできていると思います。

熊崎

無事に実現できたから言えるんですが、『スーパーデラックス』にあった2人同時プレイを外すわけにはいかなかったので、ものすごいプレッシャーだったんです。

白川

そういえば、2人でアクションゲームを遊ぶというハシリは『スーパーデラックス』だったって聞いた記憶があるんですけど、それって本当ですか?

熊崎

そうですね、『スーパーデラックス』にまつわる当時のエピソードとして社内に残っているんですけど、任天堂の宮本さんから課題が出されたそうなんです。「今回の『カービィ』は2人同時プレイに挑戦してみてくれないか」みたいな話で。
ですから、とても外せるような仕様ではないんです(笑)。2人同時プレイがないと『スーパーデラックス』ではないものになってしまうので。

2人ではるかぜ
熊崎

2人で遊べるヘルパーシステムは、触っていただければ「これは面白い」と思っていただける内容だと思っているのですが、その醍醐味を一端でも感じてもらえればということで実現したのが「2人ではるかぜ」というモードです。DSが2台あるご家庭や、友達とDSを持ち寄った時、ソフト1本でヘルパープレイを疑似体験できるように、相手がソフトを持っていなくても1台のDSの画面を2人で一緒に見ながらで操作できるようになっています。

阿部

ソフトを持っていない友達も、気軽に一緒にゲームを遊んで楽しんでもらいたいと思っています。

サブゲームについて
白川

通信といえば、3つのサブゲームはダウンロードプレイができるので、カートリッジが1本だけでも、みんなで遊べますね。

刹那のカルタ取り 爆裂コンベアタッチ! タッチ!早撃ちカービィ
熊崎

サブゲームはDS用に作った完全新作です。
『星のカービィ』のサブゲームはAボタンだけで遊べるというのがコンセプトなんです。今回はニンテンドーDSになったんですからタッチペンだけで簡単に遊べるようになっています。

阿部

わかりやすさと瞬間的な面白さ。あっという間に遊んで、あっという間に盛り上がって、あっという間にフィニッシュを迎えて一戦終わったと満足感を得られるような感じです。

パッケージ
白川

スーパーデラックスの時のパッケージってご存知ですか?

『星のカービィ スーパーデラックス』(スーパーファミコン)、『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』(ニンテンドーDS)
熊崎

ええ、桐の箱に焼印を模した紙パッケージで。

白川

「豪華と言ったら桐箱じゃん」みたいな一声で決まったと聞いたんです。
この箱って当時はだいぶユニークだったと思っているんですよ。だから、今回もパッケージに豪華さを出したいなと考えてました。

今回は桐箱の上にのし紙付きの特別豪華パッケージという案がずっと残ってました。しかも、のし紙に「特別豪華」って入っているんですよ

熊崎

そうそう、かなり豪華な感じになってましたよね。なので、私は桐箱案が一押しでした。

白川

紐までついてましたもんね。

でも「豪華=桐箱」というイメージが、子供たちにもピンとくるのか…ということで悩みました。
悩みに悩んで、いろんな意見を聞いて検討した結果、最終的にキラキラのコートをかけた現在パッケージになりました。