安心してゲームを楽しむための『年齢別レーティング制度』
CERO(特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構) 専務理事 : 渡邊和也さん

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1.「年齢別レーティング制度」の基本と目的

最初に、CEROというのはどういう団体なのでしょうか。

渡邊

「特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構」と申しまして、2002年の6月に発足しました。家庭用ゲームソフトに含まれる表現や内容について審査を行い、そのソフトの対象年齢等を表示する「年齢別レーティング制度」を運営しております。

年齢別レーティング制度の基本的な部分や、目的などをお教えいただければと。

渡邊

私どもが審査を行いまして、ゲームをAからDまで、それぞれA(全年齢対象)、B(12歳以上対象)、C(15歳以上対象)、D(17歳以上対象)という4つの区分に分けております。これはそのゲームの対象年齢を購入される前にお客様にお知らせして、適切な選択をしていただくというのが目的です。誤解されやすいのですが、あくまでもユーザーさんや流通に対する情報提供でして、何かを規制しようとするものではありません。

CEROレーティングマーク

また、18歳以上のみ対象とされるZ区分がありますが。

渡邊

はい、その通りです。ただ、オンラインゲームなどではパッケージソフトと違って、ユーザーさんがあとから手を加えたりすることができる場合があります。そこはわれわれも関知できませんので、メーカーから最初に提供されるゲームの内容について審査し、区分を決めています。

あと、このレーティングはゲームの表現を審査したもので、ゲームの難易度を表したものではないということで。

渡邊

時々間違えられてしまうことがあるんですよね。パッケージに印刷されているCEROレーティングマークをご覧になって、「全年齢対象と書いてあるのに、ゲーム中に漢字がいっぱい出てきて小学校低学年の子供では遊べない。全年齢とは言えないんじゃないか」というようなご意見をいただきます。われわれも、これはあくまで倫理上の審査なんだということをアピールしていかなければと考えていますので、このようにご紹介いただけるのはありがたいです。

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