N.O.M 2009年12月号 No.137
『530 エコシューター』開発スタッフインタビュー
『530 エコシューター』開発スタッフインタビュー
株式会社インテリジェントシステムズ ディレクター 生野敦士さん アシスタントディレクター 安藤武さん アートディレクター 法本和仁さん任天堂株式会社 プロデューサー 田邊賢輔 コーディネーション 田端里沙 デバッグ 長谷川慎
缶のデザインにも要注目!

ボスの登場の仕方のアイデアは?

法本

あれは僕が勝手に。缶が集まってきて人型になると面白いんじゃないかなと。

生野

ラフも彼が最初に描いてきてくれて、見せてくれましたからね。あとは実験をくり返して。結構最初からありました。ただ・・・

田端

仕様が決まるまで七転八倒していたイメージもあるんですけど(笑)。一度、人型をあきらめて大きな竜にしてそれを撃ちまくろうとかもありましたよね。

缶の表面のラベルもいろんな種類がありますね。

法本

どういう配色がいいだろうとか、どの国の人でも缶だとわかるのはどういうラベルかとか相談しまして。とりあえずいろんな缶を買ってきて並べまして(笑)。

長谷川

最初はラベルはなかったんですけど、リアル感を出したいので、実際のものとは違うけど、ありそうなデザインを考えましたね。

田端

グラフィックが地味かなということで、弊社のデザイナーとも直接やりとりしてもらったりして。でも、ラベルを入れ始めたら一気にデザインが入りましたよね。きっと、法本さんの中では元々から缶と言えば鯖だったりコーンビーフだったりグレープだ、というのがあったんじゃないかなと(笑)。

法本

缶のデザインに関してはあるとき時間ができたので、そこで一気に入れましたね。

長谷川

転がってくるドラム缶は、見た目とは違い、意外なものが入っていることになっています。たぶん、ラベルは読めないけど。

田端

ちなみに、法本さんオススメの缶は?

法本

星形のクッキー缶ですね。あれだけ背面も描き込まれてるんですよ。普段は光っていてわからないんですが、落ちてからカメラが動いてる時に、たまたま缶が裏を向けてると見えるんです。

生野

あれは無理です。絶対見れないですよ(笑)。

田端

みなさん是非狙ってください(笑)。

田邊

なかなか見れないといえば、一人称視点のFPSですけど、できれば最初くらい誰が何に乗って撃ってるのかチラッとでも見せたいっていうのもあってWiiウェアで容量も厳しいところ大変なんですけど、オープニングムービーをお願いしたんですよ。どんなキャラクターなんだろうって思って、法本さんが描いた絵を見たら10代の男性アイドルみたいな美少年で(一同・笑)。いや、おっちゃんやしなあ、みたいな。

田端

こんなイメージやろって、会議の席で田邊さんがサンプルを描いたりしてませんでした?

田邊

舞台が近未来のアメリカの設定やったし、ブルース・ウィリスみたいにタンクトップで、カーゴパンツはかせてくれとか……言ってたね。法本さんは不服だったかもしれないけど(一同・笑)。でも、生野さんもトミー・リー・ジョーンズみたいなおじさんのイメージだっておっしゃってたから。そっちで行きましょうと。是非一度じっくり見ていただければと思います。