プロダクションノート

「ゼノブレイド2 黄金の国イーラ」について

お待たせしました。
『ゼノブレイド2』追加シナリオ「黄金の国イーラ」正式発表です。

遡ること3年前。
「黄金の国イーラ」は本編の初期プロットの一部でした。
正確には、初期プロットに組み込むストーリー候補の一つだったと言ったほうが良いかもしれません。

『ゼノブレイド』のリリースから5年。
制作ノウハウの蓄積や工程管理手法の向上などもあり、ある一定のテキスト量を基に、どの程度の質、どの程度の物量のゲームが制作できるのかといった確度が、かなり高まっていた頃のことです。
さまざまな仕様と勘案した結果、仮に「黄金の国イーラ」を本編に組み込んだ場合、『ゼノブレイド2』に定められたバジェットや開発期間からは大きく逸脱することが分かっていました。
この時点で誰にも見せることなく、プロットに組み込むことは早々に断念し、本編に必要とされる要素のみ抽出し、完成したのが『ゼノブレイド2』本編です。

「黄金の国イーラ」はその後しばらくの間、私のパソコンのハードディスクの中で眠りにつくことになるのですが、その後、「エキスパンション・パス」に追加シナリオを組み込むことが確定し、それならば入れるストーリーはこれしかないだろう、ということで復活したのがこの「黄金の国イーラ」なのです。

  • 『ゼノブレイド2』本編の500年前を描いたストーリー

「黄金の国イーラ」のストーリーは、「シン」「ヒカリ」「メツ」「マルベーニ」といった本編の主要キャラクターの過去だけでなく、『ゼノブレイド2』の物語上重要なファクターである「ラウラ」や「アデル」といったキャラクターたちについてもスポットがあてられます。
そう――『ゼノブレイド2』本編はレックスとホムラ(ヒカリ)の物語でしたが、「黄金の国イーラ」はもう一人の主人公とも言えるシンとラウラの物語なのです。
シンの過去に何があったのか、ラウラという人物はどういう人物であったのか、そしてアデルとヒカリの関係は――。
本編では断片的にしか描かれなかった彼らのストーリーがいよいよ皆さんの前に姿を現します。
(本編に回想シーンとして登場したその他脇役も、汎用モデルから専用モデルへとアップグレードしています。)

  • 新規マップによる新たな冒険

「黄金の国イーラ」では巨神獣「イーラ」が新規フィールドマップとして追加されます。
一般的にRPGの追加ストーリーというと、既存マップの流用が多いのですが、「黄金の国イーラ」は完全新規物です。
また、フィールドだけでなく、イーラ王国の首都も新規タウンマップとして追加されます。
「黄金の国イーラ」で遊べる範囲は、500年前ということもあり、このイーラとその周辺のみに限定されますが、それでもかなり遊びごたえのあるものになっています。

  • バトルシステムの刷新

「黄金の国イーラ」では物語の歴史上、ドライバーとブレイドが連携し合う戦闘方法の確立前の時代であるため、それに合わせる形でバトルシステムを新しくしました。本編のバトルシステムをベースにしつつも、またひと味違った新規のバトルシステムを楽しんでください。

  • 追加された新たな楽曲

「黄金の国イーラ」では新たな楽曲も追加されます。
コンポーザーは光田君をはじめとする本編に携わった面々。
「黄金の国イーラ」全体の雰囲気が、本編よりも少し大人びたものになったことに合わせて、追加楽曲の雰囲気も大人びたものになっています。
アコースティック楽器主体のグルーヴ感溢れる新曲を是非楽しみにしていてください。

追加シナリオ「黄金の国イーラ」は、『ゼノブレイド2』本編と「エキスパンション・パス」をお持ちの方に向けて、9月14日に配信予定です。そして、今回特別に、『ゼノブレイド2』本編をプレイしていない方に向けて、「黄金の国イーラ」単独のパッケージ版が9月21日に発売されることになりました。
先ほどお伝えしたとおり、「黄金の国イーラ」は本編の500年前の物語です。「黄金の国イーラ」を先にプレイすることで、本編の違った側面も見えるかもしれません。このパッケージ版には、『ゼノブレイド2』本編で「黄金の国イーラ」以外の「エキスパンション・パス」のコンテンツを取得できるコードも付属しますから、これから『ゼノブレイド2』に触れるという方は、本編と「黄金の国イーラ」、好きな入り口を選んでいただければと思います。

リリースまでもう少し間がありますので、新たなキャラクターたちのストーリー、新たなマップ、新たなバトルを堪能してください。

「黄金の国イーラ」公式サイトはこちら

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