二人零和有限確定完全情報ゲームって、知ってる？
またその話～？
ごめんごめん。でも、五目ならべも、チェッカーと同じ二人零和有限確定完全情報ゲームの1つなんだ。
縦、横、ななめのいずれかに、自分の碁石を5つならべると勝ち。
そうなんだ。ってことは、双方が最善の手を打ち続けると引き分けるってこと？
それが違うんだ。五目ならべは先手必勝だと言われている。
え～、それなら後攻は不利じゃん。
その通り。でも、先攻と後攻の不平等さを無くすルールが存在するんだ。
どうやって平等にするの？
先攻だけに、この置き方をしてはいけないといった、禁じ手をいくつか設けるんだ。先攻が有利にならないように、後攻とルールが違うってことだね。
三三禁止や四四禁止といった禁じ手がある。
そうだったんだ。そうすることで、後攻の人も不利にならないのね～。
それじゃ、五目ならべで勝負だ！
よし、私が先攻ね。もちろん、禁じ手はなし！
『世界のアソビ大全51』では、
禁じ手を「ゆるす」か「先手のみ禁止」にするか、設定できるゾ。
え～。それはずるいよ～。
