XYZ の向きと回転

ノードンガレージでは、X軸、Y軸、Z軸 という3つの軸を使って方向や位置、回転を表します。
軸は互いに直角に交わっています。


方向の表し方

X軸を左右方向とすると、Y軸は上下方向、Z軸は前後方向を表します。
X軸は右方向を X+、左方向を X-、
Y軸は上方向を Y+、下方向を Y-、
Z軸は奥方向を Z+、
手前方向を Z- と表します。

位置の表し方

3つの軸が交わった点をそれぞれの軸における 0 の位置とします。
それぞれの軸において、0 の位置よりマイナス方向の位置はマイナスの符号をつけて
表します。
単位は「m(メートル)」です。
たとえば、0 の位置から X- 方向に 10m 離れている場合、X の位置は -10m となります。

回転の表し方

0 の位置から X+ 方向に向いて反時計回りを X軸のプラスの回転、
0 の位置から Y+ 方向に向いて反時計回りを Y軸のプラスの回転、
0 の位置から Z+ 方向に向いて反時計回りを Z軸のプラスの回転とします。
単位は「°(度)」です。

ワールド座標

ゲーム空間やそこにある「ワールド」は常に同じ方向を向いています。
ノードンを1体も呼び出さずに実行したときのゲーム画面で右が X+、上が Y+、奥が
Z+ です。
この「ワールドの位置や向きを基準にした座標」をワールド座標と言います。

ローカル座標

モノはそれぞれ個別に回転することがありますが、回転してもそのモノ自身から見た方向は変わりません。
また、個別に移動してもそれぞれのモノ自身を 0 として他のモノの位置を表すことができます。
この「モノ自身の位置や向きを基準にした座標」をローカル座標と言います。
モノノードンを呼び出して設定を変更せず実行した直後のモノの向きがワールド座標と同じ向きになっています。
れんけつ面やテクスチャの貼りつける面はモノのローカル座標での向きを表しています。
たとえば、ゲーム上のヒトにおいてローカル座標の「Z-」方向は常に「顔」のある面となります。ヒトがどちらを向いても「Z-」が「顔」なことは変わりません。

カメラ座標

ゲーム空間を映し出すカメラはワールドやモノとは別に動きます。
カメラが移動や回転をしても、カメラから見た方向は変わりません。
この「カメラの位置や向きを基準にした座標」をカメラ座標と言います。
Nintendo Switch 本体の画面やテレビ上で右が X+、上が Y+、奥が Z+ です。