Nintendo Switch : METROID DREAD
Vol.04
シリーズ35年のストーリーを紐解く

1986年8月6日に「ファミリーコンピュータ ディスクシステム」用タイトルとして
初代『メトロイド』が発売されました。
『メトロイド ドレッド』は、その『メトロイド』から続く、
2Dメトロイドシリーズ5部作のストーリーの区切りとなるタイトルです。
今回は、これまでのシリーズ作の特徴やストーリー、
そして『メトロイド ドレッド』につながる秘密をご紹介します。

メトロイド

STORY

バウンティハンター 「サムス・アラン」登場

惑星SR388で銀河連邦により発見された
未知の浮遊生命体「メトロイド」。
その能力から、悪用を企む
スペースパイレーツに奪われてしまう。
「スペースパイレーツ」の計画を止めるべく、
銀河連邦は銀河最強のバウンティハンター
「サムス・アラン」に作戦を依頼。
スペースパイレーツの本拠地、
惑星ゼーベスに単身乗り込んだサムスは、
地下要塞およびスペースパイレーツのボスである
「マザーブレイン」を破壊することに成功した。

ARTWORK SELECTION

ONE POINT INFORMATION

クリアタイムでの隠し要素

探索を繰り返し、クリアタイムが速くなるに応じてエンディングが変化する仕組みが採用されている。この仕組みは、その後のシリーズでも恒例となっている。
開発チームレポート
記念すべきメトロイド1作目のタイトル。ここから、サムスとメトロイドの奇妙な関係がスタートします。迷路のようなステージや、パワーアップによるマップの探索範囲の拡張、世界観やBGMなど、現在にいたるメトロイドシリーズの原型となっている作品です。ちなみに、タイトルの由来は、地下世界を表す「メトロ(地下鉄)」と「アンドロイド」を組み合わせた造語です。
『メトロイド』は、その後ゲームボーイアドバンスで『メトロイド ゼロミッション』としてリメイクされました。こちらではパワードスーツを脱いだサムスを操作するステルス(敵に見つからないよう立ち回る)のゲームパートが新規に追加されており、今作『メトロイド ドレッド』に通じる部分もあると思います。

メトロイドⅡ RETURN OF SAMUS

STORY

緊急指令 メトロイドを殲滅せよ

スペースパイレーツによる事件を
重く見た銀河連邦は、
まだ発見されていない
メトロイドの存在を確認するため、
惑星SR388へ調査船を派遣した。
しかし船は失踪し、
救助に向かった部隊の連絡も途絶えてしまう。
その原因が惑星SR388の地中深くに生息している
メトロイドであるとの結論に達した銀河連邦は、
サムスにメトロイドの殲滅指令を下す。
そして徐々に進化していく
メトロイドたちとの死闘の末、
ついにサムスはメトロイドの女王である
「クイーンメトロイド」を撃破し、
メトロイド殲滅の任務を果たすのだった。
唯一、サムスの目の前で孵化したばかりの
「ベビーメトロイド」を除いて……
サムスは、刷り込みによって自身を
母親と認識しているベビーだけには
手をかけることはできず、
銀河連邦の宇宙科学アカデミーに連れて帰った。

ARTWORK SELECTION

ONE POINT INFORMATION

「チョウゾメモリー」

惑星SR388には、かつて居住していたとされる鳥人族の文明がいたるところに残っており、その高度な技術により開発された機械型の兵器も登場する。
『メトロイドⅡ』をリメイクしたニンテンドー3DSソフト『メトロイド サムスリターンズ』では、惑星SR388で鳥人族に起きたある秘密が隠し要素としてアンロックされる仕組みとなっている。

開発チームレポート
『メトロイドⅡ』『メトロイド サムスリターンズ』はサムスとベビーメトロイドの出会いが描かれていたり、鳥人族の文明について語られることがあったりとメトロイドシリーズのストーリーを語る上では欠かせないエピソードです。
「恐怖の片鱗」として、このドレッドレポートの最後に掲載する動画にも、「チョウゾメモリー」のような画面が登場しています。
これらが今作『メトロイド ドレッド』にどのように関わるのか、いろいろと想像してみるのも面白いかもしれません。

スーパーメトロイド

STORY

サムスの絶体絶命の危機をベビーメトロイドが救う

サムスの攻撃により大打撃を受けた
スペースパイレーツの本拠地、
惑星ゼーベスは、その一部の生き残りにより
再建されつつあった。
そんな中、
スペースパイレーツの最高司令官「リドリー」が
宇宙科学アカデミーを襲い、
宇宙で最後の一匹である
ベビーメトロイドを奪い去った。
ベビーメトロイド奪還、
そしてスペースパイレーツの野望を砕くため、
再び惑星ゼーベスへ向かったサムスは、
惑星自体を消滅させ、
スペースパイレーツの根絶を果たす。
しかし、その激闘の中で、
ベビーメトロイドはサムスを救うために
その命を落としてしまうのだった。

ARTWORK SELECTION

ONE POINT INFORMATION

「メトロイド3」

『スーパーメトロイド』『メトロイド フュージョン』は、タイトルにナンバリングが含まれないが、各タイトルのオープニングデモ映像のなかで、「METROID 3」「METROID 4」という表記が登場。
その流れを受け、『メトロイド ドレッド』の初登場映像の冒頭では、「METROID 5」と記載されている。

開発チームレポート
『スーパーメトロイド』は、シリーズの中でも最も自由度が高い作品と言っても過言ではありません。今作『メトロイド ドレッド』では、アビリティの使い方次第、テクニックの活用次第で『スーパーメトロイド』に近い、自由な探索が楽しめるようになっています。パワーアップアイテムやアビリティを本来のタイミングより早く取得するといったこともできますので、いろいろな探索ルートを試してみてください。

メトロイド フュージョン

STORY

寄生擬態生物「X」登場

バイオテクノロジー会社
「BIOLOGIC 宇宙生物研究所(B.S.L.)」は、
惑星SR388の現在の生態系を把握すべく
調査隊を派遣。
その警護をサムスに依頼した。
調査は順調に進んだが、
その途中サムスは寄生擬態生物「X」に襲われ
意識不明の重体となる。
体内に増殖するXにより身体を蝕まれ、
サムスの命は絶望視されたが、
保管されていたベビーメトロイドの細胞の一部から
作り出された
ワクチンが唯一の治療法だと判明。
ワクチンの投与により、
サムスは九死に一生を得ることと同時に、
Xへの耐性を持つ唯一の存在となった。
そしてサムスはフルスペック状態の自身に
擬態したX
「SA-X」との壮絶な戦いをも制し、
ついにXを惑星SR388もろとも
完全に消滅させることに成功した。

ARTWORK SELECTION

ONE POINT INFORMATION

「遊びやすさの向上」

PLAY

『メトロイド フュージョン』では、武器切り替えや斜め射撃といった操作システムが整理された。また、足場につかまってぶらさがるアクションなども追加されており、サムスのアクションの幅が広がった作品となっている。

開発チームレポート
『メトロイド フュージョン』でサムスに何度も襲い掛かる恐ろしい敵「SA-X」。SA-Xから逃げたり、隠れたりするゲームパートは、突発的なゲーム内イベントとしての側面が強かったですが、それを発展したらどうなるのか? ……という点は今作『メトロイド ドレッド』のE.M.M.I.のゲームパートの着想にも大きな影響がありました。
また、『メトロイド フュージョン』は『メトロイド ドレッド』のひとつ前のエピソードということもあり、サムスのスーツが変化した理由や、コンピューターAI「アダム」の登場など、今作につながるストーリー要素が多くある作品です。

恐怖の片鱗

開発チームレポート
サムスを襲う絶望。この映像に映っているものがいったい何なのか、どんな意味なのか。
今後の情報で明らかになります。