1981 DK、見参

“ドンキーコング”というキャラクターが初めて登場したのは、1981年に発売、ゲームセンターなどで遊ぶことができたアクションゲーム『ドンキーコング』にさかのぼります。
プレイヤーは、ドンキーコングが投げてくるタルや障害物をジャンプで避けながら、さらわれたレディを助けるべくドンキーコングを追いかけます。
プレイヤーが操作する“ジャンプマン”と呼ばれるキャラクターは、あの“マリオ”の原型となったキャラクターでもあり、ジャンプマンが飼っていたドンキーコングが、レディを連れて建築中のビルに逃げてしまったという設定になっています。
この『ドンキーコング』以降、マリオ(ジャンプマン)とドンキーコングは、ときには協力したり、ときには対立したりと、さまざまな作品で共演していくことになります。

1983 DKとマリオ

ゲームセンターなどで遊ばれていた『ドンキーコング』は、1982年にゲーム&ウオッチで、そして1983年にはファミリーコンピュータでも発売しました。

また、このファミコン版の『ドンキーコング』から、ジャンプマンはマリオと名付けられ、後に『スーパーマリオブラザーズ』シリーズなどの主役となって活躍していきます。

ジャンプマン

1994 DKと横スクロールアクション

初代『ドンキーコング』の発売から13年後、
今度はドンキーコングが主役のアクションゲームが登場します。1994年にスーパーファミコンで発売された、横スクロールのアクションゲーム『スーパードンキーコング』。
この作品では、ドンキーコングの心強いパートナー、“ディディーコング”が初登場。

共に力をあわせながら、タル大砲で空を飛んだり、トロッコに乗って疾走したり、アニマルフレンドの力を借りたりして、バナナ泥棒団“クレムリン”に奪われたバナナを取り戻す冒険へと旅立ちます。