『探偵神宮寺三郎 危険な二人（前後編）』は、私立探偵である神宮寺三郎が活躍する推理アドベンチャーゲームです。このゲームは前後編に分かれており、前編が1988年12月9日に、後編が1989年2月10日に発売されました。

洋子の学生時代の旧友・岡崎京子の招待で 神宮寺と洋子はオートバイレースを観戦するためにサーキットを訪れていた。 京子の夫であると同時に日本を代表するライダーでもある、岡崎慎二がこのレースに出場するのだ。 レースが進むなか、サーキットを走るライダーのなかに岡崎の姿が見えないことに気づいた二人。 急いでチームのピットに行くと、岡崎が事故を起こしたことを知らされる。 チームの監督・細田と一緒に病院へ向かう神宮寺。 そこで、思いもよらぬ事実を知らされる。 「事故を起こしたのは岡崎ではない」 岡崎が行方不明だという事実に驚く間もなく、 今度はいつの間にか病院にもどってきた洋子が、青ざめた表情で神宮寺に報告する。 ──岡崎京子が他殺体で発見されたことを……。 同時期に起きた2つの事件。 絡まる思いが、新たな悲しみを生む。 果たして神宮寺はこの絡んだ糸を解くことができるのか──

レース中に姿を消したライダー・岡崎慎二。そしてレース中にホテルで起こった岡崎の妻・京子殺害事件。この2つの事件をきっかけに、オートバイレースの裏にうごめく黒い影の存在が徐々にあきらかになっていきます。複雑に絡み合ういくつもの事件の裏に隠された真相を、私立探偵・神宮寺となったあなたは見つけ出すことができるのでしょうか？

岡崎が所属するレーシング・チームのメンバーや、ライバルチームの監督、そして洋子や岡崎の友人など、さまざまな人物が登場します。一見関係なさそうな人物もいますが、どの人物も何かしら問題を抱えているようで……。数多くの登場人物から真犯人を探し当ててください。