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参拝マップその1 彼岸湖(ひがんこ)

日上山の山頂、大禍境にあるカルデラ湖。白い砂に覆われた美しい砂浜と、一年を通じて霧に包まれる湖面が広がる、神秘的な場所。湖の奥には隠世があり、年に数回、湖面に夕陽が沈む際には霧が晴れ、隠世と現世が繋がるという言い伝えがある。

参拝マップその2 大禍境(おおまがきょう)

日上山の山頂にある、火山岩で覆われた一帯。植物は殆どなく、荒涼とした景色が広がっている。その風景は地獄を連想させ、奥にある彼岸湖とあわせて死後の世界、隠世(かくりよ)に近い場所であるとして、名所となっていた。日上山信仰でも神聖な場所とされていたと思われ、儀式などで使われたと考えられる多くの「箱」が積み上げられた「匪塚」や、山の中腹にある形代神社よりも古い人形を祭った「形代奥社」がある。

参拝マップその3 幽ノ宮(かくれのみや)

日上山の頂上付近にある大きな社。日上山信仰の中心地だったと伝えられているが、詳しいことは不明。観光地化されていた時期は入り口が解放され、多くの燈籠が吊るされた拝殿を見物に観光客が訪れていた。ケーブルカーが廃線となった現在では閉鎖され、無人となっている。建物の奥には、日上山信仰を開いた巫女の即身仏が祭られているという言い伝えがあり、霧の深い日、燈籠の火に浮かび上がる濡鴉ノ巫女の姿を見たという者もいるという。

参拝マップその4 忌谷(いみだに)

山頂付近の窪地に作られた古い墓地。無数にある墓石には文字などは一切刻まれておらず、地滑りによる墓地水没後は長年無縁仏として放置されていた。その後の調査では遺骨などが見つからなかったことから、何らかの理由で遺体を遺せない人々への弔意を示すための墓地であるとされた。日上山信仰が行われていた時期のものと重なるため、命を落とした巫女や、儀式の生贄、人柱であるなどさまざまな説が現在も囁かれている。

参拝マップその5 幽ノ宮前駅(かくれのみやまええき)

日上山ケーブルカーの終点となる駅。幽ノ宮への参拝や、山頂の大禍境、彼岸湖へ向かう人々が乗り降りする。ケーブルカーの管制室が併設されている。

参拝マップその6 形代神社(かたしろじんじゃ)

日上山中腹、不知ノ森の中央にある、多くの人形が祭られた古い神社。観光地化に伴い、一時期は「人形供養」を行う神社として改修されたが、参拝客の減少によって、現在は再び無人となっている。子供の霊が遊んでいる、人形から声がする、人形を持った白い髪の少女がじっと見つめていた、などの噂が後を絶たない。

参拝マップその7 不知ノ森(しらずのもり)

日上山の中腹にある、平坦な地域に広がる森。日上山が心霊スポット、自殺の名所として有名になってからは、自殺志願者や肝試しをする人などが、フェンスを破り侵入するケースが後を断たない。森に入った者は行方不明になってしまうケースが多いが、中には森に潜む凶悪犯に惨殺された、と噂する者もいる。

参拝マップその8 不知ノ森前駅(しらずのもりまええき)

不知ノ森の外れに作られた、日上山ケーブルカーの中継駅。屋根も無く簡素な作り。形代神社への参拝のほか、不知ノ森周辺の自然を散策する人々が乗り降りする。この駅を利用することで、階段や急斜面を上らずに「禊ヶ淵」へ行くこともできる。また、バス停、日上トンネル前との連絡駅でもある。

参拝マップその9 巫滝・禊ヶ淵(かんなぎだき・みそぎがふち)

日上山の旧参道沿いにある、山の名所。水が豊富な日上山の参道には幾つかの滝があり、特に「巫滝」が流れ込む滝壺と、美しい淵がある「禊ヶ淵」は巫女が身を清める特別な場所だったと言われている。現在は、かつてこの場で殺された巫女の死体を見たという噂が絶えず、オカルト系の雑誌などでは「巫女ヶ淵」と呼ばれている。

参拝マップその10 日上トンネル(ひかみとんねる)

日上山を観光地として開発する際、山頂の大禍境へと通ずる観光道路を通す予定で作られていたトンネル。工事中、山の内部に広がる「胎内洞窟」に繋がったため、洞窟内部に流れる大量の水がトンネル内へ流れ込み、多数の死者が出た。その後工事は再開されたが、事故や行方不明者が相次いだため、現在は道路自体も封鎖されている。

参拝マップその11 水籠前駅(みこもりまええき)

日上山を訪れる観光客、参拝客の為に敷設された『日上山ケーブルカー』の始発駅。駅近くに駐車場があり、車で訪れた観光客はここでケーブルカーに乗り、山頂へと向かう。水籠池周辺の遊歩道にも通じており、「水籠温泉一縷荘」の宿泊客も利用しやすくなっている。

参拝マップその12 水籠温泉一縷荘(みこもりおんせん いちるそう)

日上山に古くからある温泉旅館。山全域で起きた大規模な地滑りにより、木造である旧館部分が埋まり、そのまま再建されること無く廃業となった。地滑りで多くの犠牲者が出たことや、家族を亡くした旅館主人が建物内で自殺し、その霊が出るという噂などから、心霊スポットとして有名になっている。

参拝マップその13 水籠橋・水籠池(みこもりばし・みこもりいけ)

日上山から流れ落ちる水を湛える池。山の水は水籠池を通ってさらに麓へと流れていく。その為一年を通して水質は良く、観光地となっていた当時は、周辺の遊歩道や水籠橋を散策する人も多くあった。 参道に続く橋「水籠橋」は山へと入る境界として位置づけられていた。古くは木造だったが、一縷荘の新館建築の際にコンクリート製のものへと架け替えられた。

参拝マップその14 日上山ケーブルカー(ひかみやまケーブルカー)

観光客の利便性を考えて敷設されたが、観光地として訪れるものがいなくなったため廃線となった。山の表面を削り、不知ノ森の一部を切り開くなどして敷設された日上山ケーブルカーに「祟り」の噂は絶えず、廃線となった今でも、無人車両に人影を見た、線路脇の森林に多くの人が立っているのを見た、などの噂が流れ、心霊スポットとして写真を撮りに訪れる者もいる。