Wii U スーパーマリオメーカー

更新日:2015.12.9

スーパーマリオメーカーコース作成講座 ましことヤマムラ

第五話

前回までのあらすじ

第四話をみる

鳩のヤマムラのもと、『スーパーマリオメーカー』のコースづくりのコツを学ぶましこ。前回、ましこのなみなみならぬヨッシー愛に圧倒されたヤマムラは、「ヨッシーを使ったコース」を宿題に出すことにしました。さて、ましこはどんなコースを作ってきたのでしょうか?

宿題

ヨッシーを使ったコース

ましこ
『スーパーマリオメーカー』のあそびかたなどを説明してくれるやさしいお姉さん。コースづくりの極意を学ぶため、ヤマムラのもとで修行中。 あそびかた
ヤマムラ
鳩。完全に鳩。しかし『スーパーマリオメーカー』のコースづくりの名人でもある。枝豆とからあげが大好物。

ヤマムラさん♪

ポッポ。(今日はずいぶん機嫌がいいな。)

だって今日はヨッシーを使ったコースですからね。私の大好きなヨッシーちゃんが大活やくする日ですよ。うふふ♪

ポポポ。(おおお、こんなましこ見るのはじめてだぞ……。)

今回ましこが作ったコース

ましこが作ったコースを実際にプレイできるよ

[コースID] BE0F-0000-000D-E2B9

今回はヨッシーの性能をいかすコースを考えました。(1)ふんばりジャンプで遠いところまで飛んでもらったり。(2)ファイアパックンを食べて、ここにいる敵をファイアでまとめてやっつけたり。(3)ヨッシーならドッスンに乗れるので、ドッスンで高いところに移動してみたり……。このあたりがポイントですね。

ポーポポポ。(偶然にも俺が気になった場所と同じだな。)

えっ、本当ですか!なんかイヤな予感…。

ポッポポポ!(そんな心配するな!(笑)ところで、(A)と(B)の部分だけど、これは分かれ道かい?)

はい、(A)のほうが簡単なルートで、本来のルートのつもりでつくりました。(B)のほうは雲を渡って行かないといけないので難しいんですけど、ゴールポールのてっぺんに行きやすくなっています。

ポポポ。(ましこもこんなふうに分かれ道を考えられるようになったなんて……成長を感じるわ……。じゃあ、コースをみていくか。)

ヤマムラ流! ワンポイントアドバイス

  1. (1)穴の左側にたったとき、右側の足場が見えないのが気になるね。行き先の足場は見えるようにしないとプレイヤーはこのまま進んでよいのか不安になるので、穴をせまくして右側の足場を見えるようにした。コインの置き方も工夫したんだけど、これは後で説明する。
    (1)穴の左側にたったとき、右側の足場が見えないのが気になるね。行き先の足場は見えるようにしないとプレイヤーはこのまま進んでよいのか不安になるので、穴をせまくして右側の足場を見えるようにした。コインの置き方も工夫したんだけど、これは後で説明する。
  2. (2)ヨッシーにファイアパックンを食べさせて、ファイアをはきだしてトゲゾーをまとめてやっつけようっていう意図はとてもいいけど、それがプレイヤーに伝わりにくいと感じた。ましこの配置だとファイアパックンの場所からトゲゾーが見えにくいからね。そこで、配置を変更してトゲゾーとファイアパックンの両方がよく見えるようにした。これで少しは意図が伝わりやすくなったと思う。
    (2)ヨッシーにファイアパックンを食べさせて、ファイアをはきだしてトゲゾーをまとめてやっつけようっていう意図はとてもいいけど、それがプレイヤーに伝わりにくいと感じた。ましこの配置だとファイアパックンの場所からトゲゾーが見えにくいからね。そこで、配置を変更してトゲゾーとファイアパックンの両方がよく見えるようにした。これで少しは意図が伝わりやすくなったと思う。
  3. (3)ここはいいね~!ドッスンのエレベーターだね。右上のコインで「ドッスンに乗ればいいのか」と気づかせて、いざ乗ってみると今まで見なかった左上の雲で囲まれたコインが見える。ドッスンの上に乗れるというヨッシーの特性もうまく使っているし、おみごとだぞ!
    (3)ここはいいね~!ドッスンのエレベーターだね。右上のコインで「ドッスンに乗ればいいのか」と気づかせて、いざ乗ってみると今まで見えなかった左上の雲で囲まれたコインが見える。ドッスンの上に乗れると
いうヨッシーの特性もうまく使っているし、おみごとだぞ!

ヤマムラが作ったコースを実際にプレイできるよ

[コースID] D340-0000-000D-E2BA

あれ、思っていたより辛口じゃない!でもまだ説明されていないアルファベットがいっぱいあるのが気になりましこ……。

ポ?(お、気になる?)

気になります!特にヨッシーに関するコメントが気になります!!!

ポッポ~。(ヨッシー好きだね~。じゃあちょっとアルファベットの順番が前後するけど、ヨッシーの話からしようか。前回のおさらいだけど、ヨッシーの最大の特徴は…。)

かわいいことですね

ポポポポポ。(敵を食べれることだね。)

そこがまたかわいいじゃないですか~。

ポポッポ!(またこの流れか!)ポポ、ポポポ?(でもその割には、敵の数が少ないんじゃないか?ヨッシーの敵を食べるという特徴をいかすために、もっと敵がいてもいいと思う。ということで、(D)に敵をいっぱいおいたぞ。)

なるほど。実際プレイしてみると、クリボーをパクパクっと食べられるのは、なんだか気持ちいいですね~。

ポポ、ポッポー。(あとは(E)のところだな。ちょっと変わったコインのおき方をした。これはヨッシーのふんばりジャンプの動きに合わせておいているんだ。ヨッシーを使うのが初めての人がいるかもしれないし、いきなり穴の上でジャンプさせるんじゃなくて、足場があるところで安心してジャンプの練習をしてもらうための工夫だよ。)

ヨッシーがふんばっている姿ってかわいいですよね。たまらない……。

ポーポポポ。(まぁこれは絶対必要ってわけでもないんだけどね。そんなことよりも実はもっと重大な問題がこのコースには隠れているので、その話をしたい。)

じゅ……重大な問題ですか!?

ポッ、ポーポ。(それは、ゴール前の(A)と(B)の分かれ道のところだ。)……ポポポ。(……おわかりいただけただろうか?)

えっ、なんか言い方がコワイですよ!?……いや、ちょっとわからないです。なにが問題なんですか?

ポポポポ。(それはね、上の足場にいる時、下の足場が見えないことだよ。下に何も見えないと、普通はそこに落ちたらミスになると思わない?だからここから下に降りて(A)ルートに行く人はあまりいないんじゃないかな?下に足場があると分かるのは作者であるましこ本人と、偶然ここに着地できた人くらいだと思うぞ。行き先の足場をちゃんと見えるようにしておかないとね。ということで、足場の位置を見えるように調整している。)

あぁ!そうか!わかりましこ。これで(A)ルートに行ってくれますね!

ポ、ポポポポーポ。(いや、俺はそうは思わない。足場を調整しても、下のルートのほうが本来のルートで簡単だってことがわからないし、前の方に楽しそうな(B)コースの雲がみえるから、こっちが本来のルートに見えちゃう気がするな。)

うーん、困りましこね。

ポポポポポッポ。(まぁ逆にいうと、それだけ(B)ルートが魅力的だってことだよ!そこで考え方を変えて、(B)ルートを発展させることにした。)

おお~

雲をわたった先に秘密のドアがある!(C)にワープするんですね。

ポ、ポポポポポポ。(そうそう。かくしエリアへのルートさ!ヨッシーごくろうさま!ってことで、この中はたくさんヨッシーの食べ物(敵)を置いた。)

このくるくる回っているのは……もしやスプラトゥーンのイカ!?

ポポポ、ポッポーポ。(いやいやいや、ゲッソーでしょこれ。)

おお、よく見ると!

ポポポポポポポポ!(よく見なくても分かるだろ!)

ところでふと思ったのですが、

ポポ?(何だ?)

今回(1)の穴をせまくしたり、Aの床を高くしたのは、行き先の足場をみせて進むべきルートがわかるようにですよね?

ポーポポ。(そうだよ。)

でも足場が見えないときでも、普通は自分でいろいろとルートを探そうとするんじゃないでしょうか?

ポポポポポポ?(先に足場が見えないと、「この先は行き止まりだ」と思わない?で、プレイヤーは「ここに何か見逃していたり、かくされたりしているから先に進めないのでは?」と考えて、探索を始めるかもしれない。)

何にもないのに。(笑)

ポポポポポポ。(それが問題だよ。何かあると思ってさがしたのに、実は何もありませんでした~!ってなると、プレイヤーは嫌な気分になるだろう?こういうのは作り手側の「不親切」だ。)

プレイヤーが勘違いするような怪しい場所を作ってしまわないように注意ってことですね。

ポーポー。(そうそう。もちろん、わざと行き止まりにして、次へのルートをさがしてもらうつもりで作ったコースなら大丈夫だよ。上級者向けのテクニックだな!)

穴をせまくする話で思い出したんですけど、第三回の時、スタート直後の穴をせまくしてましたよね。その理由、まだ聞いていませんでした。第三話

ポポポーポー。(あれは今回とは少し意味が違ってて、ダッシュボタンを押さなくても普通のジャンプで飛び越えられるようにするためだよ。)

なんでですか?ダッシュボタンを押すのって別にむずかしいことじゃないと思うんですけど。

ポポポ。(それが実は、・「ダッシュボタンを押す」・「十字ボタンでマリオをうごかす」・「タイミングよくジャンプする」っていう3つのことを一気にやるのは、ゲーム初心者にはけっこうむずかしかったりするんだよ。)

えー本当なんですか?

ポポポポポポポポポ。(だから、『Newスーパーマリオブラザーズ』シリーズでは基本的にダッシュボタンを使わなくてもクリアできるように作ってあるんだ。まぁスーパーマリオメーカーで遊ぶ人はマリオになれているひとが多いと思うけど、初心者を意識したコースを作るときは、こういうことも思い出してもらうといいね。)

ほうほう、勉強になりましこ。……そういう風にヤマムラさんは本当にプレイヤーのことをよく考えていますよね。ヤマムラさんのその姿勢を見て、私、わかった気がします。

ポ、ポポ?(お、なんだ?)

いままで、コースづくりのテクニックを話してきて、ちょっと難しいなって思う時もありましたけど、すべてに共通して言えることって、遊ぶ人の立場にたって考えることですよね。「楽しんでもらえるかな?」「嫌な思いはしないかな?」という感じで。ひとことで言うと……

お・も・て・な・し

ポ、ポッポ……。(ましこ、そのネタちょっと古いぞ……)ポ、ポポッポ。(一番伝えたかったことをちゃんとわかっていてくれたんだな。ならば、俺から教えることはもう何もない。)

えっ!

ポ、ポポポポ。(ましこ、これが最後の宿題だ。)

宿題

ヤマムラを超えるコース

ポポポポポ。(今回は特に制限や指定はない。ましこの最高のコースで俺を超えてみせろ!)

えーーー!

ポポッ。(この宿題を出す日が来るとは……じわっ)

ちょっと、なに泣いているんですか(笑)

ポ?ポ、ポポーポ。(は?な、泣いてねーし。)

泣いてましたー、絶対泣いてましこー。

ポーッポポ~。(泣いてません~。目にゴミが入っただけですぅ~。)

ヤマムラさんがそんなうそつきだったなんて……今日も枝豆とからあげ持ってきたんですけど、あげるのやめようかな……。

ポポポ!(嘘です泣いてました!)

やっぱりね。ヤマムラさんが感動しちゃうくらい、わたしも成長したってことですね。よーし、次回の宿題、がんばりましこ!