これは、業界団体のCESAの統計による、各暦年の日本のゲーム市場規模の推移ですが、長い間成長が見られなかった日本のゲームソフト市場は、 DSに数多くのヒットソフトが生まれたことで、 2006年にほぼ10年ぶりに大きく成長しました。


欧米では、日本の市場よりもDSによる市場の変化は少し遅く表れましたが、このように海外でも、かつてはゲームのお客様としては考えられなかったような幅広いお客様が、DSを楽しんでいただけるようになってきています。


『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』は、昨年9月日本で発売された後、4月にアメリカで、7月にヨーロッパでも発売となり、全世界で既に1400万本以上を出荷しました。ポケモンが世界中に展開されたことで、Wi-Fiによるポケモン交換がさらに進み、グローバル・トレード・ステーションにおいて、世界中のポケモンユーザーのみなさんが、Wi-Fi通信を使って、既に2000万匹を超えるポケモンを交換しています。かつては目の前の人と交換することしかできなかったポケモンの交換コミュニケーションが国境を越え、言葉を超えて、このようなコミュニケーションが世界中のDSユーザーの間で進むようにもなりました。


DSの展開に次ぐ、ゲーム人口拡大の第2のステップとして、我々は2006年12月に


まったく新しい据置型ゲーム機、Wiiを発売しました。