『ニンテンドー・ディーエス(仮称)』が
プレイヤーを将来に触れさせてくれる


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ダブルスクリーン、タッチスクリーン、音声認識、ワイヤレスとチャット
任天堂がゲームの遊び方を見直す
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2004年5月11日(米国時間)
一部の人はビデオゲームを見て、今の状態のままで良いと思っていますが、任天堂はいろいろなことを夢見て、問いかけます、「なぜ変化を望まないのですか?」

15年もの間、任天堂のゲームボーイシリーズは携帯型ゲーム機市場を独占してきました。本日E3にて、完全に人々の遊び方を変える、かつてないニンテンドー・ディーエスが全く新しいカテゴリーを生み出します。ニンテンドー・ディーエスは予定通り日本と北米では年末までに、欧州では2005年第1四半期に発売する予定です。

2画面を使うことにより、ニンテンドー・ディーエスは一瞬にして画期的な面を見せてくれます。タッチスクリーンによる入力、音声認識、ワイヤレスコミュニケーションセットといった機能は他のどのゲーム機とも区別され、目新しい独自色を示すという任天堂の熱い思いを実証しています。

「任天堂からDSを紹介された時、皆がショックを受けたと思う。」と、Activisionのvice president of global brand managementであるWill Kassoy氏。「それは素晴らしいものでした。我々の技術関係者はその能力を見てよだれをたらすほど喜び、すぐにでもプログラムを始めたいと望んだ」

コードネーム「ニンテンドー・ディーエス」、この"開発者(Developer)のためのシステム(System)"は、開発者達に新しい真っ白なキャンバスを与えましたが、これは新しいゲームをつくるためだけのものではなく、この業界全体の将来を形作っていくことでもあります。開発者−そして一般の人たちは、ニンテンドー・ディーエスがゲームを遊ぶ人たちとゲームとの関わり方を変えることによってどのように携帯型ゲーム機の業界を変えると約束ができるのかということを見るためにただ想像すればよいのです。2つの画面は同じアクションを同時に2つの違った観点から見ることが可能となります。タッチスクリーンはアイテムを取ったり、キャラクターを動かしたり、メニューを操作するなどの動作を、スクリーン上で軽くたたいたりドラッグすることで可能としています。音声認識はプレイヤーがしたい事を話し掛けるだけで実行できます。チャットソフトはテキストメッセージや手書きの文字や絵でさえも互いに送信することができます。また、ワイヤレス機能は同じ部屋にいるプレイヤー同士をつなぎ、それは国を超えることもできるようになるでしょう。

「これは非常に大きな可能性をもっている」とナムコ常務執行役員の原口洋一氏は話しています。「DSを使い、これまで可能とさえ考えられなかったゲームをつくれることは素晴らしい」

ニンテンドー・ディーエスは2つのプロセッサーを使用しており、両方の画面に3D機能、16チャンネルサウンド、また、充電式のバッテリーでバッテリー消費量が少量で済むよう設計されています。片方のメディア差込口はニンテンドー・ディーエスのカード用で、1ギガビット以上の容量となります。もう1つの差込口はゲームボーイアドバンス用ゲームと互換性を持たせ、また将来的に周辺機器を使用する可能性もあります。

「他社があなた方を少しだけ早く、これまで来たことのある同じ道へ誘導しようとする一方、任天堂はこれまで見たことも無い素晴らしい大通りへお連れいたします。」と米国任天堂sales and marketing vice president、Reggie Fils-Aimeは話しました。「我々は、誰よりも携帯型ゲーム機の市場について熟知しており、また、ニンテンドー・ディーエスが独創性と成功への道を築いていきます。」

任天堂は無敵のゲームボーイシリーズにより携帯型ゲーム機市場を開拓し完成させました。また、任天堂は常に、新しいものを紹介する会社として知られ、この産業を完全に改革しています。任天堂は4つのコントローラ接続のためのポートを取り入れた最初の会社であり、振動パックをつくった最初の会社であり、ジョイスティックからモダンなコントローラへ変えた最初の会社でもあり、キャラクターを3Dの環境で自由に操作することを可能にした最初の会社でもあります。ニンテンドー・ディーエスのユニークな特徴は伝統に基づいていますが、将来への可能性の源でもあります。きっとプレイヤーを驚かせることでしょう。

「任天堂は全く新しいゲームプレイ体験を提供することによりまたもやさらなる躍進をしている。任天堂独特のやり方である。」とUbisoftのpublishing vice presidentであるJay Cohen氏。

全世界で100以上もの会社がソフト開発キットを受け取り、ニンテンドー・ディーエスのための開発をすすめています。任天堂による開発中のゲームには新しいスーパーマリオゲーム、メトロイドゲーム、メイド イン ワリオゲームや、簡単なテキストや写真のメッセージを送ることのできるPicto Chatなどがあります。3rdパーティもまたActivisionの「Spider-Man 2」、Ubisoftの「Rayman」、THQの「SpongeBob Square Pants」、コナミの「Yu-Gi-Oh!」、セガの「Sonic」、ハドソンの「Bomberman」、EAの「Need for Speed」、ナムコの「Pac-Man」などのタイトルを開発中です。

「THQは過去何年も任天堂の携帯型ゲーム機を支持してきましたが、非常に成功しています。今後も任天堂のニンテンドー・ディーエスで計画されている多くの新しい機能を楽しみにしています」とTHQのsenior vice president of worldwide marketing、Peter Dille氏。

ニンテンドー・ディーエスの正式な名称、価格、発売タイトル等につきましては後日発表いたします。

以 上

※2004年5月12日発表





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